城西川越中学校・高等学校は埼玉県川越市にある中高一貫男子校です。

偏差値が高く、難関大学への合格実績も多数あります。

先生と生徒との距離が近く、生徒一人一人に合わせた学習ができます。

英語教育に力を入れており、授業以外でも英語に関するイベントが多くあり、レベルの高い英会話を身につけることが可能です。

【城西川越中学校・高等学校】とは

創立年	中学校 1992年　高等学校1972年
理念	画一的な教育を避け、個人の特性を見つけ、精神的に豊かな人間の育成を目指す
アクセス	〒350-0822 埼玉県川越市山田東町1042

中学校のクラス編成

中学校では「総合一貫クラス」と「特別選抜クラス」の2クラスに分かれます。

中学校入学段階では、生徒たちの成長度合いに差が見られます。

そのため、成長段階に合わせた学習が行えるよう、2つのクラスに分かれます。

総合一貫クラス

総合一貫クラスでは、興味・関心を向上させる豊かな学びを基盤としています。

まず、週6日間授業を取り入れることによって、時間的余裕を持って基礎学力の定着を図ります。

そして、授業以外にも課外補習や特別学習会、校外学習・学校行事などで基礎知識を身につけるとともに、生徒の興味・関心のある分野の学びを支援します。

特別選抜クラス

特別選抜クラスでは、自分の可能性を広げる術を学ぶことを基盤としています。

週3回、部活動後に7時間目の授業を行う「7時間目授業」を取り入れています。

7時間目授業では、普段の授業では扱うことのできない高度な演習などを行います。

その他にも、ターム留学や校外模擬試験、理数科特別授業、研究所や大学の見学などがあり、将来の可能性を広げます。

高等学校のコース編成

高等学校では目指す大学のレベル別に分かれたコース編成をします。

コースは3つありますが、どのコースでも志望大学の現役合格を目指します。

進学コース

進学コースでは、私立大学の現役合格を目指します。

2年次から文系と理系に分かれます。

更に3年次から私立と国公立に分かれます。

特進コース

特進コースでは、難関大学の現役合格を目指します。

特進コースも、進学コースと同じように2年次から文系と理系に分かれ、3年次から私立と国公立に分かれます。

しかし、進学コースと違う点は難関大学を目指すという点です。

特進コースでは、2年次までに高校での学習過程をほぼ終え、3年次は大学受験に直結した科目の学習を行います。

特別選抜コース

特別選抜コースでは、1年次から1歩踏み込んだ特別なカリキュラムで最難関大学の合格を目指します。

3年次から文系と理系、私立と国公立に分かれます。

東京大学や京都大学、国公立大学医学部などの最難関大学への合格を目指します。

世界を見据える国際教育

授業では、ネイティブの教師による英会話の授業や、スピーチなどで英語力を身につけます。

ICT機器を利用することで、いつでもコミュニケーションを通した反復練習を行えるようにしています。

授業以外にも、スピーチコンテストやネイティブと関われるイベント、GTECという英語力テストなどのイベントで高い英語力を身につけます。

【城西川越中学校・高等学校】学費について

2023年度学費

中学校

‐	第1期	第2期	第3期
入学手続き金	450,000円	-	-
授業料	124,000円	124,000円	124,000円
特別教育活動費	20,000円	20,000円	10,000円
学友会会費	5,000円	5,000円	-
PTA関連	13,000円	12,000円	12,000円
修学旅行積立金	-	20,000円	20,000円
学年諸費用	32,458円	29,000円	24,000円
合計	644,458円	210,500円	190,000円

学費は学年によってかなり差があります。

1年次は入学手続き金があるため、他学年より高額になります。

またこれ以外にも1年次は制服代や学用品、林間学校の費用などがかかります。

高等学校

‐	第1期	第2期	第3期
入学手続き金	450,000円	-	-
授業料	124,000円	124,000円	124,000円
特別教育活動費	20,000円	20,000円	10,000円
学友会会費	6,000円	6,000円	-
PTA会費	4,500円	4,000円	4,000円
後援会会費	6,000円	6,000円	6,000円
修学旅行積立金	-	30,000円	30,000円
学年諸費用	77,458円	27,000円	27,320円
合計	687,958円	217,000円	201,320円

入学手続き金と授業料は中学校と変わりません。

その他費用も中学校と大きな差はありません。

1年次はオリエンテーション旅行費があるため、学年諸費用が他学年と比べ高額になります。

その他制服代や学用品代がかかります。

【城西川越中学校・高等学校】偏差値・入試情報は？

【城西川越中学校・高等学校】の偏差値

ー	中学校	高等学校
偏差値	53	59-65
順位	23位	52位

偏差値はクラスごとにレベルが異なるため、多少の差があります。

順位は埼玉県内の順位になります。

中学校も高等学校も偏差値は高めで、埼玉県内の学校でも上位です。

【城西川越中学校・高等学校】の入試情報

中学入試について

入試日程	受験料	科目	募集人数
第1回:1/10 第2回:1/11 第3回:1/15 第4回:2/5	25,000円（2回まで）	2教科型:国語、算数 4教科型:国語、算数 理科、社会	特別選抜入試:約25名 総合一貫入試:約60名 帰国生入試:若干名

受験料は2回までは25,000円で受験できます。

3回目以降は1回受験するごとに1万円ずつ加算されます。

出願、合否確認、入学手続きはインターネットで行います。

高校入試について

入試日程	受験料	科目	募集人数
専願:1/22・1/23 併願①:1/22・1/23 併願②:2/5	25,000円	専願:国語、数学 英語、面接 併願①:国語、数学、英語 併願②:国語、数学 英語、面接	約280名（内部進学生74名を含む）

受験料は1回につき25,000円です。

募集人数は決まっておらず、内部進学生と合わせて約280名となっています。

科目は併願①のみ面接がありません。

中学入試と同じく、出願、合否確認、入学手続きはインターネットで行います。

【城西川越中学校・高等学校】埼玉県内の学校と比較してみると？

埼玉県内にある、私立の中高一貫校で男子校の城北埼玉中学校と立教新座中学校を比較していきましょう。

埼玉県内の男子校と比較

ー	城西川越中学校	城北埼玉中学校	立教新座中学校
偏差値	53	58	63

埼玉県内の私立中高一貫校の男子校はレベルが高く、埼玉県内にある男子校はどれも城西川越中学校より偏差値が高いです。

男子校を検討してる方は、ぜひ埼玉県の高校を候補の1つとして検討していただきたいです。

授業料での比較（年換算）

次に、3校の年換算した授業料で比較していきましょう。

ー	城西川越中学校	城北埼玉中学校	立教新座中学校
授業料	約76万円	約87万円	約105万円

授業料で見てみると、城西川越中学校が1番授業料が安いことがわかります。

男子校を受験したいけど、授業料が気になってしまう方には、城西川越中学校をおすすめします。

【城西川越中学校・高等学校】の評判・口コミは？

中学校についての評判・口コミ

学習環境について

まじめにやる気があれば伸びていくと思います。

環境はよいと思います。

個人差があるかと思います。

田舎なので、環境は抜群です。

プールは無いですが広いグランドがあり、体育祭も余裕で出来ます。

理科室は大学並の設備で、実験もたくさんやります。

英語教育にも力を入れているので、中３で行くオーストラリアの短期留学が楽しみです。

みんなの中学情報

教師について

母校愛に満ちた先生が多いのがこの学校の特徴だと思います。

なので、先生と生徒、保護者の距離が非常に近くいです。

校長先生もとても話しやすい先生です。

比較的若い先生も多く、先生たちもとても熱心です。

みんなの中学情報

学習環境が良いという口コミが多かったです。

先生と生徒や保護者との距離が近いところがとても良いという声がありました。

高等学校についての評判・口コミ

校則について

無駄に厳しい。

携帯は朝回収される。

漫画なども持ち込み禁止。

もちろんバイトも禁止。

髪型に関してもめんどくさい。

社会に出ても通用することを言ってるだけで何も厳しくない。

携帯が使えない

みんなの高校情報

進学実績について

自分次第で、先生のフォローが沢山もらえる。

クラスによる意識及び成績の差が多い。

上のクラスはみんな1年生模試を55以上を取るが下は低いとしか聞かない。

勉強したい人には良いと思う。

他の私立校と比べると、あまり大したことないと思われがちですが本校は学年の人数が少なく、それを考慮すると進学実績は良いと言えると思います。

難関国立大学や早慶上理などへの進学も毎年見られます。

みんなの高校情報

校則は厳しく面倒くさいという口コミが多かったです。

携帯が使えないところが不便だそうです。

進学実績は良く、国立大学や早慶上理への進学者もいるそうです。

【城西川越中学校・高等学校】の合格実績

2023年度の合格実績

国公立大学への進学実績

大学名	合格者数	大学名	合格者数
東京大学	1名	一橋大学	5名
北海道大学	1名	東京海洋大学	2名
東京学芸大学	1名	電気通信大学	2名
埼玉大学	5名

国公立大学では、東京大学への進学者もいました。

国公立大学進学者で一番多かったのは埼玉大学で5名でした。

私立大学への進学実績

大学名	合格者数	大学名	合格者数
医学部医学科	1名	早慶上理ICU	30名
GMARCH	91名

私立大学は上位大学への進学者が多かったです。

まとめ

城西川越中学校・高等学校は、目標に合わせたクラスを選択することができ、それが進学実績の良さにつながっているということが分かりました。

目指す大学に向けた学習カリキュラムで一人一人の理想の進路を実現します。

また、独自の英語教育で、社会に出てからも使える高い英会話スキルも身につくことが分かりました。