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更新日 2022.7.12

映像授業は効果がない?メリット・デメリット、活用のコツとは

2020年から現在まで続くコロナ禍で、学習のスタイルは家庭学習を中心としたスタイルに大きく変容してきました。

今回は、そんな家庭学習の方法として改めて注目されている映像授業について解説していきます。

映像授業の特徴や利用するメリット・デメリット、効率よく活用するコツ、オンラインで利用できるおすすめのサービスなど、気になる情報を徹底的に見ていきましょう。

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映像授業の効果は?メリット・デメリット

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「映像授業はやっても意味がないのでは」という声を耳にしますが、実際には学習効果があるのでしょうか。

また、利用する上でのメリットやデメリットとは一体何なのでしょうか。

映像授業の学習効果

結論から言うと、映像授業の学習効果はあります

実際に映像授業を利用しているZ会や、スタディサプリなどの合格実績からもわかるように、映像授業で成績や模試の点数が伸びたり入試を突破したりする例は決して少なくありません

ただし、特殊な授業形式ではあるため、向きや不向きはあります

一人一人が相性を見極め、メリットやデメリットを意識してコツをつかめば、意味がないということはありません。

映像授業を受けるメリット

人目が気にならない

自分のペースでその日の授業を進められる

ローコスト・ハイクオリティ

人目が気にならない

映像授業の大きなメリットの一つとして、対面授業やライブ授業のように授業中に他の生徒や講師の目が気にならないという点があります。

余計なプレッシャーやストレスがかからない分、落ち着いて授業に集中したいタイプの方には良い授業形式だと言えるでしょう。

自分のペースでその日の授業を進められる

授業時間や再生のタイミングも利用者の自由ですが、授業中も早送りや巻き戻し、一時停止などを操作して自由に授業を進めることができます。

聞き取れなかったところは巻き戻したり、わからないところは一時停止してネットや他の教材で調べてもう一度映像で確認したりなど、直感的に授業の進め方をカスタマイズしたい人にはピッタリだと言えます。

ローコスト・ハイクオリティ

映像授業を扱うサービスや予備校などの動画には、指導実績や評価の高いプロ講師によるハイクオリティな講義が使用されます。

一度講義を録画してしまえば、それを配信するだけで映像授業が成り立つので、対面授業やライブ授業より低いコストで授業が受けられます。

これは保護者様から見てもありがたいシステムでしょう。

映像授業を受けるデメリット

授業中の緊迫感がない

対面授業よりも高い集中力が必要

疑問点が出てきたときに不便

授業中の緊迫感がない

授業中に人目を気にしなくていい分、対面授業やライブ授業よりも授業中に眠くなってしまったり、考えるのを怠けてしまったりする可能性が高くなります。

特に自宅で映像授業を受ける際には、倦怠感が出てしまわないように注意が必要になります。

対面授業よりも高い集中力が必要

一方向型である映像授業を100%の力で受けるには、対面授業やライブ授業よりも集中力を高く維持する必要があります。

映像の一時停止や巻き戻しをするにしても、それまでの授業を一言一句思考しながら聞いていなければなりません。

映像の操作と学習内容の思考を同時に行うのは、あまり容易ではないことを意識しておく必要がありそうです。

疑問点が出てきたときに不便

映像授業を受けるときにわからないことがあれば授業を止めて調べることができますが、その作業に時間がかかってしまう場合や結局その場では解決しない場合もあります。

その結果、ただ単に授業のリズム(調子)が狂ってしまい授業内容が定着しにくくなってしまいます。

わからないこと講師に聞きながら授業を進められる方が調子が出るタイプの方には不向きなのかもしれません。

✔映像授業には学習効果がある

✔自由に授業を進められるのがメリット

✔100%の力で映像授業を受けられる人は限られる

映像授業の種類

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映像授業と一口に言っても、いくつかの種類が存在します。

映像種類の主な分類は、大きく分けて以下のようになっています。

教室で視聴するタイプ

家庭など教室外で視聴するタイプ

これらの映像授業について、タイプ別の特徴とメリット・デメリットを見ていきましょう。

教室で視聴するタイプ

まず一つは、塾や予備校の教室でコンテンツを視聴するタイプです。

授業自体は映像を視聴する形ですが、塾や予備校に足を運んで受講するタイプで、来校型映像授業と呼ばれることもあります。

教室で視聴する映像授業のメリット

教室で視聴するタイプの映像授業には、次の3つのメリットが挙げられます。

  • 講師のサポートを受けられる
  • 緊張感を保てる
  • 授業の質が高い

一方的な映像授業では講師への質問ができないことが大きな欠点ですが、教室で視聴するタイプであれば常駐の講師やスタッフにその場で質問することができます。

また、映像授業のデメリットとして緊張感を保てないことが挙げられますが、塾や予備校の緊張感のある環境の中で映像授業を視聴することで、集中力を保つことができます。

さらに、このように映像授業を教室で受ける環境を整えることのできる塾・予備校は経済力のある大手サービスである場合が多いため、授業を行う講師や使用する教材の質が高いと言えます。

教室で視聴する映像授業のデメリット

魅力的なメリットが多くある一方で、教室で視聴するタイプの映像授業にはデメリットもあります。

  • 通塾の手間がかかる
  • 映像授業としては料金が高め

まず、受講のために通塾する必要があるというのが、いつでもどこでも視聴できるという映像授業のメリットを半減させているとも言えます。

また、やはり場所代や講師代も料金に含まれてくるため、教室外で視聴するタイプの映像授業と比べて料金が高めに設定されている場合が多いです。

教室外で視聴するタイプ

もう一つは、自宅など教室外の場所のどこでも視聴できるタイプで、動画授業とも呼ばれることがあります。

映像授業というと、こちらをイメージする方が多いのではないでしょうか。

教室外で視聴する映像授業のメリット

教室外で視聴するタイプの映像授業のメリットは次の通りです。

  • 好きな時間に授業を受けられる
  • 通塾の時間を学習に回せる
  • 低価格

教室外で視聴できる映像授業は、いつでもどこでも受けることができるという映像授業の最大のメリットとも言えるポイントを押さえています。

また、塾や予備校に足を運ぶ必要がないとその分時間に余裕が生まれ、その時間を授業の視聴やその他の家庭学習に回すことができます。

そして、最も魅力的な点の一つに、リアルタイムで講師がつく必要がなく、場所代もかからないため、料金が安いことが挙げられます。

教室外で視聴する映像授業のデメリット

塾や予備校に通う必要がない分、学習時間とその他の時間の区別が曖昧になりがちです。

そのため、結局授業を視聴せずにサボってしまったり惰性で授業を視聴したりといったことに繋がりかねません。

教室外で視聴するタイプの映像授業を受講する場合は、注意して自己管理をする必要がありそうです。

✔映像授業は教室で受けるものと教室外で受けるものの2種類

✔教室で受けると集中できるが料金は高い

✔教室外はいつでもどこでも受講可能だが、自己管理が重要

映像授業で効率よく勉強するコツ

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上記のメリットやデメリットを踏まえて、映像授業を最も効率よく活用できるやり方・コツについて見ていきましょう。

元々映像授業に不向きな面倒くさがりでも、心がけ一つで映像授業を味方にできるかもしれません。

授業中のルールを決める

「見なければいけない」「聞き逃してはいけない」といった強制力を持たないのが映像授業の難しい部分です。

それゆえに授業中の行動ルールを自分で決めておく必要があります。

例えば、

絶対に決まった場所で授業を受ける

1回目の視聴はとりあえず流し見→すぐに2回目を再生してわからない箇所を洗い出してつぶす

前回の内容は電車で復習

といったように、挙げればきりがありませんが、何度も繰り返し視聴できる長所を生かしつつ、自分に合った映像授業の活用方法を模索することが大切です。

1回で全てを理解しようとしない

これまでにもお伝えした通り、映像授業は高い集中力が求められる授業であり、1度の視聴で完全に授業を理解するには相当な集中力が必要です。

ただしこのデメリットは、繰り返し視聴できるという映像授業の大きなメリットで補完することができます。

無理に1回の視聴だけで全てを理解しようとせず、一時停止したり、繰り返し視聴したりすることで、映像授業の強みを最大限に生かしましょう。

✔受け方次第で映像授業は効果を発揮する

✔映像授業は自分のルールを決めることが大切

✔1回で理解しようとせず、映像授業の強みを生かす

映像授業を受けるなら

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映像授業の選び方

映像授業には塾や予備校によって異なる特徴があります。

どの映像授業を選べばいいのか、その選び方のポイントを解説していきます。

料金で選ぶ

映像授業の料金体系には、大きく分けて2つの分類があります。

従量制...授業ごとに料金が課される

定量性...期間ごとに料金が課される

従量制とは、映像授業一コマもしくは数コマをまとめた講座単位で料金が加算される料金制度です。

受講数の分だけ料金が増えていく、大手予備校に多い料金体系です。

定量制とは、月々一定の料金を支払えば全ての講座が見放題になる料金制度です。

インターネットサービスではこの定量制をとっている場合が多いです。

基本的には定量制の方が安い料金で多くの授業を受けることができるためお得ですが、1講座だけ受講したいなどという場合には従量制の方が料金を安く抑えることができるでしょう。

授業内容で選ぶ

映像授業を選ぶ際には、内容が自分の目的にあっているかも確認する必要があります。

例えば、苦手科目の克服には、楽しんで受けることができるエンタメ性のある授業が合っていると言えます。

また、効率を重視する場合には、要点だけをわかりやすくまとめた簡潔な授業が合っているというように、自分が求めるものと授業のスタイルを照らし合わせて授業を選ぶことが重要です。

✔映像授業は料金と授業内容で選ぶ

✔料金は基本定量制で、ピンポイントな希望は理従量制で

✔授業内容は目的と合っているかを確認

おすすめのサービス

オンライン家庭教師WAM

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オンライン家庭教師WAMは、オンラインに特化した家庭教師サービスです。

ハイレベルな講師による質の高い双方向オンライン授業を行っており、高い学習効果が期待できます。

リアルタイムの双方向授業は映像授業とは少し趣旨が異なりますが、自宅学習の一つの選択肢として注目されています。

高品質なオンライン授業

オンライン家庭教師WAMは、授業の品質に強いこだわりを持っています。

20年間の指導実績によって得たノウハウが詰め込まれた内容になっているため、一般的なオンライン学習や映像授業よりも高い学習効果を期待することができます。

自宅でも対面さながらの指導

オンライン家庭教師WAMの授業は、映像授業のような一方的な指導ではなく、リアルタイムで講師とやりとりができる双方向授業の形式をとっています。

講師が生徒の学習の進捗状況や理解度に合わせた指導を行うため、オンラインでも学習の効果が出やすいです。

また、わからないところがあればその場で講師に質問することができるため、対面さながらの授業を自宅で受けられるのです。

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まとめ

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今回は映像授業について、その特徴や利用するメリット・デメリット、効率よく活用するコツ、映像授業が受けられるおすすめのサービスなどを徹底解説してきました。

映像授業にはメリットもデメリットもありますが、メリットをうまく活かし、デメリットを工夫して解決することで効率よく学習し、学力の圧倒的成長を促すことができます。

映像授業を受けるポイントについても解説しましたので、映像授業に興味を持った方はぜひこの記事を参考に映像授業を探してみてください。

また、最後に映像授業に興味のある人におすすめな学習サービスの紹介もいたしましたので、参考にしていただければ幸いです。

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【初心者でもわかる】この記事のまとめ

「映像授業」に関してよくある質問を集めました。

映像授業ってどんな授業?

映像授業とは、講師によって事前に録画された講義の映像を視聴して学習するという授業形式のことです。

一口に映像授業と言っても、塾や予備校の教室で授業を視聴するタイプと自宅など教室外の場所で授業を視聴するタイプに分かれています。

映像授業の効果やメリット・デメリットは?

録画での一方向型の授業であることの効果や長所は、自分のスケジュールに合わせていつでも授業を視聴できるという点です。一方で、デメリットとしてはその場で講師に質問できないという点や集中しづらいと言う点が挙げられます。映像授業のメリット・デメリットに関する詳しい情報はこちらをご覧ください。

映像授業で効率よく勉強するコツは?

映像授業をうまく活用するコツは、映像授業の長所を活かし、デメリットを克服することにあります。具体的には、集中力を保つために自分の中にルールを作ったり、複数回の視聴を前提にして授業を視聴することが挙げられます。

この記事を企画・執筆した人
-StudySearch編集部-
この記事は、StudySearchを運営している株式会社デジタルトレンズのStudySearch編集部が企画・執筆した記事です。
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