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更新日 2020.7.17

【プロ家庭教師監修】京都大学世界史の対策・勉強法、傾向や配点

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東京大学と並んで日本で最難関の大学と称される京都大学

京大の世界史は論述・記述問題の中で歴史的背景因果関係の理解が問われます。

そのため幅広い知識、歴史的出来事への理解が必要になります。

ここでは京大合格を目指す人のために、京大世界史の傾向と対策をお伝えします。

過去問・参考書の使い方や効率的な勉強の仕方もお伝えしますので参考にしていただき、京大合格に向けた対策をしてください。

【京都大学】世界史の試験概要

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京都大学の入試は一次試験である「センター試験」と二次試験の「個別試験」の結果で決まります。

ここでは2020年度(令和2年度)の一般入試についてご説明をしていきます。

大学入試センター試験個別学力検査

試験日 教科
2020年1月18日(土) 地理歴史公民・国語・外国語(英・独・仏・中・韓)
2020年1月19日(日) 理科・数学

二次試験

試験日 教科
2020年2月25日(火) 国語・数学
2020年2月26日(水) 外国語・地理歴史・理科

「世界史」はセンター試験が1月18日(土)、個別学力検査は2月26日(水)となっています。

センター・二次試験ともに世界史Bを受けることができます。

学部名 センター試験 個別学力検査 世界史配点 合計配点
総合人間学部(文) 50 100 125 800
文学部 50 100 125 750
教育学部 50 100 125 900
法学部 (200) 150 100 820
経済学部(文) 50 100 125 800

※法学部はセンター試験の「世界史B」「日本史B」の少なくとも1科目が含まれるように2科目を受験すること。

また、センター試験の成績の合計900点を270点満点に換算する。

※センターで2科目中1科目を「世界史B」で受験した場合の合計点数

京都大学の世界史の試験範囲は世界史B(先史時代~現代まで)の全ての範囲から出題されます。

京大の文系学部を志望する場合、二次試験の社会では「世界史B・日本史B・地理B」のいずれかを選択することになります。

ここでは世界史の試験構成を見ていきましょう。

年度によって問題形式は異なりますが、大体以下の構成で出題されます。

100点満点の試験時間90分、小問数は60問程度です。

大問 大問構成 設問形式 配点
1問 東洋史中心 論述問題 20点
2問 東洋史中心 小記述問題・空欄補充問題 30点
3問 欧米史(アフリカも含む)中心 論述問題 20点
4問 欧米史(アフリカも含む)中心 小記述問題・空欄補充問題 30点

京都大学の試験は全国の大学の中でも最難関です。

センター得点率と二次試験の偏差値を見ていきましょう。

京都大学の文系学部(総合人間/文・文学部・教育/文・法・経済/文)の難易度です。

センター得点率(ボーダー) 二次試験偏差値
87~93% 67.5

京都大学と共に全国トップである東京大学と比較をしてみましょう。

東京大学の偏差値

センター得点率(ボーダー) 二次試験偏差値
91% 67.5

センター得点率、二次試験偏差値ともに京都大学(文系学部)は東京大学と並ぶ難易度の高さだということが分かります。

東京大学の世界史は二次試験で社会を2教科(世界史B、日本史B、地理B)選択する必要があるので受験者の負担はさらに重くなります。

京都大学の学部ごとのセンター試験のボーダーを見ていきましょう。

学部 センター得点率(ボーダー)
総合人間学部(文) 93%
文学部 89%
教育学部 89%
法学部 87(特色:91)%
経済学部(文) 88%

センター試験

特徴 センター目標得点率(英語) 注意点(第1段階選抜)
ボーダーラインは各学部で上昇傾向 90%以上 志願者が各学部・学科の募集人員に対する予告倍率(約3.5倍)に達した場合実施する可能性がある

二次試験

目標得点率(世界史)
60-70%の得点率

京大は文系であっても二次試験に数学が課されます。

京大合格を目指すには二次試験では全教科で60%の得点率を狙う必要がありますが、数学が苦手な場合や難問の多い英語に手こずる可能性も考慮すると世界史では70%の得点率を狙う必要があるでしょう。

★センター得点率は全教科で約90%、二次試験は全体で60%の得点率が必要

★センターのボーダーは年々上昇しているので確実に高得点を狙うこと

★京大世界史の範囲はセンター試験・二次試験ともに世界史Bの全範囲

【京都大学】世界史の出題の傾向と特徴について

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京都大学の世界史は、制限時間に対しての問題数の多さ、配点の高い論述問題が特徴です。

難易度は高くありませんが、時代・地域・分野を問わずあらゆる問題が出されます。

世界史で確実に得点力を上げ京大合格を目指すため、傾向を理解し京大用の対策を立てましょう。

京大の世界史は大問4題のうち、東洋史(Ⅰ,Ⅱ)西洋史(Ⅲ,Ⅳ)が2題ずつ出題されます。

ⅠとⅢからは300字の論述問題がそれぞれ1題ずつ出題されます。

ここでは京大の世界史の問題の傾向や特徴を挙げていきます。

京大の世界史の入試問題は過去問からも分かるように中国史の出題頻度が高い傾向にあります。

年度によってはⅠ、Ⅱ共に中国史が出題されたこともあります。

近年ではイスラーム史からの出題頻度も上がっています。

内容としては、時代の変革期や時代像に焦点を置き、具体的に説明させるという問題が中心になっています。

京大の世界史の定番でもある論述問題東洋史・西洋史から1問ずつ出題されます。

時代・地域が指定されている中での「出来事」についての「原因・背景・結果」などの因果関係を論述させる問題がメインになります。

歴史の流れを理解し、要点や論理構成をまとめる力が必要とされます。

文字数は300字と記述問題としては標準的な量といえますが、近年出題分野や出題範囲が広がっているのが特徴です。

京大の世界史の入試問題では、東洋史、西洋史から一問一答の短答式語句問題と「語句」を説明させる小記述問題が出題されます。

問題のレベルは基本~標準ですが問題数が合計60問と膨大なので時間配分が非常に重要になります。

出題範囲は全ての時代、地域、分野になります。

過去の頻出分野は中国史、北・西アジア史、古代ギリシア・ローマ史、中世・近世ヨーロッパ史、アメリカ史を中心としていましたが、近年は新たに朝鮮史、インド史、東南アジア史、ロシア史、アフリカ史、ラテンアメリカ史など出題分野が広がっています。

2019年の入試問題では「移民の時代」という特殊なテーマでの出題がされているように、今後も社会・経済・文化に関連する歴史の変化についてといった幅広い視野から問われる問題が出される可能性があります。

★京大世界史の難易度は高くないが、問題数は圧倒的に多く長文記述問題もある

★全ての時代・地域・分野から満遍なく出題される

★東洋史は中国がメインだがイスラームを含め出題分野が広がってきている

【京都大学】世界史の試験対策について

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論述問題が出題される多くの大学と同様、京大の世界史も毎年似たような形式・分量を出題する傾向にあり字数や形式が大幅に変更することはほぼありません。

そのため過去問の対策で問題形式や出題方法を把握することが大切です。

京都大学の世界史は先史から近代まで世界の全ての地域の歴史が出題されます。

そのため教科書を中心とする勉強が欠かせません。

地図の内容や図版の説明を含め、時系列だけの歴史だけでなく繋がりを意識した網羅的な歴史を理解する必要があります。

ここでは論述対策・小問対策を中心とした京大合格に必要な対策方法をお伝えします。

京大の世界史は教科書の全範囲から出題されます。

教科書の太字語句の意味を時代背景とともに押さえましょう。

資料集や地図を見ることで周辺の国々の状況が把握でき背景知識が広がります。

単独の出来事として解釈するのではなく、常にタテとヨコの歴史的な流れを意識するようにしてください。

現役生では勉強に手が回りにくい冷戦終結までの欧米史やアジア史も正しく理解する必要があります。

近現代史は世界が一体化し、国や地域に限定しない国際社会をテーマにした問題もあるので過去問や参考書で一つひとつのテーマをしっかりと学習しましょう。

論述問題では問題文の「読解力」が必要になります。

制限字数300字の中で、論点をずらしてしまうと得点に結びつかなくなります。

題意を正確に把握し、最適な用語を用いて記述する文章力が必要です。

京大・他大学の過去問を利用して対策を立てましょう。

解答時には、問題文中の変化・展開・関係・特徴など、出来事の時代や地域以外にどのようなことを問われているのかを意識することが大切です。

論述問題は講師に添削をしてもらうのが得点アップへの近道になります。

使用語句の取捨選択も含め、要点・論理構成をまとめる力が付き文章力も身に付きます。

Ⅱ,Ⅳの大問から約60問出題されるため、短答問題は機械的に解いていく必要があります。

教科書や一問一答の参考書などで知識を増やし、覚えた語句を筆記で説明できるようにしましょう。

その際、歴史用語の正確な漢字表記を心がけることが重要です。

知識を入れた後は演習問題でアウトプットの練習に取り掛かりましょう。

小記述演習は時間を意識しながら誤字の無い正確な文章を書きましょう。

少ない情報の中で問題文の意図を判断する能力が求められるため、小記述演習も個別指導での対策をお勧めします。

★教科書の基本事項を確実に覚え、地図や資料集でタテ・ヨコの関係を把握する

★論述問題・小記述問題は題意を正確に読解し、適切な用語で記述する

★演習問題を通して短時間での問題処理力、判断力を培う

【京都大学】世界史対策のおすすめ参考書と独学での対策について

ここでは、京都大学の世界史を勉強するのにおすすめの参考書をご紹介します。

世界史の流れを丁寧に説明している講義式の参考書です。

時代ごとに重要な出来事を端的に書いてあるので内容が把握しやすいです。

教科書内容の語句の理解・歴史の流れが把握できていない受験生にお勧めです。

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センター試験と主要大学の過去問から分析した2000語を収録しています。

教科書や参考書で一通りの歴史の流れを理解した後に繰り返し使うことをお勧めします。

答えに関連する用語がまとめられているので関連付けて覚えやすいです。

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1冊で用語集+教科書+資料集の役割を持ちます。

京大の世界史は歴史的な出来事の「意義」や「変化」を問う問題があるので、この参考書で俯瞰的な歴史を捕えることをお勧めします。

歴史学的なコラムも多数掲載されているのでテーマ問題に対する知識を増やすことができます。

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京大の過去問を解くことで出題傾向の把握、時間配分の特訓ができます。

筑波大の入試では指定語句を使った400字以内の論述問題が出題されます。

出題範囲は京大と同様に全時代・全地域からです。

地域ごとのタテの流れだけでなく、民族・国家・経済などのヨコの繋がりも問われますので、京大合格を目指す人には筑波大の過去問を解くこともお勧めします。

国立大学である京都大学の文系はセンターの受験科目も多く、二次試験の数学・英語の問題は難易度が高いため、重点的な対策が必要です。

世界史に勉強時間を多く割くことは難しく、効率的な対策が必要になります。

京大の世界史には記述問題対策も欠かせません。

独学ではセンターレベルまでの対策はできますが、表現力、記述力を高めることは難しいでしょう。

京大の世界史には高い読解力・記述力が必要になるのでマンツーマンでの対策をお勧めします。

【京都大学】世界史に強い家庭教師

限られた時間内に大量の問題を正確に解く力を付けるためには、独学ではなく家庭教師予備校で指導をしてもらうのが効率的です。

知識の定着を確実にし、様々なテーマで出される問題に対してのアウトプットの練習をたくさん行いましょう。

ここでは京大世界史に強い家庭教師をご紹介します

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過去30年以上、120万人を超える指導経験・実績を基にした「トライ式学習法」で一人ひとりの現状・性格に合わせた指導を行うのが特徴です。

プロの講師による高い指導力で圧倒的な合格実績を誇ります。

家庭教師のトライでは、京大合格を目指す受験生のために京大対策コースがあります。

受験生の現状・性格を把握した上で最適で最短の方法で京大合格を目指します。

自分専用の「オーダーメイドカリキュラム」マンツーマン指導をしてくれるので、疑問点や不明点もその場で解決させることができます。

京都大学の入試を知り尽くした講師が、世界史の論述問題を「いかに素早く、得点になるように記述するか」のノウハウを指導してくれます。

入試傾向を分析し作られた京大専用の入試予想問題を解答し、添削してもらうことで解答力・記述力を伸ばすことができます。

京大世界史で必要な高い読解力・記述力を養うにも、素早いアウトプットの練習にもトライのマンツーマン指導が効果的です。

家庭教師のトライを例にあげると

〈メリット〉

オーダーメイドカリキュラムで効率的に弱点補強ができる

学力と理解度に合わせた個別カリキュラムの下で勉強できる

生徒にとって最適な講師のもとで目標に向かって勉強できる。

〈デメリット〉

他の生徒と競争しづらくモチベーション維持が難しい

講師に依存してしまいがちになる

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まとめ

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京都大学の二次試験の世界史は、英語や数学のような難関レベルの問題は出題されません。

教科書を中心とした幅広い知識の定着、歴史的事象の背景やタテ・ヨコの繋がりの理解を確実にしましょう。

テーマ問題や論述問題では歴史的な知識はもちろん、高い読解力論理的思考力が問われます。

出題範囲や分野が広がりを見せている京都大学の世界史「家庭教師のトライ」の個別指導で効率よく対策を立てましょう。