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更新日 2024.2.4

【岡山県】岡山中学校・高等学校の入試情報・偏差値や学費について解説

岡山県の中高一貫校、岡山中学校・高等学校について紹介していきます。

気になる偏差値や倍率などの受験難易度、大学進学実績などをご説明します。

生徒数や部活などの学校生活についても見ていきましょう。

実際にかかる学費や特待生制度、保護者や生徒からの評判・口コミも紹介します。

岡山中学校・高等学校とは

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岡山中学校・高等学校の基本情報

岡山中学校・高等学校は、岡山県岡山市南区箕島1500に位置する私立中高一貫校です。

1982年に岡山中学校が開校、1985年に岡山高等学校が開校されました。

偏差値はコースによって差がありますが、60前後とされています。

校訓 天分発揮(Spread Your Wings キミの翼 もっと大きく もっと輝く)
設立理念 中高一貫教育の精神にのっとり、生徒各自がもつ天分を高度に発揮させ、
知・徳・体の円満な発達を促進して、真に社会に貢献しうる人間の育成を期する
教育目標 友愛(人に優しく)・自律(己に厳しく)・進取(勉強はたゆみなく)
 

生徒数は、中学校には232人、高校には305人が在籍しています。

(2020年4月時点)

男女比は約2:1で男子生徒が多く、男子寮が設置されています。

  東大・国立医学部コース 難関大コース
男子 女子 男子 女子
中学1年(98人) 15 8 51 24
中学2年(70人) 12 8 33 17
中学3年(64人) 13 5 33 13
高校1年(67人) 12 5 37 13
高校2年(100人) 17 9 54 20
高校3年(138人) 17 10 71 40

岡山ドームで体育大会を実施するなど、学校行事にも力を入れています。

部活動では、高校野球部が県大会に出場したり、中学ダンスドリル部が全国大会の切符を獲得したりするなど、文武両道に活躍しています。

岡山中学校・高等学校の教育特徴

岡山中学校・高等学校では、定着・探求・実現の3つのステージに分けて、新しい時代に求められる基礎学力と課題解決能力が養成されます。

志望や学習到達度に応じて、学年ごとにコースを柔軟に変更することができます。

stage1 基礎を身に着け難関大を目指す2つのコース

中学1・2年では、将来の目標に合わせた、東大・国立医学部コースと難関大コースの2つのコースに分かれます。

東大・国立医学部コースでは、目標に向かう仲間たちと切磋琢磨し、鋭い知性を磨いていきます。

難関大コースでは、自ら課題を発見しながら主体的に学び、着実に学力を伸ばしていきます。

このステージでは、勉強の面白さを満喫しながら、学習習慣と基礎学力を確実に身につけていきます。

stage2 目標を具体的にするためのコース編成

中学3年・高校1年では、東大・国立医学部クラス、メディカルクラス、探求クラスに分かれ、目標を明確にしていきます。

東大・国立医学部クラスでは、ハイレベルな教科指導が行われ、努力し続けることで総合的な学力向上を目指します。

メディカルクラスでは、医療系学部の合格に不可欠な英数理に重点を置くとともに、医療分野に関する幅広い教養を身につけます。

探求クラスでは、文系・理系・グローバル系の選択を見据え、基礎学力だけでなく思考力や表現力、幅広い視野を養い、適性を見極めます。

stage3 合格に向けた対策コース

高校2・3年では、志望の大学に合わせて、東大・京大系、国公立医学部系、メディカル系、理系探求系、文系探求系、グローバル系の6つに分かれます。

志望校合格に向けて、問題演習や面接、小論文など、本格的な受験対策を行います。

また、徹底した「面倒見主義」の下、1人ひとりに丁寧な指導をし、合格をサポートします。

✔岡山県の私立中高一貫校

✔着・探求・実現の3つのステージでの最適なコース選択

✔充実した合格サポート体制

岡山中学校の偏差値・入試情報は?

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岡山中学校・高等学校の偏差値

入試では、東大・国立医学部コースと難関大コースに分かれているため、コースによって偏差値は異なります。

岡山中学校は偏差値56~63で、倍率は1.8前後とされています。

岡山高等学校は偏差値62~68で、どちらも県内上位5校に入るレベルで、難易度の高い学校と言えるでしょう。

学校 偏差値
岡山中学校 56~63
岡山高等学校 62~68

岡山中学校の入試情報

岡山中学校の入試情報

入試区分 A方式 B方式 C方式
募集定員(計135名) 東大・国立医学部コース…10人難関大コース…55人※両コース共通問題 東大・国立医学部コース…10人難関大コース…60人※両コース共通問題 難関大コース…若干名
試験内容 適性検査型問題Ⅰ(70点)…45分問題Ⅱ(70点)…45分集団面接(30点)…15分 3教科型(国・算・理)4教科型(国・算・理・社)国語(100点)…60分算数(100点)…60分理科(50点)…40分社会(50点)…40分 2教科型国語(100点)…40分算数(100点)…40分
出願方法 インターネット出願のみ(事前に電話の上、出願期間中に学校にて出願も可能)
受験料 15,000円 15,000円 15,000円
※複数回出願する場合、2回目以降の受験料は免除

A方式では、文章から状況を読み解いて答えを出す問題や自分の考えを述べる問題などで構成されており、B方式よりも思考力や表現力が問われます。

A方式・B方式ともに2コースで共通問題のため、様々な難易度の問題が出題されます。

できる問題には正確に回答して得点を伸ばすことが求められます。

✔岡山中学校は偏差値56~63、岡山高等学校は偏差値62~68

✔東大・国立医学部コースと難関大コースに分かれる

✔A・B・Cの3方式の試験

岡山中学校の学費は?

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初年度にかかる費用は、入学金15万円と学費・会費等71万8,460円で、計86万8,460円です。

岡山県内の私立中高一貫校と比べて、大きくは変わらないでしょう。

学校名 金額
岡山中学校 入学金150,000円学費・会費等718,460円(年額)計868,460円
岡山白陵中学校 入学金150,000円学費・会費等700,800円(年換算)計850,800円
岡山学芸館清秀中学校 入学金150,000円+会費等176,000円学費・諸費用686,400円(年換算)計1,012,400円

岡山中学校には学費等の支援制度があり、制度に該当すれば負担を減らすことができます。

岡中スカラー(特待生)制度には、S・A・Bの3種別があり、Sスカラーに認定されると、入学金と学費、さらに寮費が全額給付されます。

Aスカラーの場合は36万円と寮費全額、Bスカラーの場合は18万円が給付されます。

その他にも、専願合格者には入学金15万円と初年度授業料のうち6万円が給付、保護者が岡山高等学校・関西高等学校の卒業生であれば入学金15万円が給付、兄弟姉妹が岡山中学校・高等学校または関西高等学校に在学中であれば弟妹の授業料の半額が給付される制度があります。

✔入学時の費用は入学金15万円

✔毎年の費用は学費・会費等71万8,460円

✔特待生制度などの制度で負担を減らせる

岡山高校の卒業生の進路は?

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国公立大学への進学実績

国公立大学では中国・四国エリアへの進学が多く、その他関西の大学への進学が主流のようです。

平成31年度には東京大学の合格実績があります。

令和5年度合格実績

大学名 人数
岡山大学 1人
鳥取大学 2人
徳島大学 2人
高知大学 2人
香川大学 3人

私立大学への進学実績

私立大学では、関西、特に近畿地方への進学が多いです。

平成31年度には慶應義塾大学、早稲田大学など偏差値の高い大学の合格実績があります。

令和5年度合格実績

大学名 人数
近畿大学 7人
関西大学 1人
立命館大学 11人
同志社大学 6人
慶應義塾大 1人

国公立大学の合格総数が22人で、国公立大学を目指す生徒が多いと分かります。

また、理系学部への進学が多く、中でも医学部・薬学部・歯学部など医療系の学部が多いことが特徴です。

✔中国・四国エリアへの進学が多い

✔過去には東大・早慶の合格実績あり

✔医療系学部への進学が多い

岡山中学校・高等学校の評判・口コミは?

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進学実績に対する評判・口コミ

東大や医学部コースへの進学が売り文句なので,毎年それなりに実績があります。

ほとんどの生徒が大学進学しています。

(岡山中学校/保護者)

東医クラスは確かに賢い人の集まりですが、実際岡山の国公立に行ける人は5人ほどで難関クラスになるとほとんどの人が私立大学、また県外の国公立を目指しています。

(岡山高等学校/在校生)

校則は厳しく、通学のマナーにも細かな規則があります。

一部の子は禁止されている携帯電話を学校にも持ちこんでいるようで、チェックの甘さを感じます。

(岡山中学校/保護者)

学習環境の評判はかなり良いようです。

校則はどちらかというと厳しめで、特に高校生になってもスマホが持ち込み禁止であることに対する不満が目立ちます。

✔学習環境の評判が良い

✔進学実績については肯定意見も否定意見もある

✔校則はどちらかというと厳しめ

岡山中学校の合格のためのおすすめ塾

個別指導塾スタンダード

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特徴1:自宅で受講できる対話型オンライン指導

スマホやパソコン、タブレットを使用し、ZOOMを通して、塾に行くのと同じように自宅で授業を受けることができます。

映像配信型の授業と異なり、双方向で授業が進むので、リアルタイムで質問に答えてもらえます。

通塾中の心配や送迎がなく、お子さまが勉強している様子を近くで見守ることができて安心です。

特徴2:生徒一人ひとりに合った指導・講師厳選

志望校や目標に合わせてオーダーメイドの個別カリキュラムを作成します。

1人ひとりのペースで効率よく着実に成長できます。

また、心理学に基づいた、褒めて伸ばす個別指導を実践しており、やる気アップが成績アップにつながります。

講師陣は、学力テストと面接で選抜され、外部専門家(医学博士・臨床心理士・心理カウンセラー)監修の適性検査や研修を受けています。

お子さまに合った講師を厳選し、最適な指導を受けることができます。

個別指導塾スタンダードは、個人のサポート体制が充実しており、やる気を引き出し、学習習慣や集中力を身につけます。

岡山中学校の入試に向けて、目標を設定して効率的に取り組むことができます。

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まとめ

岡山中学校・高等学校は、中高一貫で整えられた学習環境が魅力で、早い段階から勉強の基礎や主体的に学ぶ姿勢が身につきます。

意欲の高い仲間たちに囲まれ、大学受験を見据えて着実に成長していくことができます。

志望の変化にも柔軟に対応しているので、1人ひとりが将来を明確に描いていけます。

県内でも偏差値が高めの岡山中学校合格には、自分で考えて答えを導き出す思考力や発想力が重要となるでしょう。

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個別指導塾スタンダード

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【初心者でもわかる】この記事のまとめ

「岡山中学校・高等学校」に関してよくある質問を集めました。

岡山中学校・高等学校とは?

岡山中学校・高等学校は、1982年に設立した私立の中高一貫校です。人にやさしく・己に厳しく・勉強はたゆみなくを目標に掲げる学校です。様々な学習コースがあり自分に合ったぺー氏で学習できるのも魅力の一つです。

岡山中学校・高等学校の学費は?

岡山中学校・高等学校の学費は、入学金が150,000円、年会費等が718,000円、学年によって異なります。詳しくは記事内をご参照ください。

岡山中学校・高等学校の偏差値は?

岡山中学校・高等学校の偏差値は、60前後となっています。岡山県内でもトップクラスの実力を誇っています。詳しくは記事内をご参照ください。

この記事を企画・執筆した人
-StudySearch編集部-
この記事は、StudySearchを運営している株式会社デジタルトレンズのStudySearch編集部が企画・執筆した記事です。
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