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更新日 2023.10.12

物理の正しい学習法とは?定期テスト・受験対策におすすめの参考書もご紹介

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大学入試の試験科目として様々な大学で利用できる物理ですが、他の科目よりも計算問題が多く苦手意識を持っている人も多いようです。

物理で高得点を取り、大学受験を有利に進めるには、どのように学習すればよいのでしょうか。

今回は物理について物理の対策科目おすすめの勉強法・参考書をご紹介していきます。

苦手意識を持つ人が多い物理を得意科目にし、受験を勝ち抜きましょう。

物理の特徴とは?

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物理は暗記量が少なく計算問題が多い

物理とは運動・熱・光・音などの諸現象をはじめ、様々な自然現象に対し実験を行うことで、得られた知識を数学的に表す分野です。

大学受験の入試で特に理系の生徒に選択されることの多い物理は、生物や化学などの他の理科科目よりも暗記量が少なく、代わりに計算問題が多いのが特徴です。

物理は多くの大学の入試試験で利用することができ、選択者の多い受験科目ですが、苦手意識を持っている人も多いようです。

物理が苦手な人が多い理由

  • イメージが掴めていない
  • 公式や用語を理解できていない
  • 計算問題が苦手

①:イメージが掴めていない

物理は、力や熱、電気など目に見えないものを理解する学問です。

そのため、それぞれのイメージが掴めていないと何を学んでいるのかさえわからなくなってしまいます。

私たちが当たり前だと思っていることでも、物理の力で成り立っていることが多くあるので、日常生活の中で常に意識していろんなことを見てみると良いでしょう。

②:公式や用語を理解できていない

物理の用語や公式はただ暗記するのではなく、意味を理解することが大切です。

特に大学受験では、近年より思考力読解力が問われているので、用語や公式を応用して問題を解く力が求められます。

各用語や公式は、人に説明できるレベルで理解できると良いでしょう。

③:計算問題が苦手

特徴でも述べた通り、物理は他の理科科目に比べ計算問題が多いです。

しかし、数学的な高い計算力を必要とする問題は少なく、コツを掴んでしまえば簡単に解くことができる問題も多くあります。

計算問題は繰り返し解き、問題に慣れることが必要です。

✔物理は他の科目に比べて計算問題が多い

✔公式や用語は理解が必要

✔物理に苦手意識を持つ人が多い

5つの物理の対策分野

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物理の分野としては、主に力学・波動・熱力学・電磁気・原子の5つに分けられます。

対策分野①:力学

物理学の中での力学は、古典力学やニュートン力学を含めた幅広い分野の総称です。

物体の運動、またそれらに働く力や相互作用などを実験を通して考察する学問で物理学の基本を学ぶ分野といえます。

基本を理解しておくのはとても重要なので確実に理解し、その他分野で生かしていくことが理想です。

対策分野②:波動

何らかの物理量の空間分布パターンの現象のことを、物理学では波動と呼びます。

わかりやすい現象だと周期性を持つ波動である正弦波などのことです。

具体的には振動・振幅・周期・波長などを定義して物理量を考察していく分野です。

対策分野③:熱力学

熱力学は、熱や物質の輸送現象やそれに伴う力学的な仕事についてを様々な物理量から考察していく分野です。

様々な物理量とはエネルギー・温度・圧力・体積などを指します。

機械の性能などを計算式を用いて実際に計算し、効率の良さなどを検討していく内容が多いです。

特に機械工学などの自動車に関わる分野については、確実に理解することが求められます。

対策分野④:電磁気

物理における素粒子の相互作用である、電磁相互作用に関する現象を考察していく分野です。

電磁相互作用に関する現象とは、磁石が鉄を引き寄せることや雷・稲妻のことなどを指します。

これら現象を様々な計算式を使い、多角的に考察していく内容が主です。

対策分野⑤:原子

原子自体の性質や構造を基本とし、その構成要素である電子や原子核を考察する分野です。

原子間の相互作用というよりは、性質や構造を考察することを重要視しているため学ぶ内容も原子自体のことを勉強します。

原子の分野が出題される大学は少ないですが、難関校受験をお考えの方は対応が必要です。

力学は物理学の基礎

✔波動は何らかの物理量の空間分布パターンの現象のこと

✔原子は入試では出題されにくい分野

物理の正しい勉強法は?

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ここでは、まず物理が苦手な人が行っている誤った勉強法についてご紹介し、その後正しい勉強法を説明していきます。

【注意】物理の誤った勉強法

暗記しかしていない

理科科目は暗記が必要となるものが多くありますが、物理は暗記だけでは解くことができません

公式や用語を丸暗記をしてしまうと公式の本来の意味が分かっていないので応用問題についていけなくなります。

公式の意味を理解することで問題文を読むだけで、どの公式を当てはめたらいいかわかってきます。

単位を理解できていない

物理では、単位や言葉に当てはまる文字を覚えることはとても重要です。

単位と文字が何を表しているのかを意識するだけでも計算式を組み立てやすくなったり何を問われているのかわかるようになります。

事象をイメージしていない

物理は大前提として、実際に起きたことしか取り扱っていません。

つまり事象を問われていることになるので、各分野における事象をイメージすることがとても重要となってきます。

イメージの仕方は、図などを用いて自分が一番わかりやすいもので対応しましょう。

物理の正しい勉強法

物理の勉強手順

①:範囲全体の基礎知識をつける

②:分野ごとに対策する

③:問題を繰り返し解く

①:範囲全体の基礎知識をつける

物理を勉強する際には、まず試験範囲全体をざっと学習しましょう。

物理は教科書だけでは理解できない部分も多いので、参考書を使ってイメージを持ちながら学習すると良いでしょう。

一通り一度学習することで、どの分野がわからないのかがわかり、対策が立てやすくなります。

②:分野ごとに対策する

分野ごとの学習では、各分野の重要問題が詰まったテキストを活用して学習するのがおすすめです。

志望校の出題傾向を調べ、頻出分野の対策を行うとよいでしょう。

分野ごとに対策を行える参考書はこちら→

③:問題を繰り返し解く

物理の問題には苦手意識を持つ人が多いようですが、コツを掴むことでスラスラと問題を解くことができるようになります。

コツを掴むためには、初見の問題を解きまくり、思考力を鍛えることです。

物理の問題の傾向を掴み、この問題にはこの公式を使うなどがすんなりと出てくるようになると一気に点数に繋がるでしょう。

独学での物理対策は可能?

理科科目は暗記が必要なため、独学で学習を行う人が多くいます。

物理を独学で勉強し大学受験に合格することは不可能ではありませんが、物理には計算問題や思考する問題がたくさん出題されるため、おすすめはできません

独学で学習する場合には、以下の手順で学習しましょう。

独学の手順
  • 1.年間の学習計画を作成する
  • 2.自分の学力に合った参考書を選ぶ
  • 3.志望校の過去問を繰り返し解く

物理対策ができ、一人一人に合わせたカリキュラムを作成してくれる学習塾はこちら→

✔暗記だけでなく意味を理解する

✔全体を簡単に学習し分野ごと対策する

✔高得点を取るためには演習を繰り返す

【高校生向け】物理におすすめの参考書

物理 レベル別問題集 1基礎編

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物理 レベル別問題集 1基礎編
価格(税込) 935円
出版社 東進ブックス
難易度 基礎~標準

物理の入門におすすめなのが、物理 レベル別問題集 1基礎編です。

本書は、大学入試の頻出問題を厳選して収録してあります。

レベル1なので基本的な部分が多く出ますが、基礎をおさえるのは重要です。

また、各章の最初では簡単な講義があります。

ポイントを確実に抑えて実践力・得点力を付け、ケアレスミスを無くしましょう。

物理入門問題精講

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物理入門問題精講
価格(税込) 1,210円
出版社 旺文社
難易度 標準~応用

大学受験で必ずやっておきたい物理の問題を集めた一冊です。

難易度はそれ程高くないですが、重要な基礎知識をしっかり定着させることができます。

解説では具体的な解き方や思考過程を丁寧に記載しているので、ある程度知識を付けたら応用問題に対応するために必ずやっておきたい一冊です。

物理のエッセンス

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物理のエッセンス
価格(税込) 924円
出版社 河合出版
難易度 標準~応用

物理の基礎を固めるのにおすすめなのが、物理のエッセンスです。

基礎の部分から、感覚的な理解の部分まで抑えられているため、試験問題を解くための流れから応用まで身につく1冊となっています。

解法のノウハウや公式の体系をイラストなどわかりやすい形で説明してくれています。

また、詳しい例題、問題は入試問題の分析に基づいたオリジナル問題となっています。

名門の森 物理

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名門の森 物理
価格(税込) 1,100円
出版社 河合出版
難易度 応用

基礎が固まり、本格的に学ぶレベルの方におすすめなのが名門の森 物理です。

難易度は高めで、この1冊を確実に理解できれば大学入試で優位に立てるほどです。

厳選された問題をさらに厳選した良問ばかりを取り揃えているのが特徴で、挑戦する意味でもおすすめの1冊です。

また、難しい問題の分、解説はすごく丁寧にわかりやすくまとめられているので上級者向けではありますが物理学攻略には必須の参考書といえるでしょう。

大学入学共通テスト 物理 予想問題集

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大学入学共通テスト 物理 予想問題集
価格(税込) 1,320円
出版社 KADOKAWA
難易度 標準~応用

大学受験をする人ならば避けては通れない大学入学共通テストの予想問題を集めた問題集です。

2021年度の大学入学共通テストを踏まえて、3回分の予想問題を収録しています。

また、予想問題だけでなく、共通テストとセンター試験の違いなどを分析し、どのような力が求められているのか記載しています。

解説は、その答えに至った経緯も説明しているので理解して学習することができます。

物理対策におすすめの学習塾

【完全マンツーマン指導】個別教室のトライ

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個別教室のトライの基本情報
対象 小学生・中学生・高校生
授業形式 個別指導、オンライン指導
校舎 約600教室
特徴 生徒に合わせた様々なコース設定が可能

個別教室のトライは、志望校の傾向に合わせて効率よく学習を進めることができる個別指導塾です。

上智大学や東北大学、慶応義塾大学など様々な大学へ合格者を輩出しています。

オーダーメイドカリキュラム

個別教室のトライの一番の特徴は、志望校別に選べる合格実績の豊富なプロ講師がオーダーメイドカリキュラムを作成して指導を行ってくれる点です。

自分に合ったカリキュラムで、効率的に志望校対策ができます。

物理・化学 集中対策コース

個別教室のトライには、基礎から応用力を身につける「物理・化学 集中コース」が設けられています。

物理や化学といった理系科目では、応用力が非常に重要です。

そのため、物理・化学 集中対策コースでは基礎を固めた上で様々な応用問題に取り組んでいきます。

その他にも大学受験対策コースなど様々なコースが設けられているので、気になる方は公式サイトをご参考ください。

↓↓【個別教室のトライの詳細はこちら!!】↓↓

【日本最大級の合格実績】メガスタ高校生

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オンライン家庭教師のメガスタ高校生の基本情報
対象 高校・高卒
授業形式 オンライン指導・訪問指導(東京・神奈川・千葉・埼玉)
対応地域 全国(オンライン)

メガスタ高校生は、合格実績日本最大級を誇るオンライン家庭教師です。

大学受験に精通した講師が、一般入試対策から推薦・医学部対策まで行います。

全国トップ講師によるマンツーマン指導

メガスタ高校生には、大手塾・予備校の有名講師・難関大学の学生講師が在籍しています。

メガスタに在籍する講師は、主に首都圏の駿台・河合・代ゼミ・東進などで活躍する現役講師・元講師、実績を積んだ家庭教師です。

家の近くに希望する塾・予備校がない、実績ある講師によるマンツーマン指導を希望する方は、メガスタ高校生がおすすめです。

実際の合格実績

2023年度の実績をみると、国公立大学では、東大/京大などの旧帝国大学や私立大学では、早慶上智/GMARCHなどの難関私立大学に合格者を輩出しています。

また、医学部対策なども行っているため、医学部への合格者も輩出しています。

なかなか対応が難しい専門的な分野や科目でも対応可能ですので、ぜひメガスタ高校生を利用されてみてください。

↓↓資料請求・詳しい料金はこちら↓↓

まとめ

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この記事では、苦手意識を持つ人が多い物理の正しい勉強法やおすすめの参考書をご紹介しました。

物理学はただ公式を覚えればいいわけではなく公式や単位、言葉の意味を十分に理解する必要があります。

自分にあった最適戦略をみつけることが成績を伸ばす一番の要因になるので、今回ご紹介したおすすめの参考書や学習塾を活用して最短ルートで合格を目指しましょう。

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個別教室のトライ

冬期講習受付中
120万人の指導実績を誇る個別指導塾!
あなただけのトライ式学習法を提案!
★一人ひとりに最適なオーダーメイドカリキュラム

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偏差値40から早慶上智MARCHへ逆転合格【メガスタ高校生】

✔家庭教師人数:約15,000名以上
✔実績:大学受験では首都圏最大級の合格実績
✔特徴:偏差値40台からの逆転合格が得意

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【初心者でもわかる】この記事のまとめ

「物理 勉強法」に関してよくある質問を集めました。

物理の正しい勉強法は?

物理の勉強法としては、範囲全体をの基礎知識を定着させましょう。全体をざっと学習し終わったら、分野ごとの対策を行いましょう。志望校の出題傾向を分析し、頻出分野を強く学習できると良いでしょう。分野ごとに対策できたら、演習問題を繰り返し学習しましょう。詳しくは記事に記載しています。

物理の勉強におすすめの参考書は?

大学受験の物理対策におすすめの参考書は、入門レベルの「物理 レベル別問題集」「物理入門問題精講」、基礎固めレベルの「物理のエッセンス」、応用力をつける「名門の森 物理」「大学入学共通テスト 物理 予想問題集」です。物理の参考書はたくさんあるので、自分のレベルに合ったものを使うようにしましょう。詳しくは記事に記載しています。

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-StudySearch編集部-
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