中央大学の総合政策学部とは?偏差値・入試情報・評判・学費・特徴をご紹介
みなさんは、総合政策学部と聞いてどのようなことを学ぶ学部と思うでしょうか。
入試などでは、文系科目が課せられており、文学や国際的なことについて学ぶと考えている人が多いでしょう。
今回は、そんな総合政策学部の1つの例として中央大学総合政策学部についてご紹介します。
総合政策学部の特徴や学ぶ学問などをふまえてご紹介してきます。
中央大学総合政策学部に興味がある方、受験を考えている方も必見の内容です
■まとめ
中央大学の総合政策学部の特徴
ここでは、中央大学総合政策学部についてご紹介します。
中央大学総合政策学部の基本情報 | |
---|---|
創立 | 1993年(平成5年) |
キャンパス | 多摩キャンパス |
特徴 | 様ざまな社会において「よりよい社会づくり」に貢献できる人材の育成をしている。 |
中央大学とは?
中央大学は、イギリス流の経験主義・合理主義を基礎としてその伝統を守りつつ教育しています。
学びの基礎的な部分から応用的な部分、研究などを通して、幅広い教養と異文化に対する理解とコミュニケーション能力を養っています。
4年間を通して高度な専門性を身につけ、国際社会で活躍できる人材を育成しています。
総合政策学部は何を学ぶ学部?
総合政策学部とは
総合政策学部とは、貧困問題や格差問題などの1つの学問領域からでは解決することが難しい問題に対して、多角的な分野を身につけ総合的に解決に挑んでいる学部のことです。
総合政策学部は実学主義が多く、理論などで述べるよりも実際に働いたときにどのように役に立つのかを重要視しています。
慶應義塾大学の総合政策学部との違い
中央大学総合政策学部は、政治学や法律学、経済学などを幅広く学ぶことで実際の政治について考えていきます。
対して慶応義塾大学総合政策学部は、政治学や法律学、経済学などに加えてさらに多くの学問領域について学びます。
どちらも大きな差はありませんが、見方によっては慶応義塾大学総合政策学部は、学問が多く入りすぎているため本来の総合政策、政策科学が見えにくくなっているともいえます。
総合政策学部にはどんな学科があるの?
- 政策科学科
- 国際政策文化学科
政策科学科
政策科学科は、政治学や法律学、経済学を通して、社会科学の視点から様々な問題について考えていきます。
国際政策文化学科の科目も履修することができるため、国際的な観点や文化をふまえて社会問題に対して解決策を見出せるような能力を身につけます。
具体的には、総合政策とは何かという大きな議題やシステム化・組織化社会の犯罪政策などの議題に対して研究し、自分なりの答えを導き出す必要があります。
国際政策文化学科
国際政策文化学科は主に、宗教学、比較文化研究、地域研究、国際交流論などを学ぶことで国際的な文化理解に努めている学科です。
政策科学科の科目を履修することが可能なため総合政策的な観点も養うことができます。
英語に加えて外国語をもう1つ学ぶことができるため国際社会で活躍できる可能性を高めています。
✔総合政策学部は様々な学問を学ぶ
✔政策科学科は社会科学の視点から問題解決に取り組む
✔国際政策文化学科は国際的な文化理解に努める
中央大学総合政策学部の偏差値
総合政策学部の偏差値
偏差値
ここでは、中央大学総合政策学部の偏差値についてご紹介します。
総合政策学部の偏差値 | |
---|---|
総合政策学部偏差値 | 57.5~60.0 |
政策科学科偏差値 | 60.0 |
国際政策文化学科偏差値 | 57.5 |
共通テスト得点率
ここでは、中央大学総合政策学部の共通テスト得点率についてご紹介します。
共通テストの得点率 | |
---|---|
政策科学科得点率 | 81% |
国際政策文化学科得点率 | 80% |
総合政策学部の合格最低点と倍率
ここでは、中央大学総合政策学部の合格最低点と倍率についてご紹介します。
年度 | 合格最低点 | 倍率 |
---|---|---|
2022年 | 175点 | 3.3 |
2021年 | 173点 | 3.6 |
2020年 | 164点 | 5.7 |
他の学部と偏差値を比べると?
総合政策学部とその他の学部の偏差値を比べてみましょう。
他の学部との比較 | |
---|---|
法学部 | 57.5~65.0 |
経済学部 | 57.5~60.0 |
商学部 | 57.5~60.0 |
理工学部 | 55.0~60.0 |
文学部 | 57.5~60.0 |
総合政策学部 | 57.5~60.0 |
国際経営学部 | 60.0 |
国際情報学部 | 60.0~62.5 |
一番偏差値が高い学部は法学部で、その次に国際情報学部でした。
その他の学部は大きな差はなく、総合政策学部は中央大学の中では標準的な偏差値のようです。
✔総合政策学部の偏差値は57.5~60.0
✔大学共通テストの得点率は80%以上
✔中央大学の中では標準的な偏差値
中央大学総合政策学部の入試情報・学費
総合政策学部の入試詳細
統一入試
ここでは総合政策学部の統一入試についてご紹介します。
統一入試の基本情報 | |
---|---|
募集人数 | 政策科学科25名 国際政策文化学科 25名 |
出願期間 | 2023年1月5日(木)~1月24日(火) ※締切日消印有効 |
試験日 | 2023年 2月9日(木) |
合格発表日 | 2023年 2月20日(月) |
入試科目 | 地理歴史・公民、英語、国語、数学 |
一般入試
ここでは総合政策学部の一般入試についてご紹介します。
一般入試の基本情報 | |
---|---|
募集人数 | 政策科学科30名 国際政策文化学科 30名 |
出願期間 | 2023年1月5日(木)~1月24日(火) ※締切日消印有効 |
試験日 | 2023年 2月16日(木) |
合格発表日 | 2023年 2月26日(日) |
入試科目 | 英語、国語 |
総合政策学部の入試出題傾向
英語の出題傾向
中央大学総合政策学部の英語は、大問9題で構成されており、全問マークシート方式を採用しています。
長文読解問題は、英文量が多いため素早く読み解き、情報量に惑わされないようにする必要があります。
長文問題の他に、語彙問題や文法問題などもあるため、総合的な英語能力が必要になります。
英単語の学習は入念にしておかないと読み解ける問題も解けなくなってしまい不利なります。
十分な対策をしましょう。
国語の出題傾向
中央大学総合政策学部の国語は、大問3題で構成され、全問マークシート方式を採用しています。
年度によっては記述式解答型の問題もあるため過去問などを通して対策しておきましょう。
現代文や古文からの出題が多い傾向にあり、現代文は文章の大筋を捉え、設問と照らし合わせながら解きましょう。
古文は、文法問題や和歌の解釈・修辞法問題などがよく出題される傾向にあるため文法などをよく勉強しましょう。
総合政策学部の学費
ここでは総合政策学部の学費についてご紹介します。
総合政策学部の学費(税込) | |
---|---|
入学金 | 240,000円 |
授業料 | 1,029,800円 |
実験実習料 | 50,000円 |
施設設備費 | 267,100円 |
諸会費 | 15,000円 |
合計 | 1,601,900円 |
✔一般入試の試験科目は英語と国語の2科目
✔過去問による十分な対策が必要
✔総合政策学部の初年度学費合計は1,601,900円
中央大学の総合政策学部に合格するための勉強法
国語・英語の学習に特化する
中央大学総合政策学部の一般入試の試験科目は英語と国語の2科目です。
英語の配点は150点満点、国語は100点満点となっています。
合否判定には英語に基準点が設けられています。
国語の点数がどれだけ伸びても英語の点数が基準点を下回ってしまうと不合格になるため注意しましょう。
英語に対して重きを置いているため英語の対策に大部分を費やしつつ国語の対策をしていきましょう。
英語は長文読解に注意
英語の問題において一番難しいのが長文読解問題です。
限られた時間の中で多い英文量を読み解かなくてはならないため、日頃から長文読解の練習をしておきましょう。
なるべく時間を計り、どのくらいの時間で解くことができるのか把握しておくと有利に進めることができます。
また、英文読解は慣れることが重要です。
過去問などを通して傾向を掴みつつ、様々な長文にチャレンジしてみましょう。
国語は頻出問題対策が必要
国語は、現代文と古文の分野から出題されやすい傾向にあります。
特に古文に関しては文法問題や和歌の解釈・修辞法問題が頻出とされています。
しっかりと対策をして簡単なところから固めていくと高得点に繋がりやすくなります。
現代文は、評論文からの出題が多く、文章を全て読む時間を考慮すると足りなくなってしまう可能性があるため設問を先に読み、把握しておくとスムーズに問題を解けるでしょう。
✔本気で受かりたいなら英語と国語に特化しよう
✔それぞれの科目の傾向を読み取ろう
✔英語には基準点は設けられていることに注意
中央大学総合政策学部の評判・就職先
総合政策学部の良い口コミ
授業について
ここでは、授業の口コミについてご紹介します。
総合政策学部の1番のメリットだと思いますが、1つの科目を専攻するのではなく、浅く広くいろんな学問を学べるような授業が沢山あるのでとても有意義です。
語学を中心に、第二言語や経済や法の勉強など他の学部ではなかなか実現できないカリキュラムだと思います。
授業は、様々な学問を幅広く学ぶことができるため好評です。
また、語学に関しても深く学ぶことができるなど生徒の目的に沿ってカリキュラムを進めることが可能です。
就職について
ここでは、就職の口コミについてご紹介します。
就活のサポートは積極的でそこそこ良いとこいってる人たちが多い印象です。
総合政策学部の生徒は様々な分野へ就職しているようです。
就活のサポート体制も整っているため、充実しています。
総合政策学部の悪い口コミ
アクセスについて
ここでは、アクセスの口コミについてご紹介します。
モノレールしか通っていなくてとても不便、満員電車に毎日揺られていた
キャンパスの立地が良くないため交通アクセスが悪いようです。
大学の近くに住むと通いやすくなるでしょう。
学校生活について
ここでは、学校生活の口コミについてご紹介します。
人それぞれ…学部独自のサークルもあるためそこで親睦を深めている人も多いんだと思います。
現在はコロナウイルスの影響もあり充実しているという意見はあまりありません。
サークルの種類は多いですが人それぞれなようで参加していない人も多いようです。
中央大学総合政策学部の就職先
ここでは中央大学総合政策学部の主な就職先についてご紹介します。
主な就職先 | 人数 |
---|---|
明治安田生命保険 | 4名 |
東日本旅客鉄道 | 3名 |
日本生命保険 | 3名 |
NTTデータ・アイ | 2名 |
アドベンチャー | 2名 |
ジェイック | 2名 |
ニチイ学館 | 2名 |
みずほフィナンシャルグループ | 2名 |
りそなホールディングス | 2名 |
レイス | 2名 |
総合政策学部の就職先は大手保険会社からJRなど様々な分野に就職しています。
大手企業に就職している実績があるため将来的な不安は少ないでしょう。
✔授業は幅広い学問が学べるから好評
✔立地の影響もありアクセスが悪い
✔大手企業への就職実績がある
中央大学の総合政策学部合格におすすめの塾
個別指導塾TOMAS
ここではTOMASの基本情報についてご紹介します。
TOMASの基本情報 | |
---|---|
対象学年 | 小学生・中学生・高校生 |
指導形態 | 完全個別指導(1対1) |
展開地域 | 東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県 |
個別指導塾TOMASの特徴
個別指導塾TOMASは、主に以下の特徴があります。
個別指導にて自分のペースで学習を進めたい方や苦手な教科などを克服したい方におすすめです。
- 合格逆算カリキュラムでワンランク上の大学へ
- 完全1対1の個別指導
- 対面授業により常に緊張感のある学習環境
個別指導塾TOMASは、合格逆算カリキュラムを始めとして生徒一人ひとりに合わせた指導法を取り入れています。
対面授業は生徒一人、講師一人で行い、ホワイトボードを使用してわかりやすく説明してくれます。
常に緊張感のある環境の中集中して学習に取り組むことができます。
個別指導塾TOMASの料金
個別指導塾TOMASの詳しい料金は公表されておりませんので詳しい方はお近くの教室までお問い合わせください。
✔独自のカリキュラムによる効果的な指導
✔個別指導により各生徒を重視した指導をしている
✔対面による緊張感のある指導
まとめ
中央大学総合政策学部は、一般的な他の学部とは異なり様々な学問領域に関して学ぶことができる学部です。
学科は政策科学科と国際政策文化学科の2つがあり、国際社会などで活躍できる人材を育成しています。
偏差値は60前後と高く毎年多くの受験生が受験しています。
総合政策学部のある多摩キャンパスは、立地が良くなく交通アクセスが悪いため、遠くから通う場合には注意が必要です。
将来、様々な分野で働き社会貢献をしたい人におすすめの学部です。
【初心者でもわかる】この記事のまとめ
「中央大学 総合政策学部」に関してよくある質問を集めました。
中央大学総合政策学部の偏差値は高い?
中央大学総合政策学部の偏差値は57.5~60.0で中央大学の他の学部と比べると標準レベルといえます。一般的にみれば偏差値のレベルは高く、難関であり、十分な学力と試験対策をしないと合格はできません。一般入試は英語と国語の2科目で特に英語の試験結果を重要視しています。
中央大学総合政策学部の評判は良い?
中央大学総合政策学部は、様々な学問を幅広く学ぶことができるという特徴から多くの生徒が集まってきています。就職先も充実しており、大手企業に就職している実績を毎年残しています。学べる学問の多さから就職先の視野が広く、自由度が高いです。しかし、立地の関係上交通アクセスが悪いため通う際には注意しましょう。
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