東進ハイスクールは、大学受験に特化した勉強ができる予備校として人気が高く、コマーシャルなどでもよく見るのではないでしょうか。

毎年多くの受講者がトップクラスの講師に教えてもらっており、東京大学をはじめとする難関大学合格を目指して日々努力しています。

今回は、そんな東進ハイスクールに焦点を当てて、詳細な料金や評判をご紹介していきます。

さらに、実際に受講した方の意見やどのような指導を受けることができるのか解説していきますのでぜひ参考にしてみてください。

東進ハイスクールとは？

まずは、東進ハイスクールの基本情報を踏まえて指導の特徴について見ていきましょう。

東進ハイスクールの基本情報
対象学年	中学生・高校生
展開地域	全国各地
授業形態	映像指導

東進ハイスクールは首都圏を中心に展開している大学受験予備校です。

厳選された講師陣による映像授業を提供していることが特徴的です。

東進には東進ハイスクールと東進衛星予備校があります。

東進ハイスクールは株式会社ナガセが運営する直営校で、東進衛星予備校はフランチャイズであるという違いがあります。

受講できる授業や、システムなどには大きな違いはありません。

東進ハイスクールの学習システム

IT授業による最先端の勉強法

東進ハイスクールは、IT授業を取り入れることで最先端の技術をフル活用した効率の良い勉強が可能です。

具体的には受講履歴やテスト履歴などを全て管理して、指導力やカリキュラムを常にアップデートできるようにしています。

さらに、授業では科学的根拠に準じた工夫を取り入れたり、生徒の理解度が高まるように最新のデバイスを採用しています。

そのため、他の予備校よりも高速学習を可能としており、短期間で大幅に成績をアップさせられるでしょう。

東進の授業は1万種類と非常に多いため、一人ひとりのレベルや目標に合わせて効率的な勉強が可能です。

今までの勉強とは違う、一歩先の指導を受けたいなら東進ハイスクールの利用を検討してみてください。

安心の担任制・チームミーティングとは

東進では、生徒一人ひとりに大学受験のプロフェッショナルである担任・担任助手が付きます。

担任・担任助手との面談を通じて、模試の結果などを踏まえ、志望校合格のために必要な学習計画を立てます。

また、定期的に実施されるチームミーティングでは、担任・担任助手により実施され、5～6人の生徒が集まり、学習計画の確認などを行います。

映像授業だけでは、孤独になりがちですが面談やチームミーティングなどを実施することで、生徒のモチベーションを維持し、切磋琢磨できる環境になっています。

日本中から選りすぐった精鋭の講師陣

東進ハイスクールは日本でも優秀な講師陣を採用しており、生徒の成績がアップするような質の高い授業を展開しています。

担当講座の授業をただ行うだけでなく、講座を受講する生徒の学力レベルや学習状況を想定して準備をしています。

そのため、重要ポイントを理解できるまでしっかり丁寧に説明してくれるでしょう。

林修先生をはじめ、魅力的な講師陣が出迎えてくれる上に、深いレベルでしっかり勉強することができるのは東進ハイスクールの大きな強みです。

また、生徒一人ひとりの学習状況を管理できるよう、担任指導があるのでサポート体制も万全です。

一部の先生の動画をご紹介するので、ぜひご視聴ください。

   

徹底した志望校対策

志望校に合わせた学習

東進ハイスクールは志望校に合わせて自分に必要な学習ができるコースを設けており、学習面談などを経て決めることができます。

対応科目は英語・数学現代文・小論文・古文・漢文・理科・地歴公民といったさまざまです。

指導はスモールステップで自分のレベルから少しずつステップアップ可能なので、基礎レベルから入試レベルまで一気に駆け上がることができるでしょう。

志望校対策にAIを活用

東進ハイスクールでは、志望校合格に向けてAIを活用した学習支援システムを導入しており、過去の合格者のデータをもとに、自分に合った学習プランを提案してくれます。

過去問演習と、AIを活用した演習を組み合わせることによって、一人ひとりに最適な志望校対策を実施することができます。

夢・志を育む指導

将来を考えるイベントを実施

東進ハイスクールでは夢・志を育む指導を取り入れており、ワークショップや大学学部研究会などさまざまなイベントを通して、自分の目標を見つけることができます。

高校生から将来の目標や自分のやりたいことについて熟考させてくれる予備校はなかなかないので大きな強みといえます。

将来の目標を考え、受験勉強をする目的を明確にすることでモチベーションが上がることも期待できますね。

留学を視野に入れたイベント

さらに、留学を視野に入れている生徒向けに東進グローバルイングリッシュキャンプを実施しており、世界トップの米国大学生と話す機会があります。

全ての英語の環境でプレゼンテーションやディスカッションを行い、飛躍的に英語力を伸ばすことができるでしょう。

東進ハイスクールの合格実績

東進の2023年入試合格実績

東進ハイスクールの2023年度大学合格実績についてご紹介していきます。

大学名	合格者数
東京大学	845名
京都大学	472名
大阪大学	617名
名古屋大学	436名
九州大学	507名
早稲田大学	3,523名
慶応義塾大学	2,218名
上智大学	1,739名
東京理科大学	2,948名
明治大学	5,294名
青山学院大学	2,216名
立教大学	2,912名
中央大学	2,905名
法政大学	4,193名

東進ハイスクールは、2023年度だけでも多くの難関大学へ多くの合格者を輩出しています。

また、京都大学や名古屋大学などは過去最高の合格者数を記録しており、その指導力の高さがうかがえます。

また、全国でも有数の私立大学へは毎年数千人の受講生が合格しているなど、実績としては十分といえるでしょう。

国公立・私立大学共に十分な合格実績を持っているので、トップクラスの大学へどうしても合格したいと考えているなら東進ハイスクールの受講を検討してみてください。

【最新】東進の2024年入試合格実績速報

ここでは東進の最新の合格実績をご紹介していきます。

東進の2024年の合格実績は続々と集まってきています。

2024年の入試に関してもさすがというべきか、高い合格実績を出していることがわかります。

「本当にこんなに合格実績があるの？」「水増ししてるんじゃないの？」と思っていませんか。

予備校によっては、講習や模試を受けただけでも、合格実績として計上されていることもあります。

実は、東進では合格実績の算出に厳格な基準を設けています。

ここでは一部抜粋して紹介します。

合格実績2024 東進の基準

1.現役生のみの実績で高卒生を含まない。

2.東進生としての入学手続きを行い、通期講座1講座分以上にあたる教育サービスを受けた生徒を対象とする。講習生や模試生は含まない。

3.当該年度の高3時に在籍した生徒のみを対象とし、高1や高2時にのみ在籍した生徒は含まない。

4.合格実績の確定は3月31日を締め切りとする。4月1日以降に判明した合格者は計上しない。

出典:東進公式サイト

3月31日までの判明分のみなど、ここまで厳格に合格実績の基準を定め、公表している予備校は少ないのではないでしょうか。

いかに、現役合格にこだわっているかがうかがえます。

東進ハイスクールの料金・費用

ここからは、東進ハイスクールの料金・費用を詳しくご紹介していきます。

他の予備校や塾と比較して、料金の違いについても解説していきますのでぜひ参考にしてみてください。

東進ハイスクールの料金形態

続いては東進ハイスクールの料金形態についてご紹介していきます。

東進ハイスクールの料金・費用
入学金		33,000円
授業料（1講座=20コマ）		77,000円
担任指導費	高2生以下	44,000円
	高校3年生	77,000円
模試費	高1生・高0生	12,650円
	高2生	14,850円
	高3生	29,700円

※価格はすべて税込表示です。

授業料は単科1講座（90分×20回）の値段となります。

複数講座を受ける場合は合算となりますので覚えておきましょう。

また、担任指導費や模試費は学年によって異なります。

学費の支払いは銀行口座振り込みやクレジットカード払いに対応しています。

予備校でかかる料金・費用の目安

そもそも予備校を受講するにあたって、料金・費用の相場はどのくらいなのでしょうか。

まずは入学金の相場について見ていきましょう。

入学金	30,000円～

 

入学金は学習塾や予備校によっては割引が利く場合があるので確認してみるとよいです。

続いて、具体的な1年間の授業料について確認していきましょう。

対象	授業料
高校生（現役生）	10～50万円
浪人生	50～70万円

授業料はコースや教科数によって大きく異なるので、学習面談を通して最適な学習プランを提案してもらうことが大切です。

また、予備校によっては季節講習を取り入れていることもあります。

季節講習の相場は20万円～40万円程度必要になるので、受けたいという方は授業料などに加えて想定しておくことが大切です。

東進ハイスクールと他の塾を比較

東進ハイスクールの料金・費用について、他の予備校や学習塾と比較してみましょう。

予備校・学習塾名	入学金	授業料
東進ハイスクール	33,000円	7～50万円
河合塾	33,000円	50～90万円
駿台予備校	33,000円	70～100万円
代々木ゼミナール	16,500円	8～50万円

入学金は他社と比べても標準的といえるでしょう。

また、授業料はあくまで目安となるので、参考程度にとどめておいてください。

東進ハイスクールの評判・口コミ

ここからは東進ハイスクールの評判・口コミについてご紹介していきます。

東進ハイスクールの料金に関する口コミ

高校二年 保護者

料金に関しても、入学金だけではなく担任指導料や模試受験料も支払わなければならないので、受験対策の為だと思っていても少々家計の負担になってしまうくらい高めの金額で大変です。

せめて入学金が無料になるお得なキャンペーンなどを実施して頂きたいです。

出典:StudySearch

高校二年 保護者

入学金は高かったですが、ハイレベルな授業を提供してくれるため難関大学向けとしては良いです。

授業のクオリティレベルの高さはもちろんのこと、生徒のやる気を出せさせる点においてはかなり上手だと思いました。

うちの子供もみるみるやる気を出して勉強してくれました。

出典:StudySearch

料金に関しては、決して安くないことがわかりますね。

一方で、その分、授業の質・サポートの面に関しては充実しているようです。

東進ハイスクールの授業に関する口コミ

高校三年 保護者

講師のクオリティの高さがまず1つ目の良かった点です。

生徒が理解しやすいように工夫した授業を心掛けてくれますので、理解度がかなり高くなります。

それから効率良く学習していくことができるため、無駄な学習が一切ないことも良いです。

出典:StudySearch

高校三年 生徒

東進ハイスクールに通い始めてから、苦手だった数学に対する理解が飛躍的に進み、その成果を感じています。

授業では講師のわかりやすい説明と、分からない箇所を質問できる環境がとても頼りになりました。

特に、難解だと感じていた数学の問題に取り組む中で、徐々に自分の考え方が深まり、解法が見えてくる喜びを味わうことができました。

講師陣のサポートと的確なフィードバックが、私の学習を大いにサポートしてくれました。

出典:StudySearch

東進の授業はわかりやすい授業が多いようですね。

授業は質の高いものではありますが、人によっては学習スピードについていけないこともあるので注意が必要です。

東進ハイスクールのスタッフに関する口コミ

高校三年 生徒

チューターがとにかく熱心でとても親身になってくれました。

その日にやることはチューターと話し合ってから決めることができるので自分のペースに合わせた学習ができるのも良かったです。

難関大学の入試傾向もしっかり掴んであり情報量も多かったので非常にスムーズな受験準備ができたと思います。

出典:StudySearch

高校三年 保護者

子供が受験生活の間、心の支えになってくれる担任がいるのはかなり心強いです。

それとこの担任が目的としている大学に合格するためにどのように学習していくのがベストなのかといった学習スケジュールを長期・中期・短期と段階的にプランを立ててくれます。

この学習スケジュールプランがとにかく理に適っていて担任が手厚くアドバイスをしてくれます。

講師だけでなくこの担任からのサポート面も東進ハイスクールでは優れています。

出典:StudySearch

東進ハイスクールに寄せられる意見として、講師陣はもちろんスタッフが生徒の成績が上がるようしっかりサポートしてくれるようです。

また、各教室にある自習室は生徒であれば誰でも利用できるため、自宅で集中できなくても問題ないでしょう。

東進ハイスクールの合格体験談

続いては東進ハイスクールの合格体験談について、東京大学と医学部医学科に合格した学生たちのリアルな意見をご紹介します。

同じ目標を持っている方はどのような勉強ができるのか確認しておきましょう。

東京大学に合格した受講生の合格体験談を2つご紹介していきます。

東京大学 文科二類 現役合格

東大に合格できたのは、自分と相性の良かった東進を選んだことが大きかったと思います。

林先生・青木先生・栗原先生・河合先生といったクセの強い先生の授業は楽しく、よく笑わせてもらったことが１番の思い出です。

英単語は一度頭に完全に入れてしまったら、忘れないので早いうちから高速マスター基礎力養成講座を完成させると、単語力を強化できます。

第一志望に合格した時の喜びは何物にも代えがたいものだと思うのでぜひ味わってほしいです。

出典：東進ハイスクール公式HP

CMでもお馴染みの人気講師の授業はわかりやすいだけでなく、楽しさもあるようです。

また、基礎力を徹底的に上げた結果、その後の勉強に繋がる学力を手に入れられたのが合格できた大きな要因のようです。

東京大学 現役合格

東進で学んだ二年間で基本的に成績は伸び続けたのですが、その助けとなったものは質の高い授業と志望校別単元ジャンル演習講座です。

授業では、先生方が、独学では学ぶことの難しい内容を原理や本質的な部分から教えてくださったので、安定した学力を得ることができました。

志望校別単元ジャンル演習講座では、志望校を意識しそれに特化した演習を積むことができ、入試本番で問題への対応力が身につきました。

授業で学んだ内容をよく復習、咀嚼することで演習に役立てることができました。

出典：東進ハイスクール公式HP

受講講座をしっかりかみ砕きながら確実に自分のものにしていくことができれば、東京大学に合格できるだけの学力を手に入れられる可能性があります。

また、日々の勉強はもちろん、受験前の追い込み方も合格に大きく関わっているといえるでしょう。

東進ハイスクールの本科コースとは

東進ハイスクールの本科コースは、既卒生を対象としたコースです。

東進のシステムを使って学習を進めることができます。

しかし、東進ハイスクールの校舎のうち一部の校舎での実施なので注意が必要です。

本科コースの設置校

本科コースは、東進ハイスクールの以下の校舎で受講することができます。

本科コースの料金

本科コースの料金については以下の通りです。

本科コース料金
入学金	101,200円
特訓本科コース	682,000円
東大・国公立医学部・難関国立	763,400円
私立医学部・早慶	742,500円

特訓本科コースの中には、高速マスター基礎力養成講座、過去問演習講座 大学入学共通テスト対策が必修講座として含まれています。

また、もともと東進に通塾していた場合は一部料金が免除になります。

また、講座の受講料はコースの料金外になります。

コース外受講料
1講座(90分×20回)あたり	77,000円(税込)

まとめ

東進ハイスクールは質の高い講師陣が授業をしてくれることで有名であり、最先端のIT技術を生かして効率よく勉強できるのが特徴的です。

指導力の高さはもちろん、生徒が自分の勉強に集中できるようしっかりサポートしてくれるというメリットもあります。

予備校のため、受講料金については一般的な学習塾を受けるよりも割高ではありますが、その分成績を大幅に上げられるでしょう。

毎年多くの生徒が難関国公立・私立大学へ合格しているので、どうしても合格したい大学があるなら真っ先に利用を検討するべきです。

季節講習は無料で受けられるので、まずはタイミングを狙ってどの様な授業なのか受けてみるのも1つの手といえるでしょう。

東進ハイスクールの校舎一覧