ホーム >> 学習関連コラム >> 塾・予備校 >> 通信制高校とは?全日制、通信制高校の違い・おすすめの通信教育をご紹介
更新日 2024.7.8

通信制高校とは?全日制、通信制高校の違い・おすすめの通信教育をご紹介

カテゴリ

通信制の高校とは、通信教育の指導形態で学習する高校のことです。

一方で、一般的に通っている方が多い高校のことを全日制の高校と呼び、それらは特徴が大きく異なります。

しかし、それぞれにどのような違いがあるのかや、仕組みが分からない方は多いかと思います。

そこで本記事では、通信制の高校の概要を解説するとともに、通信制教育を提供している高校の仕組みを解説します。

また、通信制の高校がやめとけと言われている理由や、通信制の高校に通っている生徒の特徴も解説しますので、ぜひ参考にしてください。

通信制の高校とは?

_画像

まずは、通信制の高校の概要から解説します。

通信制の高校とは、高校の指導形態の1つであり、通信教育のスタイルで学習を進めます

一般的な全日制の高校は、通信教育ではなく、学校に通学する形で学びます。

その点、通信制高校は言葉の通り通信であるため、自宅での学習を中心とし、状況に応じて通学するスタイルになります。

また、卒業資格に関しても、通信制の高校は大きく異なります。

通信制の高校は「単位制」となっており、必要な単位を取ることで進級できます。

一般的な学校は「学年制」であるため留年も存在しますが、通信制では取得できなかった単位を再取得すれば良いので、留年の概念は存在しません。

加えて、「3年以上在籍期間」も卒業要件の1つとして定められています。

つまり、必要な単位を取得し、3年以上の在籍期間があれば卒業資格を取れるということです。

なお、通信制の高校に「転入」する場合は、以前通っていた高校の在籍期間も含めて計算されます。

全日制の高校との違い

次に、通信制の高校と、全日制の高校の違いを解説します。

上述した通り、通信制の高校は「単位制」であることに対して、全日制の高校は「学年制」です。

全日制の高校は学年制であることから、留年も存在し、3年生が修了すると卒業資格を受け取れます。

また、全日制の多くの高校は朝から夕方(15時頃)まで、通学する形で学習を進めます。

加えて、通信制高校の場合は部活動がないケースもあるものの、全日制の高校は部活動が活発なケースも多いです。

このように、学習スタイル、進級の仕組み、部活動など、あらゆる内容で通信制と全日制には違いがあります。

定時制の高校との違い

定時制の高校とは、主に夕方頃から授業が始まることが多い高校のことです。

基本的には通学する必要があるため、自宅で学習できる通信制とは大きな違いがあります。

1日の授業時間は4時間程度のケースが多いため、アルバイトや学校外の活動に力を入れている生徒が通う傾向にあります。

また、定時制の高校は、単位制と学年制の2つの学校が存在します。

近年では、単位制の高校が増えていることが特徴です。

最も大きな違いは、卒業資格の受け取り要件です。

定時制の高校の場合、卒業までに「4年以上」の時間が必要となるケースも多いため、通信制の高校の3年と比較すると、より長い時間通い続ける必要があります。

通信教育スタイルで学ぶ学校のこと

学年制と単位制で異なる

3年以上通う必要がある

通信制教育を提供している高校の仕組み

_画像

ここまで、通信制教育の高校の特徴や概要を解説してきました。

ここでは、通信制教育を提供している高校の仕組みを解説します。

通信制の場合、主に「レポート」「スクーリング」「テスト」の3つの形で学習が進められます

レポートは「添削指導」とも呼ばれ、教科書の内容を中心に学習を進め、小テストなどを挟みながら、学校に日々の学習内容を郵送します。

そこで、先生から学習に対する添削指導を受ける仕組みとなっています。

スクーリングとは、通学のことです。

学校によってはスクーリングがないケースもあるものの、基本的には、必要に応じて通学する仕組みです。

最後のテストに関しては、単位を取得するための試験だと捉えれば問題ありません。

テストに合格すれば単位を取得でき、不合格の場合は再度テストを受ける必要があります。

通信制教育は、上記3つをサイクルして学習する仕組みとなっています。

レポート・テスト・スクリーニング

3つのサイクルで学習を進める

テストに受かれば単位を取得できる

通信制の高校にはどのような生徒が通っている?

_画像

通信制の高校には、特徴の異なる様々な生徒が通っています。

以前通っていた高校を何らかの原因で辞めてしまったものの、高校の卒業資格が欲しいという理由で通っている生徒や、早い段階から専門知識を身に付けたい生徒も通っています。

特に、通信制の高校は専門的な教育を提供しているケースも多いので、将来に役立つスキルを身に付けたい生徒には非常におすすめです。

また、通信制の高校には、不登校で学校に通えなくなった生徒のために、サポートが用意されているケースがほとんどです。

悩み相談をいつでもできる環境が整えられているので、不登校が原因で前の高校を辞めてしまった生徒などは、サポート体制が整っている通信制の高校で学び直す選択肢を検討してみましょう。

専門的な教育を提供しているケースは多い

将来に役立つスキルを身に付けたい方が多い

不登校だった生徒も通っている

通信制の高校がやめとけと言われている理由は?

_画像

インターネットで情報収集をしていると、通信制の高校はやめておけという意見を目にしたことがあるのではないでしょうか。

しかし、なぜこのような意見が出てくるのか、疑問に感じる方は多いかと思います。

代表的な理由としては、下記の2つが挙げられます。

  • 基本的には自習学習であるため
  • 交友関係を作ることができないため

それぞれ順番に解説します。

基本的には自習学習であるため

通信制の高校がやめとけと言われる最大の理由は、基本的に自習学習であるためです。

日々の学習状況は郵送で先生に送るものの、添削指導では、どうしても学習の成果を最大化させることはできません。

大学受験を検討している方は、特に日々の学習が物足りないと感じるケースが多くなってしまうでしょう。

交友関係を作ることができないため

通信制の高校は、自宅での学習がメインです。

そのため、交通関係を作りづらいデメリットがあります。

社会に出た後には、必ずコミュニケーションスキルや最低限の礼節は必要であり、それらは学校生活で身に付けられることも多いです。

そのため、通信制の高校で勉強している時間外で、いかに上記のようなスキルを身に付けられるかが重要なポイントとなります。

自習学習であるため

コミュニケーションスキルが身につかないため

勉強時間外での時間が重要

通信制の高校でも学習塾に通えば問題はない

_画像

先ほど、通信制の高校がやめとけと言われている理由について解説をしました。

しかし、それらの理由は、学習塾に通うことで解決できるケースがほとんどです。

学習塾は、当然ながら志望校や苦手教科を学習できる環境であるため、通信制高校の自習学習で足りない点を十分に補うことが可能です。

また、学習塾に通うことで、ともに勉強する仲間も増えます。

仲間と切磋琢磨したり、一緒に勉強したりすることで、社会に出た後に必要なコミュニケーションスキルも身に付けられます。

そのため、通信制の高校に通うことを検討している場合は、同時に学習塾に入塾することも積極的に検討するようにしてください。

学習塾に通うことで解決できる

仲間と切磋琢磨することも可能

無料体験に参加すること

高校生におすすめの通信教育

_画像

ここからは、高校生におすすめの通信教育を3つご紹介します。

  • オンライン家庭教師Wam
  • 家庭教師アルファ
  • N予備校

それぞれ順番に見ていきましょう。

オンライン家庭教師Wam

画像

オンライン家庭教師Wamは、オンラインスタイルで、自宅で学べる家庭教師です。

東京大学や京都大学といった難関大学の現役学生や、多くの難関大学の合格者を輩出した、実績のある講師が在籍しています。

また、20年以上指導してきたノウハウを基に授業を行うため、学力の低い生徒であっても、短期間で大きく成績を伸ばすことが可能です。

そのため、まず検討するべき学習サービスの1つと言えます。

オンライン家庭教師Wamでは無料体験も用意されているので、一度無料体験に参加することから始めてみてはいかがでしょうか。

↓↓オンライン家庭教師WAMの詳細はこちら↓↓
↓↓お電話でのお問い合わせはこちらから【無料】↓↓

家庭教師アルファ

_画像

家庭教師アルファは、生徒のペースに合わせた丁寧な指導を受けられる家庭教師サービスです。

成績アップ、定期テストでの点数アップなど、異なるニーズに合わせた授業が展開されます。

短期講習コースも用意されているので、まずは短期講習で相性を確認し、相性が良い場合は正式に入会するといった形でも授業を受けられます。

講師やサービス全体の実績も申し分ないので、無料体験に参加したり、資料請求を活用したりすることから始めてみてはいかがでしょうか。

↓↓今なら2ヶ月指導料無料!↓↓
↓↓お電話で問い合わせる【通話無料】↓↓

N予備校

_画像

N予備校は、大学受験、プログラミング、WEBデザインなど、異なるスキルを専門的に学べる予備校です。

通信制教育の高校で学んでいる内容の、補完として利用すると、効率良く成績やスキルを伸ばせるでしょう。

また、N予備校は、中学レベルの学習の学び直しや生授業を、月額1,100円(税込)で受けられることも大きなポイントです。

そのため、学びに多くの予算を割けられない場合にも非常に役立ちます。

N予備校が気になる方は、無料体験から参加してみてはいかがでしょうか。

↓↓資料請求・無料体験授業はこちら↓↓

月額費用は確認すること

講師との相性を見極めること

無料体験に参加することが重要

まとめ

_画像

本記事では、通信制の高校について解説をしました。

通信制の高校は、基本的に単位制となっており、3年以上通うことで卒業資格を得られます。

教科書を自習学習で進める仕組みが一般的であり、テストに合格することで単位を取得可能です。

マイペースに学習を進めたり、専門知識を身に付けたりしたい方には非常におすすめです。

ただし、基本的には自習学習であるため、満足度の高い学習サポートは受けられないかもしれません。

また、コミュニケーションスキルも高まりません。

これらを解決するためには、同時に学習塾に入塾することが大切です。

まずは、本記事でご紹介した学習塾の無料体験に、順番に参加してみることを推奨します。

画像

家庭教師のアルファ

【先着50名様】キャンペーン実施中
★指導料最大1ヶ月分無料
無料体験授業をお試しください!

_

画像

個別指導WAMのキャンペーン

冬期講習4日間無料&スタートキャンペーン2ヶ月月謝無料!
地域密着で結果につながる指導
★自分だけのカリキュラムで苦手克服
+20点の成績保証付き

_

【初心者でもわかる】この記事のまとめ

「通信教育 高校」に関してよくある質問を集めました。

通信制の高校とは?

通信制の高校とは、通信教育スタイルで学習する高校のことです。基本的には自宅で学習を行い、必要に応じて通学する仕組みとなっています。また、学年制ではなく単位制となっており、要件を満たすことで卒業が可能です。通信制の高校の詳細はこちらを参考にしてください。

通信制の高校でも大学受験は可能?

結論から申し上げると、通信制の高校でも大学受験は可能です。卒業証書には、通信制高校ではあることは一切明記されず、一般と同じく卒業資格のみが記載されます。したがって、通信制の高校だからといって、大学受験で不利になるといった事実も一切ありません。通信制高校の受験ついてはこちらを参考にしてください。

この記事を企画・執筆した人
-StudySearch編集部-
この記事は、StudySearchを運営している株式会社デジタルトレンズのStudySearch編集部が企画・執筆した記事です。
StudySearchでは、塾・予備校・家庭教師探しをテーマに塾の探し方や勉強方法について情報発信をしています。
StudySearch編集部が企画・執筆した他の記事はこちら→