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更新日 2024.4.8

【受験生必見】受かる自己推薦書の書き方、必要な準備、例文を徹底解説

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大学推薦入試の際、提出書類として必要になる自己推薦書

名前の通り自分で自分を推薦する文章のことですが、書き方に迷う人が多いと思います。

一般的には、自分の長所や過去の経験を記述することが多く、自分のことをアピールする必要があります。

また、就職活動の際にも書くことがあるため、書き方を知っておくと便利でしょう。

今回は、そんな自己推薦書を書くための準備やポイントなどをご紹介します。

自己推薦書の書き方がわからない人は必見の内容です。

自己推薦書とは?

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これまでの経験を基に述べる

自己推薦書は、過去の経験をもとに学んだことや成長したことなどを書くことが多く、自分がどのような人間か知ってもらうための書類です。

面接では自己推薦書などから話を広げることもあり、自分のアピールポイントを明確に書く必要があります。

自分の経験にない嘘の記述は絶対にしないようにしましょう。

志望理由書と違う点

志望理由書とは、一般的に大学や学部などになぜ入りたいのかを書くことが多いです。

志望理由書は自己推薦書と呼ばれることがあり混同してしまうかもしれませんので注意しましょう。

提出書類に志望理由書と自己推薦書の両方がある場合は、内容が被らないように書き分ける必要があります。

 

✔︎自己分析が非常に大切

✔︎きっかけや出来事からの気づきを書く

✔︎志望理由書との混同に注意

自己推薦書を書くための準備

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まずは自己分析

自己推薦書は文字通り、自分を推薦するための書類です。

そのためにまずは自己分析を行い、自分はどんな人間でどんな強みがあるのかを知らなくてはなりません。

自己分析は以下のステップで行うとスムーズに進みます。

自己分析のステップ
  1. これまでの人生を可視化する
  2. 自分の行動に「なぜ?」を問いかける

以下で詳しく説明します。

これまでの人生を可視化する

まずは自分がこれまでの人生で何をやってきたかを小学校・中学校・高校といった時系列で書き出してみましょう。

ポイントとして、喜怒哀楽など自分の感情が動いたエピソードを中心に作成することを心がけてください。

自分のこれまでの人生を書き出していくことで、自分の傾向や行動の軸などが客観的に見えてきて自己理解が効率よく進みます。

自分の行動に「なぜ?」を問いかける

自分の人生を客観的にまとめたら、今度は一つ一つの出来事に「なぜ?」と問いかけてみましょう

例えば、「なぜ自分はこのような行動をしたのだろう?」であったり、「なぜ自分は○○が好きなのだろう?」といった形です。

このように自分の行動の理由を考えることで、今まで気付かなかった自分の価値観や人間性がより深く見えてきます

自己分析ができる塾はこちら⇨

志望校を分析する

志望校分析のステップ
  1. 進学実績・進路先を見る
  2. 校風は自分に合っているか
  3. 希望の学部を調べ尽くす

進学実績・進路先を見る

志望校を分析する際、進学実績や進路先を確認することは必須です。

自分の将来に繋がる進路でないと自己推薦書との辻褄が合わなくなる恐れがあるからです。

また、大学院への進学率などを調べることで自分の将来を見据えることができるようになるため、調べて損はありません。

校風は自分に合っているか

校風が自分に合っているかどうか考え、どのような点が自分に合っているかなども良く考察しておくと、自己推薦書の作成がスムーズに進みます。

また、大学の校風や教育理念、建学の精神は面接時に質問されることもあるため、あらかじめ調べておくことをおすすめします。

希望の学部を調べ尽くす

希望する学部について知ることは重要です。

何を学ぶのか、どのような教科が主になるのかを知ることは当たり前ですが、ゼミなどの研究室では何をしているのかなど深い部分まで調べましょう。

深い部分まで知ることで実際に入学した時のイメージがしやすくなります。

✔︎自己分析で自分を深く知る

✔︎志望大学についてよく理解する

✔︎希望学部について自分に合っているかよく調べよう

受かる自己推薦書のポイント

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自己推薦書で書くべき内容は自分の長所と入学後のビジョンです。

ここからはそれら2つを効果的に伝える方法を紹介します。

長所の伝え方

長所の伝え方のポイント3選
  1. 結論を先に述べる
  2. 具体的エピソードを入れる
  3. 何をアピールするか絞る

結論を先に述べる

自己推薦書を書く際は、必ず結論を先に述べるよう心がけてください。

「私の強みは○○です。」のように、アピールしたいことを先に述べることで、その後のエピソードや説明が伝わりやすくなります。

また、1文が長すぎると読みづらくなってしまうので、40~60文字を目安にできるだけ簡潔にまとめることが理想です。

具体的エピソードを入れる

結論に説得力を持たせるためには、それを裏付ける具体的なエピソードが必要です。

具体的なエピソードを入れることで明確なイメージが湧くため、相手に伝わりやすくなります。

また、エピソードの中に具体的な数字や成果を入れることで内容に説得力が増すため、意識して入れるようにしましょう。

何をアピールするか絞る

自分の長所をアピールする場合は、1つのことに絞って伝えることが大切です。

いくつも盛り込んでしまうと話にまとまりが無く、何を一番伝えたいのかわからなくなってしまいます。

自分が一番アピールしたいことをよく深堀りして自分の魅力を伝えられるようにしましょう。

入学後のビジョンの伝え方

入学後のビジョンの伝え方のポイント2選
  1. ビジョンは明確に
  2. 志望校の特徴と関連づける

ビジョンは明確に

入学後に何をやりたいかを明確にすることは非常に重要です。

面接時にも必ず聞かれるので、自己推薦書と相違が無いようによく考えて準備をしておく必要があります。

自分がこの大学に入る目的は何なのかを自問自答していくと、明確な答えが見つかります。

また、その学校やその学部でしかできないことを自分なりに考えて入れることで、より説得力のある内容になります。

志望校の特徴と関連付ける

自己推薦書においては、大学が求める人材かどうかが重要な評価ポイントとなります。

大学や学部には必ず「アドミッションポリシー」という、求める理想の生徒像を記したものがあるので、志望校分析の段階で必ず目を通しておきましょう。

そして自己推薦書を書く際は、嘘のない範囲で自分のビジョンや長所を大学が求める理想像と関連付けて伝えるとより効果的にアピールすることが出来ます。

他人にチェックしてもらう

自己推薦書を仕上げることができたら、学習塾や学校の先生にチェックしてもらいましょう。

他人に実際に読んでもらうことでどのような印象を受けるか、伝わっているのかを確認することができます。

学習塾によっては推薦入試に特化している学習塾もあるため、より的確なアドバイスを受けたい人は頼ってみることをおすすめします。

自己推薦書をチェックしてくれる塾はこちら⇨

 

✔︎長所のアピールは一つに絞る

✔︎将来のビジョンを明確にする

✔︎学校の先生などに見てもらおう

受かる自己推薦書の例文

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良い例①

私は可能性があっても社会的暴力によって、無力な立場に置かれる子どもをなくし、こども1人1人の権利が認められる社会を作りたい。

きっかけは家庭内の問題の友人の相談を受けた経験にある。

当時は話は聞くことができたが、適切な対策やアドバイスをすることには及ばず、力不足を痛感した。

そのため、社会福祉について学びたいと考えた。

私は幼い頃から興味を持ったことには果敢に挑戦してきた。

ピアノと書道を習っていたが、ピアノは小中の合唱曲の伴奏をしたり、書道は最高位の特待生の級を取得できた。

中学では、他校の生徒と英語でディスカッションする大会で2年連続で学校の代表をつとめ、県大会に出場した。

しかし、高校受験で失敗し、高校では勉学に力を入れることに努めた。

結果として特進クラスに所属し、高い評定平均を得て、苦手科目を克服し、クラス1位の成績をおさめることができた。

勉強以外でも、文化祭実行委員をつとめ、文化祭を成功させることができた。

大学では、福祉を中心に4年間で学び、将来は地域で家庭支援をするソーシャルワーカーになりたい。

良い例①のポイント

大学のアドミッションポリシーや求める像に適している人材であることを主張しています。

自分が育ってきた環境を具体例を通してイメージさせるのと同時に、なぜ大学は自分を入学させるべきなのかを伝えることが大切です。

また、きっかけや出来事などの具体例を入れることは当たり前ですが、そこからあなたは何に気づいたのかを書くことで自己推薦書のレベルが上がるため盛り込むようにしましょう。

良い例②

私は当初理系への進学を考えていましたが、貴学の経済学部の説明会に参加したことで考えが変わった。

経済学は社会問題を数学的手法を使って分析し、理解する学問というのを知り、数学を用いて社会に役立つことがしたいと考えるようになった。

また、貴学は入学試験で数学を課す数少ない大学ということを知り、より数学を重視していると感じた。

高校生活では、チアリーダー部に所属し、チアリーディングに力を入れた。

チアリーディングというスポーツは1人でも欠けると成立せず、少しのミスで他人の怪我につながるのでコミュニケーションと協調性が求められた。

結果として全国大会で準決勝、県大会では18位、その他イベントで、大型商業施設や老人ホームで演技させていただき、観客の笑顔や歓声に勇気付けてもらう経験ができた。

この経験から、貴学のアドミッションポリシーである、主体的に行動し、対話を通じて他者を理解し、他者と協働できることに共感できる。

これをこれからの大学生活でのばしていきたい。

良い例②のポイント

良い点としては、チアリーディングの実績を具体的に書いていることです。

推薦入試において実績が必要かどうかは受ける学部や大学によって左右されますが、勉強面や学校内のことでも実績があるのであれば書くことをおすすめします。

また、ないからといって絶対に落ちることはないですが、実績に代わる経験や気づき、行動の成果などは求められます。

✔大学側のメリットもアピールする

✔具体的な実績を入れる

✔経験から学んだことを入れると高評価

推薦入試対策におすすめの塾

Loohcs(ルークス)志塾

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Loohcs(ルークス)志塾の基本情報
対象学年 高校生
授業形態 集団指導
対応している入試形態 総合選抜型・AO推薦入試・一般入試
校舎 渋谷本校・新宿代々木校・三田校・池袋校・町田校・吉祥寺校・下北沢校・
目黒校・自由が丘校・上野校・御茶ノ水・秋葉原校・新小岩校・柏校(千葉)・
横浜校(神奈川)・青葉台校(神奈川)・藤沢校・仙台校(宮城)・大阪中津校(大阪)・京都四条校(京都)・西宮北口校(兵庫)・姫路校(兵庫)・名古屋校(愛知)・
福岡天神校(福岡)・沖縄校・オンライン校

Loohcs(ルークス)志塾の特徴

Loohcs(ルークス)志塾は推薦入試専門の大学受験予備校であり、その実績は業界トップクラスを誇っています。

特に総合型選抜(旧AO入試)では業界No.1の合格実績があり、過去5年間で東京大学に50名、過去10年間で傾向義塾大学に1000名以上合格者を出しています。

Loohcs(ルークス)志塾は推薦入試専門の塾として12年以上の実績を生かした情報力を持っています。

実際に多くの生徒を推薦入試合格に導いてきたからこそ、自己推薦書の添削にも強いのです。

自己推薦書の作成にあたっては、講師による添削のほか、ディスカッションを通して足りていない部分を見出すことができるため、納得のいく自己推薦書が作成できます。

Loohcs(ルークス)志塾の料金

Loohcs(ルークス)志塾の高校3年生向けの料金を紹介していきます。

高校3年生の受講コースは、コマ単位での受講コースと、あらかじめ回数が決められた月極コースの2通りから選択することができます。

どちらのコースも1ヶ月あたりの受講回数によって料金が変動します。

コマ単位での受講コースの料金
入塾金 33,000円
在籍基本料 11,000円
授業1コマ 16,500円

※料金は自社調べにより、あくまで目安として参考にしてください。

こちらの表はコマ単位での受講コースの料金をまとめたものです。

例えばひと月あたり2コマの授業を受講する場合には、初月は入塾金+在籍基本料+授業料(16,500円×2)の合計77,000円がかかります。

月4コマ以上受講する場合には、月極コースの方が料金が安くなるため、多く受講したい方は月極コースを選択すると良いでしょう。

月極コースの料金
入塾金 33,000円
在籍基本料 0円
月極4コマコース 54,780円
月極6コマコース 76,780円
月極8コマコース 87,780円
月極10コマコース 98,780円

※料金は自社調べにより、あくまで目安として参考にしてください。

ひと月あたり4コマ以上受講する場合には、2コマ単位で用意されている月極コースがおすすめです。

推薦入試対策に力を入れたい方はこちらのコースを選択すると良いでしょう。

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東京個別指導学院

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東京個別指導学院の基本情報
対象学年 小学生~高校生
授業形態 個別指導(1対1)、集団指導
展開地域 全国各地

進路指導が手厚い

東京個別指導学院は、推薦入試の前の進路相談についても手厚く行っています。

各生徒の志望している学校や、したいことをヒアリングして最適な進路を導き出しています。

さらに、自己推薦書だけではなくしっかりとした学力を身に着けるのにも最適な学習塾となっています。

自己推薦書の書き方について悩んでいる方はぜひ東京個別指導学院で進路指導を行ってもらいながら、自分自身の学力向上も目指してみましょう。

東京個別指導学院の料金について

東京個別指導学院は詳細な料金を公表しておりません。

そのため、詳しく知りたいなら公式ホームページにて問い合わせてみてください。

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まとめ

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自己推薦書は、大学受験のみならず就職活動の際も必要になってきます。

書き方を覚えておくことで相手に伝わりやすく、自分の強みや長所を的確に知ってもらうことができます。

また、一回だけではなく、何パターンも自己推薦書を書いてみることで、よりよい推薦書を仕上げることができます。

時間のかかる作業かもしれませんが、自己推薦書を重く見ている大学や企業もあるためやっておいて損はないでしょう。

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東京個別指導学院の魅力
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【初心者でもわかる】この記事のまとめ

「自己推薦書」に関してよくある質問を集めました。

自己推薦書を書く時のポイントは?

自己推薦書を書くポイントは、自分の長所を一つに絞って最初に伝えることです。要点を最初に伝えることで内容が相手に伝わりやすくなります。また、長所のアピールに具体的なエピソードを加えることでより説得力が増すので必ず入れるようにしましょう。

自己推薦書を書くための準備は?

自己推薦書を書くために必要な準備は、自己分析と志望校分析です。自己分析の際は、一度自分の人生を時系列に沿って書き出して可視化するといいでしょう。一方志望校分析の際は、大学の校風はもちろん学習内容や研究室など深い部分まで調べ上げる必要があります。

この記事を企画・執筆した人
-StudySearch編集部-
この記事は、StudySearchを運営している株式会社デジタルトレンズのStudySearch編集部が企画・執筆した記事です。
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