皆さんはeラーニングをご存じでしょうか?
近年、新型コロナウイルスの影響もあり、自宅で受講できるeラーニングの人気が高まっています。
本記事ではeラーニングの受講者と管理者側にメリットデメリットを解説しています。
一見便利そうに見えるeラーニングにも多くの落とし穴が存在しているためしっかりと確認しましょう。
今回は、画期的な学習方法であるeラーニングについて、料金や口コミ、eラーニングを活用した塾といった点から紹介していきます。
■まとめ
eラーニングが始まる以前は、通信教材で一方的にビデオや教材が送られていましたが、生徒の学力を把握したり学習管理ができなかったため、学習効果はあまり期待できませんでした。
また、通信教育が紙媒体でのみ行われていた頃は、立体表現や動きのある説明が必要な分野では、対面式の教育よりも不利だったのです。
eラーニングでは、生徒の学力を把握しながら学習できるため、以前の通信教育では効果が得にくかった人も、効果を得やすいようです。
通信教育がかかえていたハンデはもはやほとんどなくなり、通信教育がもともと持っていたメリットが脚光を浴びるようになっています。
近年ではオンライン学習とも呼ばれ、多くの塾や学校で取り入れられ始めています。
eラーニングを利用するために受講者側が用意しなければならないものは、インターネット環境とデバイスです。
問題集や参考書は、端末内で配布されることが多いため、外でも手軽に受講できます。
eラーニングを提供するために1番必要なものはLMSと呼ばれる学習管理システムです。
また、オンライン学習とはいえ、生徒が困ったときやわからないことがある時に相談に乗ってくれる講師の存在も必要不可欠です。
eラーニングでは、LMSを利用して以下の4つのことを行えます。
LMSを利用すると、生徒が今どんな学習をしているのか・テストでは何点をとったのかなどの生徒の学習状況を、講師が随時把握することができます。
学習が遅れている生徒には通知を送ることもできるため、生徒の学習をしっかりサポートできます。
eラーニングでは、教材をLMSの中で作成し配布することができます。
また、eラーニングとの提供会社の教材を利用したり、提供会社に制作を委託することも可能です。
eラーニングでは、テストの自動採点を行い、学力の状況を瞬時に判断することができます。
また、レポートの提出をデバイス内で行い、採点して返却することも可能です。
LMSを利用すると、生徒同士のコミュニティを提供することができます。
勉強の悩みを相談しあったり、仲間と切磋琢磨することは、生徒のモチベーションを保つための良い機会になります。
✔eラーニングとは電子機器を使った学習のシステム
✔通信教材よりも効果が発揮しやすい
✔生徒の学習管理の徹底が可能
eラーニングの料金は、提供されるサービス内容や利用するユーザー数によって変わります。
また、利用する場合は月単位や年単位での支払いとなっており、ユーザー数が増えたりオプション機能をつけたりすると料金も高くなっていきます。
eラーニングを利用するのにかかる月額料金の相場は以下の表の通りです。
ユーザー数 | 料金相場(月額) |
---|---|
~100人 | 30,000円~60,000円 |
200人 | 50,000円~80,000円 |
500人 | 100,000円~150,000円 |
このように、ユーザー数が増えることで月額料金は高くなっていきます。
ただし、回線やサーバを自分で用意しなけければならないタイプや、システム内でのカスタマイズができないタイプもあり、システムの機能や種類によって料金にも差が出るようです。
✔料金はサービス内容やユーザー数によって変わる
✔月額料金や年間料金で表される
eラーニングは、子どもの教育に使われるものばかりではありません。
社会人の研修や資格取得など、幅広い分野で利用されています。
そんなeラーニングを実際に使ってみた利用者の声を見ていきます。
前はテスト前日に慌てて朝方まで勉強するものの、全く頭に入っていない感じでした。
今は毎日Kojiroの積み重ねで、苦手教科も少しずつ分かるようになってきたみたいです。
こちらは小学生の保護者のeラーニングを使用した感想となっています。
ゲーム感覚で楽しく勉強できるという声が目立ちました。
新しい映像教材では一度勉強した箇所に戻って復習や見直し学習ができるようになった。
紙テキストと授業動画がリンクしており、学習しやすくなった。
こちらは、紙の教材を対応させることでより深い理解が得られるような工夫がなされています。
各社によって、サービスの工夫は様々なバリエーションを持っているようです。
✔ゲーム感覚での学習が可能
✔紙のテキストとのリンクなど様々な工夫がなされている
最大のメリットとして、時間や場所を問わず学習出来るという点が挙げられます。
教室まで出かけたり、集合時間に追われることなく、通学時間などを活用して受講することが可能です。
仕事の合間に受講することも可能なので、スキマ時間の有効活用にぴったりです。
テストの採点がすぐ行われるので、その場で結果を確認することが出来ます。
結果を何日間も待たないといけないとモチベーションも下がってくるので、そういったマイナスな感情の解消にもなります。
間違った部分や分からない問題を繰り返し学習することが出来るので、効率よく学習を進められます。
集団授業の場合、もう1度その部分を聞きたいと思っても不可能なことが多いです。
しかし、eラーニングの場合は反復学習が出来るので、自分の理解に応じて学習を進められます。
マイペースに学習していきたいという人には非常におすすめです。
対面で授業を行うよりも「授業感」が薄れます。
実際に手を動かすようなアクティブラーニングが出来ないのも大きなデメリットの1つといえます。
動画をインターネット上で視聴することになるので、インターネット環境が整っていないと受講することが出来ません。
Wi-Fiが整備されていなければ外で受講するのは難しくなるので、ある意味場所が限られるといえます。
また、動画や音声の再生を促すための機器の用意がいる場合もあるので確認が必要です。
いつでも学習できるeラーニングですが、動画を見て学ぶというシステム上、集中力が続かずなかなか進まないというデメリットが挙げられます。
授業などに参加するよりも優先度が下がり、自ら予定を組んで進めていかないと学習が遅れる可能性も大いにあります。
目標を決めてコツコツ進められるように1人ひとり意識が必要です。
学習管理システムが搭載されているので、受講者全員の進捗状況を確認することが出来ます。
実際に対面で授業をすると、受講者それぞれの状況を把握するのが難しいというデメリットがあります。
eラーニングであれば、受講者の理解度やつまづいているポイントを把握することが出来るので、それをもとに個別でアプローチすることが可能です。
授業の内容を変える際も、動画の修正や追加をすれば全受講者に反映されるので素早く簡単に行うことが出来ます。
対面の授業で集合して紙の教材を使用するよりも迅速に情報共有が出来る点も大きなメリットの1つです。
授業をeラーニングで行うことでコスト削減に繋がります。
システムと教材を1度用意すれば、毎回会場を設営したり、教材を準備し直す必要もありません。
コスト面で言えば規模の大きい塾や企業ほど効果を得やすいシステムだといえます。
大きなデメリットの1つとして、カリキュラム作成から授業内容の構築、受講者への提供までに莫大なコストや時間がかかることが挙げられます。
また、会社によってはネットワーク環境の整備やLMSと呼ばれる学習管理システムが必要になってきます。
最低限扱うことの出来る環境と担当者が揃えられないと導入は難しいでしょう。
受講において一定のIT知識が求められる可能性もあるので、普段業務でITシステムを使わない会社の場合はなかなか浸透しないことが考えられます。
また、授業の内容によっては、自分で教材を作成することになるかもしれません。
コストや実施する授業内容を加味したうえで判断する必要があります。
eラーニングは1人で行うことになるので、モチベーションの維持が難しくなります。
授業の動画コンテンツを視聴してはいてもあまり内容を理解していない可能性も大いにあります。
授業をする側は受講者がモチベーションを保てるように何かしらの施策を考えておくことが必要です。
集団授業の場合は、講師と生徒間でコミュニケーションを取りながら行うので質問もしやすい環境だといえます。
一方、eラーニングは自己学習になるため、受講中に分からないところや質問があってもその場で解決することが出来ません。
対面での学習と組み合わせるなど塾側の工夫が必要です。
動画を見て学ぶという形式上、実際に集まって行う授業よりも確実に強制力が弱まります。
そのため、受講者がモチベーションを保ち続けることが非常に難しくなります。
仕事やプライベートが優先され、受講進捗が滞る可能性も大いにあるので、意欲を上げるための施策が実施する塾側に求められます。
✔一人で全て進めないといけない
✔受講意欲が湧きにくい
オンライン家庭教師WAMの基本情報 | |
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対象学年 | 小学生・中学生・高校生 |
学習方式 | オンライン指導 |
展開エリア | 全国 |
オンライン家庭教師WAMのメリットは、
例えば、塾に通うとなると、生徒は授業開始時間に合わせて、塾に向かって移動を開始しなければなりません。
また、夜遅い時間に塾が終わる場合、親御さんは生徒の送り迎えの負担も掛かります。
オンライン家庭教師のWamは、自宅はもちろん、自宅以外の場所でもインターネット環境があれば、好きな場所で授業を受けることが可能です。
さらに、地方に住んでいる生徒は、通える塾が限られているため、自分が学びたい科目の授業が受けられないこともありますが、オンラインであれば自分が学びたい教科も選択できる魅力があります。
一般的な家庭教師であれば、講師が自宅に来るので、「部屋を綺麗にしておく」「お茶の用意」など、勉強以外に気を使わなければならないことが多くあります。
自宅に誰かが来るということは、思ったよりも大変なことです。
オンライン家庭教師であれば、自宅に講師を呼ぶ必要がないので、気をつかう必要もありません。
しっかりと勉強のみに集中できます。
e-ラーニングとオンライン家庭教師WAMの違いに、「授業中に質問ができるかどうか」があります。
e-ラーニングは自己学習のため、質問ができません。
一方で、オンライン家庭教師WAMは対話が可能なので、疑問点があればその場で解決が可能です。
東京個別指導学院の基本情報 | |
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対象 | 幼児・小学生・中学生・高校生・高卒生 |
授業形式 | 完全マンツーマン指導 |
特徴 | 双方向のオンライン授業 |
東京個別指導学院は、双方向のオンライン授業を行っています。
授業は対面時と同様、問題演習と解説のサイクルを回すスタイルをとっており、eラーニングにありがちな聞くだけの授業では得られない思考力や応用力を磨くことができます。
もちろん、授業中に発生した疑問はその場で質問し、解決可能です。
また、指導を担当する講師はオンライン個別指導の研修を修了しているので、対面時と同じクオリティが期待できるでしょう。
東京個別指導学院を運営するのは、教育業界最大手のベネッセグループです。
志望校選定から受験対策まで、ベネッセグループが持つ圧倒的な受験情報や、東京個別指導学院が35年間の個別指導で培ってきたノウハウは、生徒の大きな味方になるでしょう。
なお、年に複数回実施される進路指導はオンラインでも可能ですので、ご安心ください。
東京個別指導学院では、生徒の目標や現状の学力に応じて、一人ひとりにオーダーメイドのカリキュラムを作成しています。
そのため、料金は生徒ごとに異なります。
お問い合わせにて見積もりを出してもらえますので、是非、以下よりお気軽にお問い合わせください。
-->自宅にいながら学習ができるeラーニングは、自宅を不在にしがちな共働きのご家庭や、近くに依頼できる家庭教師が見つからないご家庭での学習方法の選択肢に入ります。
家庭教師のアルファはオンライン指導と動画学習をeラーニングとして導入しています。
家庭教師による個別指導は、自宅に訪問しての対面指導のほかにも、オンライン指導にも対応しています。
オンライン指導は双方向の通信に対応しているため、分からないところはその場で聞くなど、コミュニケーションを取りながらの指導が受けられます。
さらに、家庭教師のアルファの公式YouTubeチャンネルでは、つまづきやすい箇所の解説動画を公開。
いつでも好きなときに何度でも視聴できるため、復習にも活用できます。
家庭教師のアルファで個別指導を担当している家庭教師は、学生のアルバイトではなく全員がプロ家庭教師です。
採用率5%以下の厳しい基準を通過して採用されたプロ家庭教師は、指導力や学力はもちろん、人間性や責任感なども質の高い人材がそろっています。
また、技術力をさらに高めるためのトレーニングも随時行われています。
指導を行う生徒の目的や学力、性格などに合わせてオーダーメイドのカリキュラムを作成したうえで、指導します。
さらに、週間学習計画表などの独自のツールを使用し、指導日以外の学習計画もしっかりとサポート。
自宅での学習習慣の定着にもつなげられます。
今回は、近年人気となっているeラーニングについてご紹介しました。
eラーニングは、自宅で受講できるのに、学習管理をしっかりと行ってもらえるシステムでした。
生徒側は、インターネット環境と端末さえあれば受講できるので、気軽に始めることができます。
また管理者側にもそれぞれメリットデメリットがあり、受講者も管理者も合う合わないをしっかり調べる必要があります。
ただ家で授業を受けるだけでは効果はあまりみられないでしょう。
eラーニングをするには勉強への前向きな姿勢や貪欲さがないとどうしても家ではだらけてしまうため最大の効果を発揮することが出来ません。
移動や準備に時間がかからず、好きな時に学習を始めることが出来たり、何度でも視聴できるということはメリットです。
オンライン学習に興味がある方は、ぜひ今回ご紹介した学習塾にお問い合わせください。
「eラーニング」に関してよくある質問を集めました。
eラーニングの口コミでは、子供がゲーム感覚で楽しく勉強できる・様々なサービスと融合することで、効率的な学習ができるという意見が多くありました。さらに、家庭教師のトライのオンライン指導の口コミでは、対面と変わらない質の高い授業が受けられるという声がありました。具体的口コミは記事に記載しています。
eラーニングのメリットとしては、いつでも何度でも学習できる・採点などがスムーズということが挙げられます。デメリットとしては、インターネット環境と端末が必要である・生徒の自主性が求められることがあげられます。詳しくは記事に記載しています。
8月5日 21:55