更新日 2024.4.10

【2024年度】中央大学の偏差値・学費など気になる大学事情を徹底解説!

みなさんは、中央大学法学部についてどのくらいご存じでしょうか。

関東の難関私立大学を表現するGMARCHにも属しているほど有名で勉強面・スポーツ面において中央大学は非常に優秀です。

そんな中央大学の法学部はどのような学部なのか。

入試の難易度はどのくらいなのかをご紹介したいと思います。

中央大学ってどんな大学?

中央大学の基本情報
正式名称 中央大学
大学設置年数 1920年
本部所在地 東京都八王子市東中野742-1
キャンパス 多摩キャンパス/後楽園キャンパス/市ヶ谷キャンパス/市谷田町キャンパス
学部 法学部/経済学部/商学部/理工学部/文学部/総合政策学部/国際経営学部/国際情報学部
研究科 法学研究科/経済学研究科/商学研究科/工学研究科/文学研究科/総合政策研究科/法務研究科(ロースクール)/戦略経営研究科(ビジネススクール)

法学部は、茗荷谷キャンパスになります。

一般的には、「中央」や「中大」と略して呼ばれる事が多いです。

※中央大学法学部は、2023年4月から茗荷谷キャンパスに移転になります。

法学部ならではの魅力とは?

中央大学法学部は、中央大学の看板学部であり、MARCHに設置されている法学部の中でも法科大学院進学者数がトップで多いことで有名です。

実際、司法試験に合格する手段の一つである予備試験の合格者数では、東京大学・慶應義塾大学に次いで3位に位置しているなどレベルが高い学部であることがわかります。

また、中央大学法学部は東京の多摩キャンパスから2023年に文京区の新キャンパスに移転することが決定しています。

法学部の設置している学科について

法学部設置学科
法律学科 国際企業関係法学科 政治学科

それぞれの学科で学びのテーマや目標が違いレベルの高い専門知識を学ぶことができます。

法律学科

法律学科設置コース
法曹コース 公共法務コース 企業コース

主に法律家として社会問題を考えられるような思考力、論理力、法的知識を身につけることを目的としています。

法律学科では、1年次から少人数のゼミや実務法曹の講義、インターンシップなど、多様な授業があります。

また、法律学科は生徒の目標に合わせて「法曹コース」、「公共法務コース」、「企業コース」に分かれています。

「法曹コース」は、基本法律科目について深く学んでいくため、裁判官・検察官・弁護士を目指している人におすすめのコースです。

「公共法務コース」は、法律科目に加えて政策や財政についても勉強できるため、公務員を希望してる人に向いています。

最後に、「企業コース」は、先端法律科目や外国法などを含んだ幅広い科目を学べるため、民間企業への就職を希望している人におすすめです。

国際企業関係法学科

主に国際的な法と経済を学ぶことで国際問題を解決できるくらいのグローバルな視点と基礎知識を養うこと目的としています。

同時に国際社会でもコミュニケーションが取れるように英語能力を高めます。

カリキュラムの中では、多くの専門教育科目を通して法律の知識を学ぶだけではなく、現代の国内外の社会の中での企業の役割を学ぶことができます。

政治学科

主に政治学・法学・経済学のバランスのとれた基礎知識を身につけ様々な現代的問題に対する対応力を養うのが目的です。

政治学科は生徒の目標に合わせて「公共政策コース」、「地域創造コース」、「国際政治コース」、「メディア政治コース」に分かれています。

「公共政策コース」と「地域創造コース」は、法と政策の関係について勉強できるため、公務員を目指す人におすすめです。

「国際政治コース」は、国際政治や国際法を学べるため、国際公務員や国際的に働きたいと考えている人におすすめのコースになります。

「メディア政治コース」は政治や社会とコミュニケーションの関係性を学べるので、ジャーナリストを目指す人に向いています。

 

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✔中央大学法学部は2023年4月から茗荷谷キャンパス

✔中央大学法学部設置学科は法律学科・国際企業関係法学科・政治学科の3つ

✔学科の中でも専攻コースが複数ある

中央大学法学部の入試について

中央大学法学部が実施している入試方法は以下の通りです。

  • 6学部共通選抜(4科目型/3科目型)
  • 学部別選抜 一般方式(4科目型/3科目型)
  • 学部選抜 大学入学共通テスト併用方式
  • 大学共通テスト利用選抜 前期選考(5教科型/3教科型)
  • 大学共通テスト利用選抜 後期選考
  • チャレンジ入学試験
  • 英語運用能力特別入学試験

ここからは、各入試の詳細について説明していきます。

6学部共通選抜(4科目型/3科目型)

学部共通の問題で試験を行うため、1回の試験で複数の学部や学科に出願することが可能です。

試験問題は共通で外国語(英語)、国語(漢文を除く)、地理歴史・公民、数学の中から3教科3科目で合否がでます。

法学部は4教科で受験することもできて、3教科と4教科の併願も可能となっています。

学部別選抜 一般方式(4科目型/3科目型)

ここでは2023年度の中央大学法学部一般入試の受験科目についてご紹介します。

4教科型
外国語 英語(コミュニケーション英語Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ、英語表現Ⅰ・Ⅱ)
国語 国語総合(漢文を除く)
地理歴史・公民 世界史B、日本史B、政治・経済から1科目選択
数学 数学(数学Ⅰ、数学Ⅱ、数学A、数学B〈数列、ベクトル〉)

 

3教科型
外国語 英語(コミュニケーション英語Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ、英語表現Ⅰ・Ⅱ)
国語 国語総合(漢文を除く)
地理歴史・公民
数学
世界史B、日本史B、政治・経済、数学(数学Ⅰ、数学Ⅱ、数学A、数学B〈数列、ベクトル〉)から1科目選択

学部別選抜 一般方式(4科目型/3科目型)の配点や試験時間について

  科目 試験時間 配点
4教科型 外国語 90分 150点
国語 60分 100点
地理歴史・公民 60分 100点
数学 60分 100点
3教科型 外国語 90分 100点
国語 60分 100点
地理歴史・公民 60分 100点

学科によって、配点が異なる場合があるので、詳細は中央大学の公式HPをご覧ください。

学部選抜 大学入学共通テスト併用方式

ここからは、大学入学共通テスト併用方式について説明していきます。

  科目 試験時間 配点
個別試験 外国語 90分 200点
大学入学共通テスト 外国語 100点
国語 200点
地理歴史・公民/数学/理科 各100点2科目200点

大学共通テスト利用選抜

ここからは、大学共通テスト利用選抜(単独方式)について解説していきます。

  科目 試験時間 配点
5教科型(前期・後期) 外国語 200点(後期150点)
国語 100点
地理歴史・公民/数学/理科 各100点3教科300点
3教科型(前期のみ) 外国語 300点
国語 200点
地理歴史・公民/数学/理科 200点

前期選考と後期選考があります。

合否は、大学共通テストの科目の得点のみで判断されます。

チャレンジ入学試験

チャレンジ入学試験では、リーガル部門・パブリック部門・グローバル部門の3部門で募集をしています。

全体で30名ほどの募集です。

1次試験で書類審査を行い、2次試験で講義理解試験と面接を行って合否を出します。

英語運用能力特別入学試験

英語運用能力特別入学試験は、15名募集していて、英語の能力を必要とするため、スコアを提出する必要があります。

入試倍率

ここでは各年ごとの合格倍率を一般入試と、大学共通テストの2つを例に挙げてご紹介します。

一般入試

  志願者数 合格者数 倍率
2020年 15,895 4,956 3.2
2021年 14,953 5,293 2.8
2022年 11,244 3,905 2.9

一般入試の近年の倍率は、約3.0倍であることがわかります。

大学共通テスト利用

  志願者数 合格者数 倍率
2020年 8,398 3,105 2.7
2021年 7,892 3,226 2.4
2022年 4,679 2,114 2.2

大学共通テスト利用の近年の倍率は、約2.2~2.7倍であり、倍率はやや下がっている傾向があることがわかります。

下がっている傾向も含め、一般入試よりも大学共通テスト利用のほうがやや競争率は低めです。

受験対策法

英語対策

法学部を受験するにあたって一番重要視されるのは英語能力です。

一般入試の配点も英語が一番高いのでまず対策すべきは英語です。

全体の英文量が多く、文法などの知識を問われる問題が出やすい傾向にあります。

その他教科対策

4教科型、3教科型によって教科は変わりますが中央大学法学部の合格点は6割以上と言われていますので7割以上の点数を取ることを目標に対策しましょう。

合格点以上をとるためには、自分の苦手な分野を洗い出し徹底的に対策するのが最も効果的です。

 

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ここでは、中央大学法学部の受験対策におすすめの塾・予備校として大学受験予備校のトライ総合型選抜専門塾AOIの2つを紹介します。

大学受験予備校のトライ

      

大学受験予備校のトライの基本情報
対象学年 大学受験生(新高3生、高卒生)
地域 全国各地(北海道から九州まで)
指導形式 完全個別マンツーマン授業

完全個別カリキュラム

大学受験予備校のトライでは、オーダーメイドカリキュラムを作成してくれます。

現状の学力と合格に必要な学力から合格に本当に必要な学習を明確にします。

合格に本当に必要な学習を学習計画に入れることで、他の受験生との差を埋めて逆転合格も可能にしています。

サポートも充実

大学受験予備校のトライでは、毎週難関大生コーチの週次コーチングがあり、1週間の学習状況を一緒に確認し、状況に応じて計画を練り直します。

毎週学習計画を確認するため、確実に必要な学習をすべてやり遂げることができます

大学受験予備校のトライの口コミ・評判

1対1なので、解らない所をその場ですぐにしっかり教えてもらえるので、わかりやすい。

それと勉強の仕方とかも教えてもらえるので助かります。

授業を受けるだけではなく、どのように勉強に取り組めばよいのかも指導してくれます。

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総合型選抜専門塾AOI

総合型選抜専門塾AOIの基本情報
対象 高校生・高卒生
授業形態 個別指導・集団指導・オンライン
特徴 圧倒的な合格率を誇る総合型選抜専門塾
展開地域 東京・神奈川・京都・大阪・兵庫・オンライン校

総合型選抜専門塾AOIの特徴

総合型選抜専門塾AOIは、過去1,000名以上、93%を超える合格率を達成している総合型選抜専門塾です。

クラス分けはなく、入塾時の学力・能力で志望校を選定することはありません
生徒の成長を重視した志望校選定・対策を実施していきます。

総合型選抜専門塾AOIの強み

総合型選抜専門塾であるAOIだからこそ保持している入試情報を活用した対策指導を行なっています。

総合型選抜方式で中央大学法学部を受験しようと考えている方は是非入塾を検討してみてください。

総合型選抜専門塾AOIの口コミ・評判

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【中央大学法学部】卒業生の主な進路(2022年度)

ここでは2022年度卒業生の主な就職先についてご紹介します。

進路分布

法学部の進路分布
就職者 74.4%
ロースクールなど進学者 17.2%
その他 8.4%

ロースクールとは主に法曹を目指し勉強をするための大学院のようなものです。

中央大学法学部の卒業生には、法曹を目指し進学する学生が多くいます

また、進学以外でいえば国家公務員・地方公務員等に就職する卒業生も多く、法学部での学びを活かした就職先を選ぶ学生が多いことがわかります。

就職先企業

企業名 法律学科 政治学科 国際企業
関係法学科
合計
東京都庁 17 10 3 30
国税庁 8 5 2 15
神奈川県横浜市役所 4 4
りそなホールディングス 5 1 6
地方裁判所 3 1 1 5

進路先は主に国家公務員や地方公務員などで活躍している卒業生が多いです。

また、ロースクールを始めとする大学院に進学する生徒も数多く、弁護士・裁判官・検察官として活躍するためにさらなる勉強をしています。

✔国家公務員や地方公務員などで活躍している卒業生が多い

✔ロースクールを始めとする大学院に進学する生徒も多数

まとめ

いかがだったでしょうか。

中央大学法学部は難関で志願者数も多く狭き門ですが合格し、大学で学ぶことができるようになれば社会に出ても優位な位置を確保することができます。

多くの学習塾が分析し対策を練り様々な情報を提供してくれますが最後に勉強するのはあなたですので諦めずひたむきに努力しましょう。

今回ご紹介した内容がすこしでも役に立てば幸いです。

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【初心者でもわかる】この記事のまとめ

「中央大学法学部」に関してよくある質問を集めました。

中央大学法学部の偏差値は?

中央大学法学部の偏差値は55~65となっています。中央大学といえば多摩キャンパスが有名ですが、今後移転の計画も出ているそうです。より通いやすくなり、中央大学の人気も更に高まっていくのではないでしょうか。
中央大学法学部は法学部の中でもトップクラスで、法科大学院に進学し、法律家を目指す方が多くいます。

法学部の設置している学科は?

法学部は、法律学科・国際企業関係法学科・政治学科が設置されています。また、法律学科では、生徒の目標に合わせて法曹コース・公共法務コース・企業コースに分かれています。また、政治学科も公共施策コース、地域創造コース、国際政治コースに分かれています。

中央大学法学部の就職状況は?

東京都庁・国税庁・神奈川県横浜市役所など法学部という専門性を活かした業界に就職した卒業生が多いようです。また、法律家を目指すロースクールへの進学者は14%を超えており、法律家を目指すには最適な大学・学科といえます。

この記事を企画・執筆した人
-StudySearch編集部-
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