【徹底解説】医学部専門予備校のメリットとデメリットとは?
医学部を目指している受験生にとって予備校選びは非常に重要なポイントですよね。
独学で合格するには、自分で学習スケジュールを立てたりと大きな負担がかかってしまいます。
今回は医学部予備校のメリット、デメリットについてご紹介していきます。
医師になる難しさ
医師になるには
医師になるには、大学の医学部で6年間の教育を受け、医師国家試験に合格したあとに2年以上、臨床研修医としての経験を積まなければなりません。
医学部合格に必要な勉強時間
医学部受験に合格するための必要な勉強時間は、最低でも合計5,000時間とされています。
この勉強時間に学校の授業時間は含まれていません。
高校1年生から対策を始めないと簡単には間に合わない勉強時間ですよね。
医学部入試の難易度
私立大学医学部の現役合格率は多くの大学で30%を下回っています。
国公立大学の方が難易度が低いとはいえ医学部に合格するためにセンター試験で必要な得点率は85%と非常に高くなっています。
国公立大学でも私立大学でも、医学部へ合格するために必要な偏差値は70以上です。
✔︎最低5000時間の学習が必要
✔︎現役合格率は30%以下
✔︎合格に必要な偏差値は70以上
本記事では医学部専門予備校についても紹介しています。
是非参考にして下さい。
医学部予備校と大学進学予備校の違い
医学部予備校と大学進学予備校どちらに通うのがいいのか迷いますよね。
こちらではそれぞれの特徴や違いを解説していきます。
医学部予備校とは
医学部予備校とは、医学部の一般入試や推薦入試などの受験対策を行っている予備校です。
医学部の試験傾向や特徴を徹底的に分析し、学科試験対策だけでなく面接・小論文対策までフォローしてくれます。
大学進学予備校とは
大学進学予備校とは大学へ進学するための対策を行なう予備校です。
医学部に限定せず多くの学部、大学受験を対象としています。
2つの予備校の違い
カリキュラム
医学部予備校では大学ごとの出題パターンや分野に絞って対策をすることが多いです。
そのため理系科目だけで受験できる私立大学の医学部受験に向いているといえます。
一方、大学受験予備校では全教科を授業で取り扱うことが多いです。
センター試験を受験しなければならない国公立大学の医学部受験に向いているといえます。
授業スタイル
医学部予備校では一人ひとりのレベルや学習状況に合わせた個別指導・少人数授業をしているところが多いです。
一方、大学進学予備校は集団授業が行われているところが多いです。
授業料
医学部予備校の学費は、受講生の偏差値や学習レベルに応じて分けられていることが一般的です。
選抜コースでは、年間 100万円~200万円ほど、一般コースでは年間300万円~600万円ほどが相場になっています。
一方、大学進学予備校の学費は年間50万円〜100万円が相場です。
大学進学予備校の方が授業料は安いことが多いです。
✔︎医学部予備校は私立大学受験向け
✔︎大学進学予備校は国公立大学受験向け
✔︎費用は大学進学予備校の方が安め
医学部予備校のメリット・デメリット
医学部予備校のメリットとデメリットにはどのようなものがあるでしょうか。
医学部予備校のメリット
- 志望大学別の対策をしてくれる
- サポートが手厚い
- 小規模なため質問対応もスムーズ
医学部予備校は医学部受験に特化しているため、限られた時間の中で志望校対策中心の効率の良いカリキュラムで学習することができます。
また医学部受験の圧倒的な情報量で志望校合格に何が必要なのか見極め手厚いサポートをしてくれます。
医学部予備校のデメリット
- 浪人生が多く現役生は馴染みづらい
- 大学進学予備校ほど評判の先生がいない
- 費用が高い
医学部予備校は午前中から授業があるカリキュラムや寮を完備しているところが多く、浪人生の割合が多いです。
そのため現役生にとっては一体感を感じにくいかもしれません。
授業料は年間300万円を超えるところも多く、費用面での負担が大きいです。
✔︎圧倒的な情報量でサポート
✔︎志望校対策中心のカリキュラム
✔︎費用面の負担は大きい
大学進学予備校のメリット・デメリット
次に大学進学進学予備校のメリットとデメリットを見ていきましょう。
大学進学予備校のメリット
- 国公立医学部全般に対応したカリキュラム
- 総合的に学習するのでどの大学にも対応している
- 講師の質が高い
大学進学予備校は総合的に学習するため国公立医学部を目指す場合、センター試験の全体的な対策を行うことができます。
また総合的な学習をすることで複数の医学部受験がし易く、合格への確率が高まります。
大学進学予備校のデメリット
- 集団授業なのでサポートは手薄い
- 上位クラスでないと有名講師から授業を受けられない
- 一緒に受講する人数が多すぎる
集団授業の形式をとる予備校が多いため、個人の学習進度に合わせたカリキュラムで学習することが難しいです。
また、医学部予備校に比べて生徒数が多いため、質問がしにくいなどサポートが手薄くなってしまいます。
また、人気のある有名講師は上位クラスだけを担当する予備校もあります。
✔︎大学を絞らず医学部受験対策が可能
✔︎個別カリキュラムで学習しにくい
✔︎生徒数が多くサポートは手薄い
医学部に強いおすすめ予備校
具体的に医学部受験に強い予備校が気になりますね。
おすすめの医学部予備校をいくつかご紹介していきます。
【福岡No1予備校】PMD医学部専門予備校
PMD医学部専門予備校の基本情報 | |
---|---|
対象 | 中学生・高校生・高卒生 |
指導形態 | 少人数のゼミ形式授業・個別指導 |
教室 | 福岡県福岡市中央区大名2丁目11−25 新栄ビル 6F |
少人数ゼミ形式の授業
PMDでは、少人数でゼミ形式の授業をおこなっています。
一方的に講師が話すのではなく生徒に質問して理解度を確認したり、生徒の質問を受け付けるなど双方向の授業を行ないます。
生徒が授業に関わり、他の生徒の解き方や理解の仕方を知ることによって、理解度・定着度が格段にアップします。
圧倒的な授業時間
PMDでは英語、数学は週5コマ、理科は週4コマと、圧倒的な授業時間を確保しています。
医系 小論文は隔週で1コマ、面接指導(個人、集団)、各種適正試験対策も行います。
また夜10時までの自習時間や日曜・祝日の自習時間の際は質問対応だけでなく、授業で十分理解定着しなかった箇所があった場合、補習授業をしてくれます。
【全寮制の医学部専門予備校】大宰府アカデミー
大宰府アカデミーの基本情報 | |
---|---|
対象 | 高校生・高卒生 |
指導形態 | 少人数制・個別指導 |
教室 | 福岡県太宰府市朱雀2丁目8-8 |
教室と寮が一体の全寮制
太宰府アカデミーでは受験勉強に打ち込めるよう全寮制をとっています。
寮室の9割は校舎一体型、残り1割も徒歩1分圏内に校舎があります。
寮では毎日3食の食事を提供し、エアコンや洗濯機は各部屋に設置されています。
少ない荷物だけで快適に勉強に打ち込める環境が整えられています。
超参加型の授業
太宰府アカデミーの授業の最大の特徴は、講師が生徒にバンバン発言を促すということです。
講師による一方向的な授業ではなく、講師が生徒を積極的に指名して答えや意見を促します。
生徒もいつ当てられるかわからないという緊張感を持つことで、授業に対する高い集中力につながっています。
【オンラインマンツーマン授業】i-med医学部オンライン予備校
i-med医学部オンライン予備校の基本情報 | |
---|---|
対象 | 中学生・高校生・高卒生 |
指導形態 | オンライン授業 |
教室一覧 | 自宅から受講可能 |
豊富な医学部情報
i-med医学部受験マンツーマンコースでは一人ひとり違う得意不得意や理解の仕方に合わせて医学部受験に精通した講師が着実に身につく授業をおこないます。
勉強の仕方や計画の立て方など医学部合格に必要なことを丁寧に指導してくれます。
また、医学部合格のノウハウが詰まったPMDの演習や確認テストを受けることができます。
授業形式は自由に組み合わせ可能
i-medでは福岡校の授業をオンラインで受講できるコースや話題のAI教材atama+を自宅オンライン受講できるコースなどが様々なコースがあります。
生徒はゼミ授業、マンツーマン授業、atama+を自由に組み合わせることができます。
まとめ
今回は医学部受験をテーマに医学部予備校と大学進学予備校の違いやおすすめの医学部予備校をご紹介しました。
寮に入って勉強に打ち込みたい方、家の近くに予備校がなくオンラインで受講したい方など自分に合っていると思う予備校が見つかった方は気軽に問い合わせをしてみてください。
【初心者でもわかる】この記事のまとめ
「医学部専門予備校のメリット・デメリット」に関してよくある質問を集めました。
医師になる難しさとは?
医師になるには、大学6年間の教育を受け、医師国家試験に合格した後、2年以上臨床研修医としての研修を積む必要があります。
医学部受験医合格のために必要な勉強時間は最低でも5,000時間といわれています。
また医学bの現役合格率はほとんどの大学で30%以下となっていますおり、偏差値は最低でも70以上が必要となるでしょう。
医学部予備校と大学進学予備校の違いは?
医学部予備校とは、医学部の試験傾向や特徴を徹底的に分析し、医学部試験専門の対策を行う予備校です。
学科試験だけでなく、面接や小論文対策まで行ってくれることがほとんどです。
これに対し大学進学予備校とは、大学へ進学するための対策を行う予備校で、医学部に限定せず、幅広い学部への対策を行う予備校のことを指します。
詳しい両者の違いについてはこちらをご覧ください。
医学部予備校のメリット・デメリットは?
医学予備校のメリットとしては、志望大学別の専門的な対策指導を行ってくれる点や、小規模なために手厚いサポートが受けられる、質問対応がスムーズといった点が挙げられます。
これに対して医学部予備校のデメリットは、浪人生が多く、現役生は馴染みづらいという点や大学進学予備校ほどの有名講師がいないこと、費用が高いという点があります。
詳しくはこちらを参考にして下さい。
医学部に強いおすすめ予備校は?
本記事では、、医学部に強いおすすめの予備校として、「PMD医学部個別予備校」、「大宰府アカデミー」、「i-med医学部オンライン予備校」の3つを紹介しています。
それぞれ圧倒的な合格実績や全寮制で超参加型の授業、医学部受験に精通した講師による授業など、おすすめポイントが豊富にあります。
記事ではそれぞれの医学部専門予備校の強みを紹介しています。
記事はこちらからご覧下さい。
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