この記事では小学生の国語の勉強法・国語が苦手に感じてしまう原因やおすすめの問題集、講座などをご紹介します。
小学生の国語の勉強のやり方がわからない方や、成績が上がらないことに悩んでいる方はぜひ、この記事を読んでみてください。
記事の最後には読解力を上げるのにおすすめの塾も紹介しているので、塾で国語の授業を受けてみたいと考えている方は最後までご確認ください。
■まとめ
ここでは、小学生がなぜ国語が苦手なのか原因を4つご紹介します。
読解力がないと問題の意味が読み取れず、的外れな解答をしてしまいがちです。
読解力が不足している原因としてインターネットや携帯電話の普及があります。
主語と述語が整った文章が書けなくなっている子どもがいるなどSNS普及の影響は大きいです。
また、長い文章を読めなくなっている子どもが年々増えてきており、礼儀正しさが言葉から生まれなくなっているのが現状です。
文章の読み書きに慣れておらず、文章構成力が低いことも原因として挙げられます。
作文を書くうえで重要な構成能力が低いと国語では点数が取りにくい傾向にあります。
短い文章からでよいので、読み書きに慣れていくと良いでしょう。
おすすめは日記を書くことです。
文章の起承転結を意識して書くことで文章構成力は少しずつ上がります。
語彙力が足りていないと漢字や単語の意味が分からないという問題が発生します。
読解力同様に語彙力が足りないと問題の意図を読み取れないため、間違いが多くなります。
語彙力がないと教科書を読んでいても途中でつまずき、意味が分からなくて読むのを止めてしまいやすいため、注意が必要です。
国語力は人と話し、触れ合い、交流することで高められていきます。
親をはじめ、おじいちゃんやおばあちゃん、兄弟姉妹など、多くの人と接触することで表現力が豊かになります。
しかし昨今は、家庭の教育力や地域の機能の低下により、コミュニケーションの不足が生じて、子どもの国語力が低下しています。
そのため、読み書きや会話を意識した生活を心がけてみましょう。
小学生がなぜ国語が苦手なのかご紹介しました。
では、苦手を克服するにはどのような勉強をすればよいのか気になる方も多いでしょう。
ここでは、国語のおすすめの勉強法や教え方について解説していきます。
まずは、漢字・ことわざ・文法の勉強法・教え方について見ていきましょう。
漢字はただ書いて暗記するよりも漢字の形と意味を理解しながら暗記したほうが頭に残りやすいです。
また、その漢字を使った熟語を複数覚えることで脳に定着しやすく、普段でも使えるようになります。
漢字を覚える時は丁寧にゆっくりと文字や書き順を覚えます。
ただ量をこなして暗記をするよりもはるかに効率が良いでしょう。
ことわざや慣用句には似た意味の言葉が多く、混同してしまうことがあるでしょう。
そのため、ことわざや慣用句を覚える時は区別して同時に覚える勉強をすると良いです。
また、漢字にもいえることで同音異義語など間違えやすい漢字があります。
同様に覚えることで、違いをしっかり理解できれば間違えなくなるためおすすめです。
漢字の場合は、漢字ドリルを1日最低1ページ行いましょう。
時間としては20分~30分程度で済みます。
ことわざ・慣用句は、1日5個程度覚える勉強を続けることをおすすめします。
勉強時間は漢字と同様に20分~30分程度なので合計で1日約60分は勉強が必要です。
できれば、本当に理解しているのか、家事の合間を活用してお子さんに確認をすると良いでしょう。
次に読解問題の勉強法・教え方をご紹介していきます。
国語のテストでは、穴埋め問題に「しかし」や「たとえば」などの接続詞を答える問題が出題されます。
接続詞をしっかりと理解することで文章の流れや構造などが分かってきます。
文章の流れを掴むことは問題を解くうえで非常に重要なため、接続詞などを意識して読むように心がけましょう。
筆者の主張なのか例なのか意識しながら文章を読んでいる人は少ないでしょう。
国語では、筆者の主張から自分の意見を述べる問題や、例から意見を主張する問題などが出題されます。
そのため、筆者の主張か例なのかを区別できるようになると、的確な意見を述べやすくなります。
読解問題にはなるべく時間をかけると良いでしょう。
読解問題の勉強は1日30分程度が目安です。
勉強の時間がなかなか取れない場合は読書を続けるだけでも少しずつ読解力が向上します。
読書をする時は、接続詞や文の構成を意識して楽しみながら読みましょう。
最後に作文問題の勉強方法について詳しく解説していきます。
作文では、「起承転結」がしっかりしていることが前提として求められます。
自分の書きたいことを好きなように書いていると文章の流れがバラバラになってしまうため、作文のテンプレートを覚えると良いでしょう。
起承転結を意識しながら作文を書いていけば、自分の中で書きやすい型が出来上がってくるためおすすめです。
作文力を鍛えるなら、読書をすることは欠かせません。
読書をすることで短い文章から長い文章まで体感することが可能です。
また、筆者によってさまざまな言い回しを体感できるため、自分で作文を書く時に真似をして書くだけでも勉強になります。
読書は作文の勉強のみならず、読解力の向上も見込めるため国語で点数を取りたいなら必須といえるでしょう。
作文は、いきなり長い文章を書いていくと小学生にとってはかなり酷な作業になります。
おすすめは、日記をつけることから始めると良いです。
短い文章の中で、文の構成を意識できれば作文に徐々に慣れていくでしょう。
毎日日記をつけるだけでも良いですが、できれば読書も15分程度で良いので行うと更に上達します。
ここからは、小学生におすすめの問題集について4つほどご紹介します。
小学校6年生までに必要な作文力が1冊でしっかり身につく本 | |
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出版社 | かんき出版 |
価格 | 1,320円(税込) |
対象者 | 小1~小6 |
難易度 | 簡単 |
文章能力を上げるなら「小学校6年生までに必要な作文力が1冊でしっかり身につく本」がおすすめです。
書くことが苦手な小学生のために作られた、徹底的にやさしい作文入門書となっています。
「何を書いていいかわからない」「原稿用紙が埋まらない」など多くの悩みを解消できる内容となっているため、気になる方はぜひチェックしてみてください。
こども語彙力1200 | |
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出版社 | KADOKAWA |
価格 | 1,760円(税込) |
対象者 | 小3~小6 |
難易度 | 普通 |
漢字・ことわざなど語彙力を向上させるのにおすすめなのは、「小学3年生から始める!こども語彙力1200」です。
小学校を卒業するまでに覚えておきたい日本語を1200単語収録しています。
問題はテスト形式で出題されるため実戦さながらの勉強をすることが可能です。
中学受験を視野に入れた国語の対策をしたい方に特におすすめの内容となっています。
小学3年生から始める!こども語彙力1200 | |
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出版社 | しょうがく社 |
価格 | 880円(税込) |
対象者 | 小1~小3 |
難易度 | 難しい |
読解力を上げるならこの1冊、「ハイレベ100シリーズ」について詳しくご紹介いたします。
ハイレべ100シリーズでは、「漢字編」「国語編」「読解編」に分けられています。
比較的難易度は高めのため、できるところからクリアしていくとお子さんも無理なく勉強を進められるでしょう。
価格は880円と高くはないため、読解力があまりないなと感じる場合は、試してみると良いでしょう。
家庭教師のアルファの基本情報 | |
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対象 | 小学生、中学生、高校生 |
授業形式 | 訪問型指導、オンライン指導 |
特徴 | プロ家庭教師の完全個別指導なのに破格の安さ |
家庭教師のアルファの魅力
家庭教師のアルファの講師は、採用率5%以下の選び抜かれた講師陣のみで構成されています。
学習指導のレベルが高いだけでなく、マナー、意欲、コミュニケーション能力などの人間性も高い講師が多く在籍しています。
さらにアルファが採用しているのは、学生アルバイトではなく社会人のみとなっているため、より子どもの目線に立った指導を実施してくれます。
家庭教師のアルファが作成する週間学習計画表によって、毎日の勉強習慣を身に付けることができます。
週間学習計画表は毎回の指導時に渡され、1週間分の勉強を細かくスケジューリングしたものとなってり、生徒がなにを勉強すればいいかわからないという状況になることを防いでくれます。
また、指導時には毎回の計画表を振り返り、良かった部分や悪かった部分を明確にすることで、より効果的な学習を行うことに繋げます。
家庭教師のアルファでは、保護者の方とのコミュニケーションを大切にしています。
毎回の指導終わりに 講師から子供の学習状況を伝えてもらえるため、保護者もしっかりと子供の学習状況を把握することが出来ます。
細かく指導報告をしてくれるため、保護者も安心して預けられます。
家庭教師ファーストの基本情報 | |
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対象 | 小学生・中学生・高校生 |
対応エリア | 全国47都道府県に展開 |
指導形式 | 完全個別指導 |
特徴 | 生徒に寄り添う学習指導 |
家庭教師のファーストは、生徒に寄り添う学習指導に定評がある個別指導塾です。
家庭教師のファーストの魅力
生徒一人ひとりの目標やニーズに合わせた学習指導を提供しています。
苦手対策や志望校対策など、さまざまなニーズに対応しているため、あらゆる方におすすめと言える個別指導塾です。
創業20年の歴史の中で培った確かな学習指導を通じて、多くの生徒の目標達成を後押ししています。
苦手克服授業では、生徒の苦手を根本から指導しています。
小学校の学習で生まれた苦手は、中学校での学習にも悪い意味で大きな影響を与えます。
そのため、この授業では生徒の苦手を確実に解消して学び残しをなくしていきます。
苦手を根本から解決して、生徒が気持ちよく中学校入学を迎えられるよう、基礎からの指導を徹底しているのです。
自習力が身に付く学習プランの提供も行っています。
小学生でいる間に家で自習する習慣を身につけることが大切だと考えており、生徒が家で自習できるような学習プランを考案しています。
具体的には生徒のペースに合わせた学習プランを1日分ずつ作成しており、このプランを日々管理することで徐々に自立的に自習ができるようになります。
オンラインプロ教師のメガスタ 小学生の基本情報 | |
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対象 | 小学生 |
対応エリア | オンライン指導があるため全国 |
指導形式 | 訪問指導・オンライン指導 |
特徴 | オンライン指導の満足度が高い |
メガスタ小学生の魅力
メガスタ小学生の指導実績は25年以上で、オンラインでの指導も日本最大級の実績があります。
小学生はまだまだ受験などを経験していないため学習の習慣がつかず、中々勉強を好きになりにくいですよね。
メガスタ小学生は、そんな苦手意識があるお子さんをやる気にさせる指導を目指しています。
小学生の指導こそ講師との相性は重要になっています。
メガスタ小学生は「プロ講師」と「学生教師」などまとめて約35,000人ほどの講師が在籍しています。
これだけの講師の中からお子さんに合った講師を自由に選ぶことが出来ます。
そのため、子供と講師の方が合わなくて効果がなかなか出ない、子供が授業を受けたくないなどの問題が起こることはありません。
小学生で、勉強習慣をつけていればその後中学、高校と進んだ時に既に習慣になっているため、勉強への苦手意識など無く、有意義に学生生活を送ることが出来ます。
メガスタでは、授業外でも学習が出来るように授業以外で課す課題を出しています。
しかし、課題を出したからと言って学習習慣がつくわけではありません。
メガスタでは少しずつ学習習慣がつくように粘り強く指導を行っています。
速読解力育成のZ-NETSCHOOL学習塾の基本情報 | |
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対象 | 年長、小学生、中学生 |
授業形態 | 個別指導 |
所在地 | 東京、神奈川、埼玉、千葉 |
強み | 脳科学に基づく速読解トレーニング |
Z-NET SCHOOLの魅力は以下の3つが挙げられます。
それぞれ詳しく見ていきましょう。
Z-NET SCHOOLの魅力
個別指導のZ-NET SCHOOLのネット学習を通して、自分で学習内容を選択しながら、自分のペースで着実に理解を深められます。
Z-NET SCHOOLの教材は、子ども達が集中力を欠かさず、楽しみながら学習できるよう設計されており、読解力をはじめとする国語力を付けられます。
速読解力モニター講座を受講することで、読書よりも効率よく読解力を高められます。
速読力を上げることで国語の点数UPは間違いありません。
中学校別定期テスト対策講座では、各中学校のテスト範囲に即した予想問題を解きながら定期試験の点数アップにつなげていきます。
料金やコースの詳細が気になった方は以下より問い合わせてみましょう。
ここまで小学生の国語の勉強法や活用できる問題集、講座などをご紹介してきました。
国語が苦手な方も、適切な勉強法を実践したり、自身のレベルや目的に合った参考書を利用したり、Z-NET SCHOOLの『速読解力モニター講座』などを利用することで克服できます。
この記事が中学受験を控えている方や、国語に苦手意識がある小学生の方の参考になりましたら幸いです。