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更新日 2023.1.20

私立高校の受験料とは?支払方法や入学後の3年間でかかる費用について解説

私立高校の受験を希望しているお子様がいる保護者様にとって、私立高校の受験にかかる受験料や入学する際の入学料、その他必要な費用は気になるでしょう。

私立高校は、入学金や学費が公立高校と比較して多くの費用が必要です。

そこで本記事では、私立高校の受験料や支払うタイミング、入学後の3年間の費用を解説します。

私立高校への進学の余地があるお子様を持つ保護者様は、ぜひ参考にしてください。

私立高校の受験料はいくら?

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私立高校の受験料は、高校にもよるものの1~3万円が相場です。

公立高校の受験料は一律2,200円であるため、高額であることが分かるのではないでしょうか。

当然ながら、私立高校は1校受けるごとに受験料がかかるため、複数の私立高校を受験したり、同じ高校でも別学科を受験したりすることで、受験料がかさむ恐れがあります。

また、遠方の高校を受験する場合は、宿泊費も必要になります。

そのため、総合的な費用を鑑みて費用を計算することが大切です。

私立高校は1校受験することに対してかかる費用が非常に多いため、できるだけ受験校を絞ることが大切です。

✔私立高校の受験料は、高校によって異なるものの1~3万円が相場

✔遠方の私立高校を受験する場合は、別途かかる宿泊費等も考慮するべき

✔多額の受験料の支払いを防ぐためにも、できるだけ受験する私立高校は数を絞るべき

私立高校の受験料の概要

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お子様が私立高校の受験を受けるにあたって、受験料について気になるところは多いのではないでしょうか。

私立高校の受験料について、押さえておくべきポイントは下記の通りです。

  • 支払うタイミング
  • 振込方法
  • 返金に関して

それぞれ順番に解説します。

支払うタイミング

私立高校の受験料を支払うタイミングとして最も主流なのは、出願後1週間以内です。

近年、私立高校ではWEB出願が主流になっており、クレジットカードやコンビニ決済に対応している高校も増加傾向にあります。

このような場合は、出願と同時に受験料を支払っておくことを推奨します。

しかし、これらの支払い方法に準じていない私立高校も多いため注意しましょう。

たとえば、WEB出願を実施していない場合、指定の納付書で先に受験料の支払いを行い、その領収書を願書に添付して郵送することで支払いが行われたと認められます。

そのため、受験料に関しては出願前に支払う必要がある点に関して注意が必要です。

このように、高校によって受験料を支払うタイミングは多様であるため、出願時に受験料の支払うタイミングを、確認しておきましょう。

振込方法

先述した通り、WEB出願が主流になっていることで、わざわざ銀行振込等を行わなくても、受験料の納付が可能な高校も現れています。

しかし、高校に応じて、受験料の支払い方法は多岐に渡るため、必ず確認した上で指定された方法で納入しましょう。

受験料を支払う方法について、代表的なものは下記の通りです。

  • 銀行振込
  • クレジットカード決済
  • コンビニ決済

銀行振込やコンビニ決済の場合は、領収書を大切に保管しておきましょう。

返金に関して

結論から申し上げると、受験料の返金は行われません

なぜなら、受験料は受験を受けることそのものに対する費用であり、実際に入学する際に必要な費用とは、切り分けられているからです。

もちろん、入試当日に欠席した場合でも、すでに受験票が発行されていれば返金されることはありません。

出願・受験料の支払いを行った時点で、受験料は戻ってこないものであると考えましょう。

✔私立高校の受験料の支払いタイミングは、高校や出願方法によって異なる

✔銀行振込やコンビニ決済で受験料を支払った場合、必ず領収書を大切に保管しておく

✔私立高校の受験料は返金されない

私立高校の3年間の費用

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お子様が私立高校に入学し、3年間の高校生活を送るにあたって、どれほどの費用が必要かが分からず、不安な親御様は多いでしょう。

私立高校3年間でかかる費用の大まかな内訳は下記の通りです。

  • 入学金
  • 授業料
  • その他の費用

それぞれ順番に解説します。

入学金

入学金とは、その名の通り高校に入学する際に必要な費用のことです。

私立高校に入学することを決定した時点で、速やかに支払いを行う必要があります。

文部科学省の令和3年の調査によると、私立高校の入学金の平均は163,279円でした。

当然ながら、平均値よりも入学金が安い高校もあれば、高い高校もあるため、私立高校に入学する可能性がある場合は、その高校の入学金をチェックしておきましょう。

授業料

授業料も、入学金と同様に公立高校と比べると高額なケースがほとんどです。

先述した文部科学省の調査によると、全日制の私立高校の初年度授業料の平均は441,101円でした。

これは初年度の授業料であるため、受験を控えた3年生の授業料などは、より高額になる可能性もあります。

また、授業料は入学金と同じく高校によって異なるため、事前に確認することが大切です。

その他の費用

高校で学ぶ上で必要な費用は、入学金と授業料だけではありません。

施設整備費や、校外学習、模試の受験などに関する費用がかかります。

これらの費用は、高校によって大きく異なります。

また、お子様が部活動に所属する場合は、部費や部活動に必要な道具の費用等もかかるでしょう。

これらの費用は、高校によって異なるだけではなく、課外活動に精力的に参加するかどうかによっても変わってきます

可能であれば、その高校に通っているお子様を持つ保護者様に、どれくらいの費用がかかるのかを尋ねてみるのも手段の1つでしょう。

✔私立高校の入学料の平均額は16万円程度

✔私立高校の初年度の授業料の平均額は44万円程度

✔施設維持費や部活動、模試の受験などを踏まえると上記に加えて費用がかかる

私立高校の実質無償化とは

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現在、私立高校の実質無償化が進んでいます。

私立高校の実質無償化を受けるために、押さえておくべきポイントは下記の2つです。

  • 条件
  • 申請手続きの方法

それぞれ順番に解説します。

条件

私立高校の実質無償化が行われるために必要な条件は、両親2人の納税額を合算した額によって決まります。

両親2人分の納税額を、下記の計算式に当てはめ、154,500円を下回った場合に、実質無償化となる補助金が支払われます

市町村民税の課税標準額×6% - 市町村民税の調整控除の額

申請手続きの方法

私立高校の実質無償化制度への申請は、高校に入学してから申請を行います。

学校からの通知が来るので、それを確認でき次第申請を開始しましょう。

申請に必要なものは下記の通りです。

  • 申請書類
  • 保護者のマイナンバーが分かる書類

基本的には、申請のタイミングになると、申請方法や手続きに関する通達が届くので、それに従って申請すれば問題ありません。

学校から通知されるIDとパスワードを利用することで、オンラインでの申請も可能です。

紙媒体での申請などが煩わしく感じられる場合は、オンラインでの申請も検討することを推奨します。

✔私立高校の実質無償化制度を利用するには条件がある

✔申請手続きは高校に入学してから行う

✔申請手続きはオンラインでも可能

私立高校に合格するためには?

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私立高校の入試問題は、それぞれの高校で傾向が偏っていることが多いです。

その上、傾向を分かっていないと答えにたどり着けない、複雑な問題が出されることも多いため、入試問題研究を行い、傾向に沿った対策を行うことが大切です。

場合によっては、中学で習う範囲を少し超えた知識を要する問題が出題されることもあり、学校の授業とは別で対策を行いましょう。

私立高校の受験に挑む場合は、学校で学ぶ基礎的な知識への理解を深めつつ、過去問を繰り返し解いて、出題傾向に慣れることが重要です。

東京個別指導学院

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私立高校に合格するためには、志望校の研究を十分に行っている進学塾で、十分な対策を行うことが非常に有効です。

東京個別指導学院では、それぞれの私立高校の入試問題の分析を行い、傾向に沿った授業が展開されるため、効率良く勉強できます。

さらに、個別指導なので苦手なポイントを重点的に教えてもらうことも可能です。

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✔私立高校の入試問題は傾向が偏っていることが多い

✔志望校の出題傾向に合わせた勉強を行うことが大切

✔東京個別指導学院では、志望校の傾向に沿った授業を、個別指導の形態で受けられる

まとめ

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本記事では、私立高校の受験料や、入学してからのかかる費用、実質無償化制度などについて解説しました。

私立高校は公立高校に比べて、入学金や授業料が高額ですが、実質無償化制度を活用することで、負担額を減らすことも可能です。

私立高校を志望している場合は、本記事を参考に、準備を進めてみてはいかがでしょうか。

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【初心者でもわかる】この記事のまとめ

「私立高校 受験料」に関してよくある質問を集めました。

私立高校の受験料はいくら?

令和3年の文部科学省の調査によると、平均額は約16万円。なお、これは1高校あたりの受験料ではなく、あくまで合計の受験料になります。1校あたりは、平均15,000円程度に収まるケースが多いです。私立高校の受験料の詳細はこちらを参考にしてください。

私立高校の実質無償化とは?

条件を満たした世帯に対して、私立高校の授業料が実質無償になる額の補助金が支給される制度のことです。私立高校の実質無償化についてはこちらを参考にしてください。

この記事を企画・執筆した人
-StudySearch編集部-
この記事は、StudySearchを運営している株式会社デジタルトレンズのStudySearch編集部が企画・執筆した記事です。
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