受験を考えるのにあたってまず悩むのは、勉強の方法や勉強を始める時期ではないでしょうか。
今回は大学受験と高校受験の始めるタイミングを紹介します。
また、時期や科目別の勉強法、スケジュール管理等の受験生が気になる情報にフォーカスしてまとめてみました。
■まとめ
はじめに受験勉強を開始するタイミングを高校受験と大学受験を分けて紹介します。
中学受験を経験していない学生は初めての受験となるのが高校受験です。
わからないことばかりで不安も多いことですが、中学生は部活動や学校行事で忙しいです。
そのためなかなか受験勉強を始めるタイミングがわからない、部活動が忙しくて受験勉強が手に負えないという生徒が多いです。
結果部活動や行事がひと段落した夏休みごろから受験勉強を始めます。
高校受験に備えて勉強を始めてほしいタイミングは中学3年生の春です。
中学3年生はまだまだ部活動なので忙しい時期ではありますが、春の段階で志望校を含めた定期テスト対策や内申点の対策を徐々に強化していただきたいです。
また、春の段階ですでに受験勉強を始めることで他生徒と差を広げることができ、合格の可能性を高めましょう。
高校生の受験勉強は高校3年生の春 から多くの生徒が開始します。
高校が部活動への入部を義務化していない学校が多いことと受験生という自覚が芽生え始めることが高校3年生というのが原因だといえます。
進学したい大学に向けて大学受験をはじめるおすすめのタイミングは、ずばり高校2年生。
高校2年生のうちにある程度の目標設定を行い、基礎を定着しておくと余裕をもって受験勉強に臨むことができるでしょう。
そして、高校3年生に上がる段階では他者との差を広げ志望校も一つ上のランクまで上げれるようになることが理想的です。
✔受験範囲は変わらないため早期の習得で応用問題に手を回せる
✔余裕をもって受験勉強をすることができる
✔高い意識をもって学習できる
受験勉強を早めに始めても問題がない理由の1つには受験範囲があります。
どのカテゴリーの受験に関しても実際に問われるものはそこまで変わりません。
受験の形式が変わるなど学校によって違いはあるにしても、全体的な受験範囲はあまり変わらないです。
ということは、何を対策すればいいかがわかっており、そこに向けて早めに受験勉強をしておけば受験に備えられるということになります。
早めに受験勉強を始めるということはそれだけ余裕を持たせることが出来ることを意味します。
直前に詰め込もうとしても、やるべきことが多すぎてついつい抜けてしまうことが多いです。
ただ、前もって準備を進めておけばどこが失敗しやすいか、間違えやすいかというものを理解して直前の勉強にあたることができ、ミスをしない形を目指すことが出来ます。
受験において注意したいのはケアレスミスです。
そのせいで大事な点数を落としてそれが仇となって不合格になることはよくあることです。
なので、余裕を持たせるために早めに取り組むことは大事です。
実際の受験生の中にはこんな時期から何で受験勉強をしなくてはならないのだろうかと思う人はいます。
これ自体は仕方ないことであり、そう思ったとしても当然です。
ただ早い時期から始めることにより受験に対する意識を高く持てるのは大変大きいです。
直前に始める人と比べれば余裕が違い、同じように必死に勉強すれば差はつきません。
早い段階に始めれば始めるほどライバルに差をつけられます。
それだけではなく、高い意識を持つことで周囲にも同じような人が出てくるのでそうした点も大きな要素です。
早く始めることは大事と言いながらも、学校で習っていない部分を学ぶことに対する抵抗というのはあるものです。
特に学校でそれを言うとあまりいい顔をされない傾向にありますが、これは無視して大丈夫です。
習っていないところを勉強しなければ早く始める意味がありません。
学校の友人たちがまだ習っていないところを先に習って、学校で学ぶときには復習感覚で授業を受けていくことで確実な定着が見られます。
なので、予習のつもりで勉強することが必要です。
受験勉強にとって大事な事は習熟度を高める事です。
その理由はどんな受験問題が出ても対応できるようにするためです。
基礎的なパターンはわかっていたとしても、それをアレンジして出された場合にあっさり解けないことがあります。
この場合に考えられるのは習熟度が実は低かったということです。
急いで詰め込むと習熟度が低い状態にもかかわらず、勉強をした感覚になりがちで結果的に本番で痛い目を見ます。
時間をかけて習熟度を上げていけば、こんな問題を以前に解いたと冷静に対処できます。
早めに行うことは習熟度を高めるのには最適であり、万全の体制を作れます。
✔︎早く始めることで受験に対する意識を高く持てる
✔︎早く始めることで弱点をつぶしやすくなる
✔︎習熟度を上げることでどんな問題にも対応することができる
受験勉強を早く始めた方がいいということが分かりましたが、受験勉強を始める前に何が必要なのでしょうか。
以下では、受験勉強を始める前にしておくべきこと3つについて説明します。
受験勉強を始める前に、まず最初にすべきことは志望校を定めることです。
大学受験では特に、志望校ごとに受験科目が大きく異なる場合があるため、受験科目を把握してから受験勉強の計画を立てるべきです。
受験の際の併願校を決めるにも、第一志望校が定まっていないと試験日等も分からないため受験計画が上手くいきません。
そのため、志望校を定めることが第一優先なのです。
また、志望校を定めることで、受験勉強に対するモチベーションにつながるため、志望校がない人も志望校探しから始め、志望校を定めましょう。
志望校が定まってから次にすることは、自分の現段階での実力を知ることです。
学校や塾などで行われる模試を有効的に活用して実力を測りましょう。
自分の苦手科目や得意科目を把握することで、受験勉強で何に時間を多く割くかを決めることで受験勉強の計画を容易に立てることができます。
また、定期的に模試等を受けることで学習効果を測ることができるため、定期的に受けることを推奨します。
志望校が定まり、自分の実力を知った後にやるべきことは、受験までの学習計画を立てることです。
学習計画を立てて取り組むことで、優先すべきことが見え、効率的に受験勉強に取り組むことができます。
また、定期的に学習計画を見直して修正を行っていくことで、より適切な受験勉強ができるでしょう。
✔まずは志望校を定めよう
✔模試などで自分の実力を知ろう
✔受験の学習計画は定期的に見直そう
主要科目国語・数学・英語・理科・社会の効率的な勉強方法をご紹介します。
国語の勉強はあまり暗記する教科というイメージはありませんが、国語でも暗記に力を入れていただきたいです。
国語のテストでは作者や文の意図を汲み取る読解力とそれを自分の言葉にまとめる文章力が問われ、あらゆる教科の基本です。
それだけでなく国語に関する知識を問う問題や知識を活用した問題も多々出題されます
入試の場合大問1の多くで最初に問われるのは漢字についてです。
国語でもまずは暗記問題を学習することが得点を上げる効率的な勉強方法です。
文章読解については、たくさんの問題をこなすことが最も効率的です。
たくさんの問題をこなすことは非効率的な響きですが、文章問題は数学や英語など他の教科でも共通して出題される内容です。
そのため国語で数多くの文章を解くことで他の教科でも問題の核心を突くことができ得点アップに繋がります。
次に数学の効率的な勉強方法の仕方を紹介します。
数学では、公式を使った文章問題・応用問題の出題が基本的です。そのため、まず公式を覚えることがスタートラインに立つための条件になります。
数学では公式を1つだけでなくたくさんの公式を用いた問題が出題されます。
複雑な問題を解くためには柔軟な発想が必要です。
柔軟な発想を育成するためにはやはり経験しかありません!多くの問題を経験を積むことで鋭い判断力を身につけましょう。
英語を学習する上で欠かせないことをまとめました。
受験で英語の配点が高くなっている採点方法を採用している学校が多いです。
そのため志望校合格に向けて英語を学習することは効率的といえます。
効率的に英語の得点を挙げるためには、英単語の暗記と同時にリスニングに力を入れましょう。
最近の英単語帳の多くにはDVD付きや音声をダウンロードできる英単語帳が増加しています。
その音声を使用し単語を暗記しながらリスニングも鍛えることを意識しながら学習しましょう。
「この単語はこんな発音するんだ!」のような発見があり暗記するきっかけを与えながら効率的に学習しましょう。
次に理科の効率的な勉強方法を紹介します。
理科は他の教科に比べて幅が広く、 必然的に勉強のハードルが高くなります。
そのため、暗記する事だけに注力してしまうと、本番で良い点をとることができなくなってしまいます。
理科は生物や地理、化学など様々な単元に分かれています。
そのため、対策も単元ごとに異なってきますが、共通部分として公式や文章を丸暗記するのではなく、なぜそうなったのか、成り立ちの部分から理解するようにしましょう。
また教科書の音読も有効手段になります。
声に出し、文章を理解することで解像度が上がり、よりその単元が理解しやすくなります。
社会は日本史、世界史と分かれており、覚える量が大変多くなっています。
そのため単語1つ1つを丁寧に覚えるのではなく、いかに効率的に勉強できるかが勝負になってきます。
ここでのポイントは時代ごと、短期間での歴史を覚えるのではなく、流れを理解して暗記しましょう。
入試の本番では時代ごとに問題が出されるのではなく、順番も流れもすべてばらばらな状態で出題されます。
そのため時代ことで覚えるのではなく、全体像を把握しながら勉強を進めることがポイントになってきます!
科目別の勉強方法で大切なのは、文系分野と理系分野で分けて勉強方法を考えることです。
文系と理系では、問題を解く方法も異なりますので同じような勉強方法をしていたのではどちらかで頭打ちになってしまいます。
学生はまず、どちらの分野に力を入れるのかということを考えてから勉強を進めていくと良いでしょう。
文系と理系は分けて考えることが大切ですが、1つだけ受験勉強として共通している点があります。
それは、基礎を疎かにしないという点です。
文系も理系も、基礎をしっかりとしておけば後で応用勉強をした時の習得率に大きな違いがでてきます。
特に、理系に関しては暗記は必要ないと誤解をしてしまう学生も多いですが、理系も最初は暗記から始めなくてはいけません。
問題を解くために必要になる公式や問題の解き方そのものに関しても、暗記をしておく事によって習得率が非常に高くなります。
基礎を暗記することで受験勉強の効率が確実に上がりますので、まずは反復して文系も理系も覚えなくてはならない基礎を習得することです。
✔︎文系も理系もまずは基礎を暗記することから始める
✔︎文系科目は、学んだ知識を自分の言葉で説明することが大事
✔︎理系科目は、基礎問題から応用問題まで多くの問題をこなすことが大事
受験生がやりがちな絶対にしてはいけないNG行為を紹介します。
✔睡眠時間を削る
✔参考書を何冊も進める
✔ノートのまとめ方に強いこだわり
✔学習計画の修正をしない
効率のいい勉強するためには睡眠時間にこだわって勉強していただきたいです。
ヒトの脳は眠っている間に記憶を定着させる性質があります。
そのため、睡眠時間を削ると定着させる時間が短くなるだけでなく、疲れている脳を回復させるために逆に体が疲れてしまい、体調不良になることも。
受験勉強は長期戦です。
余裕をもって準備することで心身ともに万全を期して受験に挑み合格をつかみ取りましょう。
もし、睡眠時間を削ってしまった場合は、次の日15分程度の仮眠を取って、少しでも脳の回復を促しましょう。
ついつい気合が入ってしまい参考書を何冊も買い集めてしまう受験生が毎年のようにいます。
参考書を何冊も持っていると勉強した気になりますが、それは落とし穴で気分が勉強しているだけでそれは受験勉強しているとは言えません。
参考書の正しい使い方として、1つの参考書を決めその参考書すべて暗記するくらい何度も解きなおすことが得点アップにつながります。
2冊目以降の参考書を購入するときは、現在使用している参考書を全て網羅することができたのか、疑問に思っていることはないのか自分に一度問いただしてみてから検討していただきたいです。
これは受験生だけに言えることではないですが、ノートのまとめ方に強いこだわりを持ちすぎることもNG行為です。
ノートをまとめることに集中してしまい受験勉強の時間が少なくなってしまうことが一番もったいないです。
また、教材やノートに色を付けすぎてしまうこともいけません。
色が多く、どこが大切なところなのか識別できなくなるからです。
ノート整理は後で見返して自分が解けなかった問題や疑問に思った点、重要な点を簡単にわかりやすくまとめておくことをおすすめします。
受験勉強を始める前にやるべきことで、学習計画を立てることと挙げましたが、修正をすることは必須となってきます。
受験勉強を進めていく中で、苦手科目から得意科目に変わった場合や、力を入れて勉強したいことが変わった場合には、学習計画を適応させていくことが重要です。
定期的に見直す習慣をつけておくことで、学習計画は本当に最適か、今自分に必要な勉強を把握することで受験勉強を効率的に進めることができるでしょう。
✔︎勉強と休息のバランスが大切
✔︎受験は長期戦なので健康に気を付けよう
✔︎効率的な勉強が大切
以下では、受験生のスケジュール管理について解説します。
一日のスケジュールをある程度決めておくことで余計な時間を省くことができ頭を無駄に使うことが少なく済ますことができます。
自分は夜型だと思い込んでいる人も、実は朝勉強するとはかどるケースがありますので試してみるのがおすすめです。
一般的に、受験のスケジュールも大抵は午前中が本番ということが多いですので、朝方にしておくのに越したことはありません。
夜になってくると目がさえるという人もいますが、試しに朝やるようにしておくと、午後はある程度自由に時間を使えることもあります。
夜型で勉強をしていると、朝も早く起きることが出来ませんし、毎日夜型の生活になってしまい受験当日も眠くて集中できないことがありますので注意が必要です。
時間 | 内容 |
---|---|
7:00~8:00 | 起床、朝食、準備 |
8:00~8:30 | 準備、1日のスケジュール調整 |
8:30~10:00 | 国語 古典 p6~p12 |
10:00~12:00 | 国語 現代文、読書 |
12:00~13:00 | 昼食 |
13:00~15:00 | 英語 リスニング、声に出して単語暗記 |
15:00~16:30 | 英語 文章読解 |
16:30~18:00 | 歴史 江戸時代中心に暗記 |
18:00~20:00 | 夜ごはん、お風呂 |
20:00~22:30 | 振り返り、自由時間 |
22:30 | 就寝 |
こちらの表はスケジュールの一例になります。
時間や今日やるべきことを書き出していくことで、効率の良い勉強をすることができます
早い段階からスケジュール管理ができるようになると、周りと一歩差をつけられるようになります。
自分のスケジュールに不安がある人、自分のやるべきことを見いだせていない人は塾や学校の先生に相談をしながらスケジュールを組むことをおすすめします。
受験の直前になると多くの受験生から聞かれるのが、時間が足りないというものです。
これは計画的にスケジュール管理を行っていなっていなかったことによるものですので、早いうちからスケジュールの管理をすることで防ぐことが出来ます。
時間が足りなくなる原理としては、暗記系の科目に時間を割くことが出来なかったケースが多いです。
暗記系はある程度時間をかけて学習する必要がありますので、早いうちにスケジュール管理をして、科目ごとに苦手分野から徹底的に繰り返し学習しておきましょう。
遊ぶのに夢中になってしまうのは誰でも同じですが、そこで自制心を持つことが重要です。
時間が足りなくなるのは目に見えていますので、そうならないために遊ぶ前に勉強をする習慣を身につけましょう。
受験勉強は、なにも続けて何時間もしなくてはならないわけではありません。
むしろ、適度な休憩をはさんで時には気晴らしもしながら集中して行うことが重要です。
ですが、一日にこのくらいは勉強したい、など目標を持って取り組むことも大切になります。
時には予定があったり体調が悪くてできないこともあるかもしれませんが、足りなかった分は数日中に取り戻すイメージで、大まかな目標時間を決めてクリアするようにすると良いでしょう。
ゲーム感覚で攻略するようにすれば、受験勉強も楽しくなります。
早めに取り掛かることであとで慌てずに済むのもメリットです。
学生の場合、移動時間も無駄にしたくない大切な学習時間です。
電車やバス、送迎の車の中でも単語を覚えたりリスニングの練習をすることはできます。
おすすめなのは、移動中に便利な単語帳や暗記用の教材です。
コンパクトなタイプなら持ち運びにも便利ですし、リスニング用の教材はスマートフォンや音楽プレイヤーなどに入れておくことができます。
短時間でも、毎日行えば一年間でかなりの学習時間をとることが出来ますし、環境が変わると意欲も変化しますので移動用の教材を用意すると良いでしょう。
スマートフォンは、友人や家族とのやり取りや調べ物に欠かすことが出来ませんが、受験勉強の妨げになるケースが多く見られますので注意が必要です。
基本的には、学習中は触らないようにするのがおすすめですし、自室で勉強をするのならリビングで充電しておくくらいの気持ちでいたほうが、誘惑に負けにくくなります。
スマートフォンを使っているとあっという間に1時間くらいたってしまいますが、その時間は学習の為には大切な1時間です。
スマートフォンとは受験期間中は距離を置いて付き合うくらいの気持ちでいると、空いた時間を有効に学習の為に使うことができます。
スマートフォンと距離を置いた人から成績がアップするのが定説です。
✔︎スケジュール管理は早い段階から癖づけておく
✔︎朝や移動時間も有効に使う
✔︎スマートフォンとは距離を置く
以下では、おすすめの暗記法について紹介します。
皆さんの中には、受験勉強などで多くの覚えるべきことを暗記することが多いでしょう。
そのような場合には、できるだけ早く効率的に覚えることができればいいと誰しも思うものです。
そのような方法を実践するには自分に合った方法を採用することが非常に不可欠です。
しかし、中には方法自体で何をやればよいのかがわからないというような方も中にはいらっしゃるでしょう。
そのための主な考えられる実践法を頭に入れておくことでいつでも、どこでもその暗記法を実践することができるので、いくつかご紹介しておきます。
文字を暗記することは苦手でも、写真や映像なら覚えやすいというような場合には、視覚情報から暗記を実践することをおすすめします。
漫画のセリフを覚えることができるのも、正にそのような漫画の絵から文字を思い出すという手順を踏んでいることに他なりません。
具体的な勉強法としては、歴史の場合には資料集などで写真を眺めることで記憶を定着させることができます。
このプロセスがあることで文字の場合には覚えられなかったものであっても、絵と関連付けさせることで、その文字を見た瞬間に絵をイメージすることができます。
その逆も可能でその場合には文字を思い起こせます。
記憶するには聴覚を利用することも可能です。
文字を読み続けることは困難でも、内容を聞くことなら自然に記憶ができるといったケースもあり、その場合には自分の頭に叩き込みたい文章や内容をICレコーダー等に記録をすることで聴覚資料の作成ができるので、おすすめです。
特にこのような方法を活用した場合のメリットとしては、ICレコーダーに録音や保存をしておくだけでいつでもどこでも気軽に聞くことができるということになります。
そのため、やる気が起きないなどの受験勉強をすることが難しいシチュエーションでは、イヤホンやスピーカーから流れる音声を聞くだけでも記憶定着が可能です。
その日のうちに記憶したものに関しては、寝ているときに頭の中が整理されていると言われています。
そのため、できるだけ暗記をしたいものがあった場合には寝る前に暗記をすることで寝ている間に脳内を整理することができるでしょう。
ここでポイントになるのは、一度その日のうちに暗記をしたものは寝る直前に復習をしておくとより記憶を定着させることができます。
せっかく何も見ずに言うことができたものであっても、忘れてしまっては今までの苦労が台無しになってしまいます。
復習は面倒ではありますが、長期戦である受験勉強では長期記憶が大切で、それを定着させるためには遠いようで近道です。
そのため、頭に入れたものは一日後、一週間後または一か月後などには復習をすることが記憶の持続には肝心です。
✔︎視覚や聴覚で暗記を助けることも効果的
✔︎寝る前にその日暗記した内容を復習すると定着しやすい
✔︎一度覚えた内容も何度も復習
自分の子供がなかなか勉強に集中してくれないと不安を覚える保護者の方も多いでしょう。
子供に勉強に集中してほしいけど、具体的にどのような行動を起こせばよいか迷っている保護者の方必見です!
まず、おすすめするのが、お子さんと一緒に志望校に足を運んでみることです。
ずっと机に向かて勉強をしているだけだと目的を失ってしまい、勉強意欲は半減してしまいます。
やはり実際に志望校を見ることで、自分がその学校へ通っているイメージがしやすくなるためとてもおすすめの方法になります。
次に挙げる案としては、周りの受験生の熱を感じさせることです。
自分一人で勉強をしていても、なかなかモチベーションが上がらないお子さんも多いでしょう。
周りの受験生の熱を感じさせるためには以下の2つの方法があります。
まずは、塾に通わせてみることです。
塾に行くことで自然と学習習慣が身につき、仲間と切磋琢磨しながら勉強に取り組むことができます。
子供に合う塾が分からないときは、塾の体験授業など試してみるのも良いでしょう。
次に挙げられるのが、子供と一緒に合格体験記に目を通してみることです。
合格体験記に目を通すことで、この子は~が苦手で、~といった流れで改善したんだなど新たな発見にもつながります。
同時に自分の志望校に合格した方の体験記を読むことでさらにモチベーションアップにもつながるでしょう。
✔勉強に集中できないのは何かしら原因がある
✔子どもとコミュニケーションをとることが理解への近道
✔志望校へ足を運ぶ、体験記を読むなどアクションを起こす!
以下では、塾に通うべきかどうかをメリットとデメリットをそれぞれ挙げて説明していきたいと思います。
塾に通うメリットとして挙げられるのが、学習時間の確保ができることです。
忙しい学生には学習時間を確保することが難しい方が多いでしょう。
また、ついつい勉強をサボってしまう方や、自宅では集中して取り組むことができない方もいるでしょう。
塾に通うことで、一定の時間の学習時間が確保できるほか、自習室等の利用でさらに学習時間を増やすことができます。
塾で勉強の習慣をつけることで、日々の生活にもメリハリが生まれ効率よく受験勉強をすることができます。
塾には受験対策のエキスパートである講師やチューターが在籍しています。
学校や家庭では受験情報を収集するのに限界がありますが、塾に通うことで受験についてに情報を多く得ることができます。
受験は情報戦ともいわれるわけですから、塾に通いながら受験対策を行うことは効果的でしょう。
志望校への合格実績のある塾では、合格者の記録や体験記等から得られる情報もあるはずなので、そこから塾を選ぶこともおすすめします。
塾に通うメリットを上げた一方で、デメリットも存在します。
塾に通うことで、時間がとられてしまうため、学校や課外活動等が忙しい方には向いていないでしょう。
忙しくても塾に通いたいという方には、スケジュールが柔軟に決められる個別指導塾などがおすすめです。
体験授業をしてみることで、実際に通うイメージもつくはずなので体験授業をしてみることもおすすめします。
そして、塾に通うにはもちろん費用がかかってきます。
出来るだけ出費を抑えたいという方には、塾は難しいかもしれません。
塾に対して料金面で不安な方は一度資料請求やお問い合わせをすることをおすすめします。
✔塾に通うことで学習時間が確保できる
✔塾に通って受験に関する情報を集めよう
✔忙しい方や費用面が気になる方はお問い合わせや体験をしてみよう
受験勉強でつまずいたときは塾に頼ってみるというのも一つの手です。
受験生におすすめの塾を紹介したいと思います。
東京個別指導学院の基本情報 | |
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対象生徒 | 小学生・中学生・高校生・高卒生 |
対象地域 | 首都圏を中心に全250の直営教室を展開 |
指導方法 | 最大1対2までの個別指導 |
自習室情報 | あり(教室により要確認) |
特徴 | 「成績向上・結果」「講師」で顧客満足度の高い指導 |
東京個別指導学院は個別指導ならではの、一人ひとりに寄り添うコーチング指導で生徒に学習指導を行っています。
生徒はそれぞれ志望校や学習状況などが異なりますが、個別指導であれば一人ひとりに最適な学習を提供することが可能です。
そのため東京個別指導学院では一人ひとりに適した学習方法で講師が指導を行っています。
東京個別指導学院は、大手教育グループのベネッセグループが運営をしております。
また、全ての教室が直営店であるため指導の質がどこでも変わらず高いという特徴があります。
全ての教室で集められる学校情報を共有するため、情報面でもしっかりと受験をサポートしてくれます。
入塾金 | 0円 |
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設備費 | 2,200円~(/月) |
授業料 | お問合せで開示) |
東京個別指導学院は生徒一人一人に合ったカリキュラムを組むため、料金は個人によって異なります。
詳しく知りたい方は下記サイトよりお問い合わせください。
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1対1または1対2の授業で、じっくりと学習が進められる環境が整っているのは安心です。
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東京・関西個別の冬期講習キャンペーン | |
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対象学年 | 小学生/中学生/高校生 |
特徴 | |
料金 | 授業料シミュレーション |
お申込み | 2024年10月23日(水)~2025年1月7日(木) |
冬期講習期間 | 2024年12月11日(水)~2025年1月7日(木) |
東京・関西個別指導学院は、2024年12/11(水)~2025年1/7(木)まで冬期講習を実施しています。
東京・関西個別指導学院の冬期講習では、
対象としている学年は小学生~高校生まで対応しているので、どの学年でも冬期講習を受けることができます。
受験直前の対策や苦手単元の復習などしっかりと対策したいお子さまは、早めに冬期講習のお申込みすることをおすすめします。
冬期講習でも、実際に授業を受けて科目別に講師を選ぶことができ、1人ひとり専用の学習プランを作成して対応します。
東京・関西個別指導学院の冬期講習の料金・費用 | |
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入会金 | 無料 |
授業料 | 授業料シミュレーション |
東京・関西個別指導学院は生徒一人ひとりカリキュラムが異なることから、冬期講習の料金を公開していません。
料金の詳細が気になる方は、授業料シミュレーションで確認してみてください!
東京個別指導学院への入会を迷われている方は、1科目から受講できるこの冬期講習を機にぜひ東京個別指導学院の指導を受けてみてはいかがでしょうか。
詳しい料金については、以下の公式サイトよりご確認ください。
冬期講習の学年ごとのコース内容としては以下の通りです。
学年 | 学習内容 |
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高校生 詳しい学習内容はこちら⇒ |
大学受験対策 |
学年末テスト対策 | |
内申点対策 | |
内部進学フォロー | |
中学生 詳しい学習内容はこちら⇒ |
高校受験対策 |
苦手克服・復習・予習 | |
内部進学フォロー | |
小学生 詳しい学習内容はこちら⇒ |
中学受験対策 |
苦手克服・復習 | |
英語対策 |
東京個別は、講師と1対1か1対2で授業が受けられる個別指導なので、時間帯や科目、学習内容まで1人1人に合わせた完全なオーダーメイドカリキュラムを作成してくれます。
受験対策や苦手な科目の克服、勉強法の改善まで様々な目的に合わせて授業を進めることができます。
また、いつでも使うことのできる自習スペースや、授業の振替制度などの学習サポートも充実しています。
詳しくは、公式サイトから学年別の学習内容を確認してみてください。
個別教室のトライの基本情報 | |
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対象 | 小学生・中学生・高校生 |
授業形態 | 個別指導 |
エリア | 全国 |
特徴 | オーダーメイドの学習カリキュラム |
個別教室のトライは全国に展開している個別教室です。
確か実績と信頼で多くの生徒の学力を確実に向上させます。
個別教室のトライでは初めて塾に通われる方も勉強が苦手な方も安心できる完全オーダーメイドのカリキュラムを提供しています。
受験勉強につまずいている生徒もプロの講師が生徒一人一人にあった講義を行ってくれます。
こちらのコースは勉強のやり方や計画の立て方など勉強の仕方の悩んでいる方や成績が伸び悩んでいる方のためのコースです
担任の講師が理想的な勉強の進め方を指導します。
また、入試問題をAIが予測し生徒や志望校のレベルに応じた最適な学習方法を提案します。
個別教室のトライでは1人1人に合ったカリキュラムを作成するため、料金の方は非公開になっております。
詳しく知りたい方は下記サイトからお問い合わせください。
定期的に学習面談が行われるので、学習状況や課題などを先生と共有し、連携しながらサポートを進めることができたのも良かったです。
先生からは、自宅での学習方法やモチベーションの維持方法など、具体的なアドバイスも頂戴しました。
自宅での学習方法やモチベーション維持まで教えてくれるのはありがたいですね。
個別教室のトライさんは生徒ひとりひとりに対してのヒアリングがとても細やかなので、その子にあった教材や勉強の進め方で授業を行って下さいますのでとても安心して子供達の勉強をお願いする事ができていると感じております。
自宅学習に関しましても勉強のやり方を教えて下さいますので質の高い学習が身についてきていると思いますし、子供達自身の勉強に対するモチベーションが格段に上がってきている様に思いますので、とても良かったです。
丁寧に対応してくれたという声が多く挙がっていました。
気になる方は体験授業から始めてみてはいかがでしょうか。
個別教室のトライは、2024年度の冬期講習を実施しています。
冬期講習の概要は、以下の通りです。
個別教室のトライの冬期講習 | |
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対象学年 | 小学生~高校生 |
冬期講習期間 | 2024/11/1~2025/1/31 |
料金 | お見積りシミュレーション |
校舎情報 | 全国650校舎 公式サイトで近くの校舎情報を確認する⇒ |
資料請求 | まずは資料請求で詳しいカリキュラムをチェック! |
個別教室のトライの冬期講習は、1人1人に合わせたオーダーメイドでカリキュラムを作成するので、目的に合わせた最適な冬期講習をご提案します。
個別教室のトライのオーダーメイド冬期講習のポイントは、以下の通りです。
お子さまの学習のお悩みで、「総復習を行いたいけど、何からしたらいいか分からない。」「いつも後回しにしてしまう。」「志望校までに合格したいが時間がない。」と考えている方は、個別教室のトライの冬期講習を受けてみましょう。
目的に合わせたオーダーメイド授業が受けられるので、一度ご検討してみてはいかがでしょうか。
お子様の学習で悩んでいることなどがあれば、一度トライに無料の学習相談をしてみてください。
個別教室のトライの冬期講習の料金 | |
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入会金 | 11,000円(税込) |
【冬期講習】 費用・授業料 |
お見積りシミュレーション |
個別教室のトライの料金は、1人1人のカリキュラムに合わせて作成するため料金が異なってきます。
そのため、目的や予算に合わせてカリキュラムを作成することができます。
料金の詳細は、以下のお見積りシミュレーションから確認してみてください。
公式サイトから30秒で簡単にお見積りができるので、気になる方はぜひ確認してみましょう。
個別教室のトライは、小学生~高校生まで対象に冬期講習を実施しており、それぞれの目的に合わせた指導を行います。
また、個別教室のトライの冬期講習では、冬期講習専用の教科書や教材を購入する必要がないので、安心して受講ができるでしょう。
コースの詳細は、以下の通りです。
個別教室のトライのコース | |
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高校生 高校生のコースの詳細を確認する⇒ |
大学受験対策 |
医学部・看護学部対策 | |
定期テスト/内申点対策 | |
総合型/学校推薦型選抜対策 | |
英語資格検定対策 | |
内部進学対策 | |
苦手科目対策 | |
中学生 中学生のコースの詳細を確認する⇒ |
公立/私立高校受験対策 |
定期テスト/内申点対策 | |
推薦入試対策 | |
苦手科目集中対策 | |
学校の授業サポート | |
他塾との併用 | |
小学生 小学生のコースの詳細を確認する⇒ |
学習基礎固め/学習習慣の定着 |
中学受験対策 | |
算数/英語対策 | |
習い事と両立 | |
苦手克服 |
受験対策から苦手科目克服まで様々な目的に合わせることができるので、一度相談してみましょう。
そして、自分に合った目的で個別教室のトライを受講をしましょう。
個別教室のトライは、冬期講習期間で無料体験授業を実施しています。
小学生~高校生が対象で、1対1の授業が無料で受けることができます。
講師との相性や教室の雰囲気などを無料で体験することが出来るので、一度受けてみましょう。
また、料金プランも無料で作成してくれるので、相談しながら専用のオーダーメイドカリキュラムを作成してみてはいかがでしょうか。
また、冬期講習の詳細が書かれた資料については、公式サイトより
以下より、ぜひお気軽にお問い合わせをしてみてください。
いかがでしたでしょうか。
受験勉強で行うべきことの全容についてご理解いただけたのではないでしょうか。
受験勉強はやればやるだけその結果が返ってくると言えます。
自分の能力に合わせた具体的な計画を立てて一つずつ確実にこなしていくことが不可欠です。
無理な勢いで勉強を勧めた際には、その分リバウンドが来てしまうことも十分に考えられます。
勢いをつけることは大切ですが、慣れないうちには最初からのロケットスタートは慎重になるべきです。
そのため、嫌いな分野の後には自分にご褒美を与えたり、好きな教科と挟んだりしたりといった勉強が嫌いにならないようにするための工夫も大切です。
「受験勉強」に関してよくある質問を集めました。
受験勉強を始めるおすすめのタイミングは、高校受験は中学3年生の夏、大学受験は高校2年生のときには受験勉強を始めても良いタイミングです。受験勉強は早く始めたら早く始める分だけ良いです。
受験勉強のNG行為は、ノートを細かくまとめすぎてしまうことと、睡眠時間を削ることです。受験勉強は長期戦です。健康に気を付けて受験勉強に励んでいただきたいです。