【立命館大学法学部】偏差値・受験方法・対策・他学部比較・おすすめの塾
立命館大学の法学部は、法学や経済学を学べる学部となっています。
「一票の格差が解消しない理由」「国際的なテロを防ぐ方法」など、現代の政治などにおける問題点を、ユニークな視点で学べることが強みとして挙げられます。
本記事を読む方も、法学部が気になっていたり、立命館大学の学部を比較していたりするのではないでしょうか。
そこで本記事では、立命館大学の法学部の概要を解説するとともに、受験難易度や偏差値をご紹介します。
また、立命館大学の法学部の特徴や合格するための方法も解説しますので、ぜひ参考にしてください。
■まとめ
立命館大学の法学部の概要
まずは、立命館大学の法学部の概要から解説します。
立命館大学の法学部は、名前のとおり法学を中心に、経済学なども学ぶ学部です。
立命館大学の他の学部と比較して偏差値は高くなっており、将来は大学院に進学する方の割合も多くなっています。
加えて、立命館大学の法学部には多様な受験方法が用意されています。
一例を挙げると、文化・芸術活動に優れた者の特別選抜入試、スポーツ能力に優れた者の特別選抜入試などが用意されており、一般的な方よりも学力が低くても、合格できる可能性が残っているということです。
学力が他の生徒と比較して劣っていたとしても、一般入試以外の選択肢も多いため、自分に合った受験方法で受験することで、法学部に合格できる可能性は十分にあると言えるでしょう。
また、立命館大学の法学部には、海外留学、語学留学プログラムの他にも、進学時に自由にプログラムを選べる制度も用意されています。
これにより、将来の選択肢を広げられるメリットがあります。
弁護士や法学に精通したい方はもちろん、自分の将来の選択肢をできる限り広げたい方は、立命館大学の法学部を検討してみると良いでしょう。
法学と経済学を学べる
選択肢を広げたい方におすすめ
語学留学も設けられている
立命館大学の法学部の特徴
ここまで、立命館大学の法学部の概要を解説してきました。
ここからは、より詳細に立命館大学の法学部の特徴をご紹介します。
共通科目と基礎科目あり
立命館大学の法学部には、共通科目と基礎科目が用意されています。
共通科目では、基礎演習1・2、社会に生きる法を学びます。
基礎演習1・2では少人数クラスが採用されており、ライティング力、プレゼンテーション能力、論理的思考能力を鍛えていきます。
共通科目という名前が付いているとおり、今後の学びにおいて、共通して必要な能力を鍛えることが目的です。
また、基礎科目の内容は多岐にわたります。
法学入門、政治学入門、憲法、民法など、法学と経済学にまつわる学習を網羅的に行っていきます。
網羅的に行うことにより、自分が将来学びを深めたい分野に関する関心を高められるようになっています。
特修と法政展開が存在する
立命館大学の法学部は、特修、法政展開の2つが用意されています。
司法特修、公務行政特修の2つを学ぶのが特修であり、法律のスペシャリストを目指すのが司法特修という棲み分けとなっています。
具体的には、法務実習や日々のカリキュラムなどを通しながら、弁護士、検察官、警察などの職業を目指せるだけの法律知識を身につけていきます。
公務行政特修は、政策立案能力を身につける内容が中心です。
将来公務員になることを希望していたり、公務関係の大学院に進学したりしたい方が対象となっています。
法政展開に関しては、グローバル・ロー プログラム、ビジネス・金融プログラムなど、特徴の異なる6つの分野から選べることが特徴です。
立命館大学の法学部では、2回生進学時に司法特修、公務行政特修、法政展開の3つの中から関心の深い学びを選択し、その分野を中心に学ぶ仕組みとなっています。
語学・海外留学あり
立命館大学の法学部には、語学留学、海外留学制度も設けられています。
春季休暇、もしくは夏季休暇のどちらかを利用したプログラムとなっており、海外生徒との交流を通じて、外国法への関心を高めたり、語学力を高めたりすることが目的となっています。
また、単に語学留学・海外留学と一口に言っても、様々な種類が設けられていることも特徴です。
イギリスのケンブリッジ大学、マレーシア・タイ・ラオスを巡るアセアンスタディ、オーストラリア国立大学などが設けられています。
海外留学は人生で何度も経験することではないため、一生記憶に残る経験にするためにも、最も自分が気になる海外留学に挑戦してみてはいかがでしょうか。
特修と法政展開から選べる
海外留学の種類も豊富
共通科目で基礎を固める
立命館大学の法学部がおすすめな方
ここまで、立命館大学の法学部の特徴を解説してきました。
ここからは、立命館大学の法学部がおすすめな方の特徴をご紹介しますので、1つでも当てはまる方は、立命館大学の法学部を積極的に検討してみてください。
大学院進学と就職の2つを視野に入れている方
立命館大学の法学部は、大学院進学、就職の2つを視野にいれることができる学部です。
そのため、大学院に進学するか、就職するか決められない方は立命館大学の法学部に通ってみましょう。
立命館大学の法学部は、生徒全体の11.6%が大学院に進学しています。
思ったよりも少ないと感じる方も多いかもしれませんが、11.6%という数字は、立命館大学の他の学部や他大学と比較しても高い数字となっています。
つまり、立命館大学の法学部は、他の学部と比較して大学院に進学しやすい学部であることが分かります。
就職に関しても、就職する生徒全体の中の約52%の方が、従業員数1,000人を超える巨大企業に就職していることも特徴です。
法学部という専門分野を学んでいるだけであり、法学とは関係のない企業であっても、重宝される人材になれるということです。
したがって、大学院進学、就職のどちらの選択肢も残したい方は、立命館大学の法学部を検討してみましょう。
法学・政治学を学びたい方
立命館大学の法学部は、法学と経済学、同時に政治学も学ぶ学部です。
そのため、これらの専門分野を学びたい方にもおすすめとなっています。
特に法学に関しては、基本的には法学部でしか学ぶことができません。
法学部で法学を学ばずに、将来法学に関係する仕事に就きたいと思っても、それは想像以上に困難な道のりだと言えます。
そのため、将来法学に関係する仕事に就くために、法学関係を学びたい方は、立命館大学の法学部を検討してみましょう。
弁護士を目指している方
最後に、弁護士を目指している方も立命館大学の法学部がおすすめです。
弁護士になるには、法科大学院に進学し、2年間または3年間学んだ後に司法試験を受験する方法が一般的となっています。
つまり、弁護士を目指すためには、ひとまずの選択肢として法学部に入る必要があります。
当然ながら、法学部以外からでも法科大学院に進学することはできるものの、大学院に入って0から法学を学ぶのは相当厳しいと言えます。
これらを踏まえると、将来弁護士になりたい方は、まずは大学の法学部を受験することが大切です。
そのため、弁護士を目指す場合は立命館大学の法学部を検討してみましょう。
弁護士を目指す方におすすめ
法学や経済学を学びたい方
大学院にも進学したい方
立命館大学の法学部と経済学部を比較すると
ここまで、立命館大学の法学部の概要やおすすめな方の特徴を解説してきました。
ところで、立命館大学の法学部は、他の学部と比較して難易度が高い学部であるのか気になる方は多いのではないでしょうか。
特に立命館大学の法学部と比較されることが多い学部として、経済学部が挙げられます。
立命館大学の法学部は、ボーダー偏差値が57.5となっており、経済学部も同様の偏差値となっています。
一般的に、法学部と聞くと非常に優秀な方のみが集まっているという印象が見受けられる機会が多いものの、偏差値を基準にした場合、そこまで圧倒的に難易度が高いわけではありません。
また、詳細な内容に関しては後述しますが、受験方法も様々なものが用意されているため、自分に合った受験方法を選べば合格できる可能性も高いです。
ただし、立命館大学の法学部と経済学部は、偏差値は同様であるものの、根本的に学ぶ内容が異なります。
そのため、受験難易度で捉えるのではなく、自分の将来の選択肢や、学びたい内容を踏まえて受験を検討してみると良いでしょう。
立命館大学の法学部の受験方法
ここまで、立命館大学の法学部の難易度などを解説してきました。
ここからは、立命館大学の法学部の受験方法をご紹介します。
立命館大学の法学部には、下記の受験方法が用意されています。
- 一般入試(共通テストを含む)
- 文化・芸術活動に優れた者の特別選抜入試
- 推薦入試(指定校制)
- 提携校推薦入試
- 推薦英語基準試験
- スポーツ能力に優れた者の特別選抜入試
- 附属校推薦入試
一般入試と一口に言っても、総合点で判断されるセンター試験利用方式や、得点と英語・国語の2教科を追加して判断される後期分割方式など、複数の種類に分かれています。
そのため、一般入試で立命館大学の法学部を受験する方は、最も自分に合った一般入試の方法で受験するようにしましょう。
また、スポーツでも秀でた成績を収めた方が受験できる特別選抜入試なども用意されているため、受験方法の選択が合否の鍵を握ると言えます。
受験方法は様々なものが用意されている
一般入試も種類が分かれている
自分に合った方法を選択することが重要
立命館大学の法学部の偏差値
先程も少し触れましたが、立命館大学の法学部の偏差値は、ボーダーが57.5となっています。
このボーダー偏差値57.5という数字に関しては、他の学部と比較しても突出して高いわけではありません。
関関同立の中でも、立命館大学の偏差値は上の部類に含まれます。
そのため、関関同立の中で悩んでいる場合、少しでも合格する可能性を高めるためには、偏差値60程度は最低限超えておきたいところです。
そのため、同じ法学部を受験するのであれば、立命館大学の法学部を受験するのが合格できる可能性の高い方法と言えるでしょう。
なお、現状の偏差値が57.5未満の方は、受験において、本当に合格できるか不安ではないでしょうか。
次の章では、立命館大学の法学部に合格するためにやっておくべきことをご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
ボーダー偏差値が57.5となっている
法学部に入るなら立命館大学がおすすめ
他の学部と比較して突出して高いわけではない
立命館大学の法学部に合格するには
立命館大学の法学部の法学部に合格するためには、下記3つのことを行う必要があります。
- 偏差値を60以上に高める
- 苦手科目を優先的に対策する
- 現論会を検討する
それぞれ順番に見ていきましょう。
偏差値を60以上に高める
はじめに、ボーダー偏差値である57.5を超えるためにも、偏差値を60以上に高めることが大切です。
ボーダー偏差値はあくまでボーダーであるため、必ずしも超えておく必要はありません。
しかし、学力を測る1つの指標として偏差値が存在している以上、ボーダー偏差値を超えておけば、受験合格における心の安心感に繋がります。
そのためには、現状の自分の偏差値を正確に知ることから始めましょう。
自分の偏差値が分からなければ、適切な対策も講じることはできません。
次に、偏差値が低い要因を洗い出し、その要因を1つずつ解決していく流れが望ましいです。
一般的に、偏差値を下げる要因は苦手科目が存在するケースが多くなっています。
次の見出しでは、苦手科目を対策する方法を解説します。
苦手科目を優先的に対策する
苦手科目を優先的に対策することは、偏差値を高めたり、受験合格の可能性を高めたりすることに繋がります。
ただし、苦手科目を対策すると言っても、手順は複数に分かれます。
はじめに、苦手科目が苦手である理由を分析しましょう。
たとえば数学が苦手の場合、公式を覚えることが苦手なのか、公式を覚えても応用力が足りないのかによって、今後取るべき対策は大きく異なります。
前者の場合であれば、まずは公式を覚えるために、参考書や基礎学習を繰り返すことが大切です。
後者の場合であれば、シンプルにテスト慣れしていない可能性が高いので、模擬試験やテスト対策を繰り返すことが望ましいでしょう。
このように、まずは原因を分析し、その原因に対して適切なアプローチを取ることが、苦手科目を対策する一般的な方法となります。
現論会を検討する
最後に、学習塾である現論会を検討しましょう。
現論会は、1日単位でやるべきことを明確に提示してくれる学習塾であるため、受験合格という目標から逆算し、必要なことのみに集中できる仕組みとなっています。
定額プランが採用されており、受験合格に向けた全科目の計画も立てるため、勉強することにおいて迷うことが一切ありません。
学習計画、自習、改善、テストといったPDCAサイクルを回して勉強に挑むため、計画のズレが生じた場合は、都度計画を見直し、その時点から合格に向けて再度勉強を繰り返します。
苦手科目がある方や、ボーダー偏差値に届いていない方は、合格に向けて計画的に勉強することが大切です。
そのためにも、現論会の受講を優先的に検討してみてはいかがでしょうか。
偏差値を60以上に高める
苦手科目を対策する
現論会に入塾する
まとめ
本記事では、立命館大学の法学部について解説をしてきました。
立命館大学の法学部は、共通科目と基礎科目の2つが存在し、語学・海外留学制度も設けられています。
法学を学ぶため、当然ながら弁護士を目指す方におすすめできる学部ではあるものの、ユニークな視点から経済学を学びたい方にもおすすめです。
立命館大学の法学部に合格するためには、偏差値を60以上に高めるとともに、現論会などの学習塾に入塾し、基礎学力を高めましょう。
まずは本記事を参考に、入試方法を検討することから始めてみてはいかがでしょうか。
【初心者でもわかる】この記事のまとめ
「立命館大学 法学部」に関してよくある質問を集めました。
立命館大学法学部の入試難易度は?
立命館大学の法学部の入試難易度は、決して高いわけではありません。一般的に、法学部と聞くと弁護士を目指す方が多いことから、受験が難しいと考える方も多いでしょう。しかし、偏差値は60であることから分かる通り、ごく一部の非常に優秀な生徒のみが通う学部ではないことは確かです。立命館大学法学部の入試難易度の詳細はこちらを参考にしてください。
立命館大学法学部の大学院への進学率は?
立命館大学の法学部から大学院へ進学する方の割合は、全体の11.6%となっています。その中でも、法科大学院に進学する方は、進学する方全体の67%を占めていることが特徴です。立命館大学法学部の大学院への進学率についてはこちらを参考にしてください。
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