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更新日 2024.2.5

【神戸海星女子学院中学校・高等学校】偏差値や学費、評判から合格実績まで

こちらの記事では、神戸海星女子学院中学校・高等学校について紹介しています。

神戸海星女子学院中学校・高等学校は、兵庫県神戸市にある中高一貫の私立女子中学校・高等学校です。

神戸海星女子中学校・高等学校の特徴・偏差値・学費や進学実績、さらに受験におすすめの学習塾についても紹介していますので、ぜひ最後までご覧になってください。

神戸海星女子学院中学校・高等学校とは

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神戸海星女子学院中学校・高等学校の基本情報
創立年 1951年
教育方針 興味をもって学ぶ、自ら進んで学ぶ姿勢を育てる
アクセス JR灘駅 徒歩10分 阪急 王子公園駅  徒歩10分

海星女子学院中学校・高等学校の特徴

海星が大事にする3つの心

  • 自分を見つめ、祈る心
  • 人のために自分を役立たせる心
  • 異文化を理解する心

カトリック系の学校である神戸海星女学院では、毎日祈りの時間を設けて日々の自分を振り返ります。

また、有志による社会奉仕グループを中心にボランティア活動を行うなどして、福祉教育にも力を入れ、人のために自分を役立たせる心を培います。

異文化を理解する心を養うため、20年以上に渡って交流を続けているオーストラリアの学校と交換プログラムを行っています。

神戸海星女子学院中学校・高等学校では自分・他者を理解し、ともに協力し合う心を育てることを目指しています。

6日制授業

神戸海星女子学院中学校・高等学校では中学1年から高校Ⅲ年まで、土曜日に3時間の授業を行っています。

学年が上がるごとに増加する学習内容にも十分な時間を充て、先取り学習を行うことができます。

中高一貫のカリキュラムで学ぶ姿勢を育てる

神戸海星女子学院は、興味を持って学ぶ姿勢や自ら進んで学ぶ姿勢を育てることを大切にしています。

中学校では反復練習を通した基礎作りを中心に、高校では少し難易度をあげてチャレンジするような学習カリキュラムを組んでおり、各学年に応じて学びのきっかけを用意しています。

✔3つの心を育むことを目標に掲げている

✔6日制授業で先取り学習

✔中高の6年間で一貫したカリキュラム

神戸海星女子学院中学校・高等学校の学び

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中学1年・2年

中学1,2年では基礎学力と家庭学習の習慣を身に着けることに重点をおいた指導を行います。

英語・数学・国語の主要3科目は毎日の宿題や小テストを行い、授業で学習した内容を忘れず確実に身に着けるように指導します。

また、小テストの結果によっては追試や補習を行い、苦手意識克服を行います。

中学3年・高校Ⅰ年

中高一貫教育という利点を活かし、中学3年生から5教科において高校生の学習内容を取り入れていきます

中学の時期から高校の基礎をしっかりと固めることで、応用力の育成につながります。

中3から英語・数学は、習熟度別のクラスで授業をおこないます。

高校Ⅱ年・Ⅲ年

志望校合格に向け、生徒一人ひとりの興味や進路に応じて、各教科から科目を選択し、自分に合った時間割を作ります。

芸術や英会話、フランス語といった授業を選択することもでき、これらの授業を少人数で実施します。

✔中学1年・2年では基礎と学習習慣を身につける

✔中学3年・高校Ⅰ年では高校の基礎を固めて応用の準備をする

✔高校Ⅱ年・Ⅲ年では志望校に合わせて自分で時間割を選択する

神戸海星女子学院中学校・高等学校の偏差値・入試情報

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神戸海星女子学院中学校・高等学校の偏差値

神戸海星女子学院中学校の偏差値・順位
偏差値 49〜59
順位(兵庫県内) 14位/146

神戸海星女子学院中学校・高等学校は高校からの入学は募集しておらず、中学入試のみ行っているため、偏差値は中学校のものです。

兵庫県内では偏差値が14位と高めの人気校となっています。

兵庫県内の同レベルの中学校には関西学院中学部や甲南女子中学校などが挙げられます。

偏差値には10程度の振れ幅がありますが、確実に合格を狙うのであれば偏差値60は確保しておくことが望ましいでしょう。

【2023年度】神戸海星女子学院中学校・高等学校の入試情報

ここでは、2023年度の神戸海星女子学院中学校の入試情報を紹介します。

募集要項

神戸海星女子学院中学校の入試要項
日程 A日程 B日程
募集人数 約100名 約20名
受験料 20,000円
出願期間(インターネット) 2022年12月17日(金)~2023年1月9日(月)23:59
試験日 2023年1月14日(土) 2023年1月15日(日)
合格発表日 2023年1月16日(月) 16:00

神戸海星女子学院中学校の入試にはA日程とB日程があり、2日連続で試験日が設定されています。

日程は近いものの、B日程は募集人数が20人とかなり少ないため、日程を選ぶ際には十分注意してください。

インターネット出願が基本ですが、インターネット環境がない方に向けて、本校事務室での出願も受け付けています。

試験科目・配点

神戸海星女子学院中学校入試の試験科目・配点
A日程 4教科型 国語(50分)算数(50分)
理科(40分)社会(40分)
国語・算数 各100点
理科・社会 各80点
3教科型 国語(50分)算数(50分)理科(40分) 国語・算数 各100点
理科 80点
B日程 国語(50分)算数(50分) 国語・算数 各100点

A日程は4教科型と3教科型から選択することができます。

3教科型は中学受験の形式としてはやや特殊な国数理の3科目が試験科目となっているので、理科が得意、あるいは社会が苦手な方に向いている入試形式です。

B日程は科目数を選ぶことができず、国数の2科目のみ受験が可能となっています。

✔偏差値は49〜59で、兵庫県内14位とハイレベル

✔入試日程はA日程とB日程の2種類

✔A日程は科目数を4科目と3科目から選べる

神戸海星女子学院中学校・高等学校の問題傾向・対策

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国語の問題傾向・対策

  • 傾向...抜き出し問題が多い
  • 対策...速読力と文章整理力をつける

例年A日程B日程ともに論理的文章が1題と文学的文章が1題出題されます。

記述問題は少なく、選択問題と抜き出し問題が多くなっています。

抜き出し問題の割合が高いことから、該当箇所を素早く見つけ出すための速読力と文章を整理する力が必要になるでしょう。

算数の問題傾向・対策

  • 傾向...典型的な受験算数が多く出題される
  • 対策...過去問演習をする

計算問題、文章題、数・記憶生、図形の問題の全20問程度で構成されており、大問1を除く問題で途中式や考え方を書く必要があります。

文章題は速さや割合、和と差に関する問題など典型的な受験算数の単元から多く出題されます。

図形の単元は苦手意識をもつ女子児童が多いため、過去問演習を行って出題パターンを掴んでおくと良いでしょう。

理科の問題傾向・対策

  • 傾向...生物の割合が高い
  • 対策...生物は学校教科書を暗記 計算単元は式を書く習慣をつける

理科の試験では例年4割程度が生物の範囲から出題され、物理や化学、地学と比べて比率が高くなっています。

物理や化学の分野では難易度の高い計算も出題される傾向にあります。

生物の名称に関する問題は細かい知識を問われるため、学校教科書で写真と名称を照らし合わせるなどして暗記し、物理・化学対策として計算式を書いて解く習慣を身につけるようにしましょう。

社会の問題傾向・対策

  • 傾向...時事問題が題材にされる傾向にある
  • 対策...時事問題に関連づけた知識をつける

地理、歴史、公民と分野は分かれていますが、それぞれ時事問題を題材にした問題が出題される傾向にあります。

また、グラフや図表を用いた問題や、組み合わせや並べ替えなど、複数の知識を結合させて考える必要がある問題が頻出となっています。

知識を点としてではなく複数で繋げて抑えること、また、入試前年の時事問題とそれに関連する知識を身につけることが対策のカギとなるでしょう。

✔国語は速読力と文章を整理する力が必要

✔理系科目は基礎をしっかり固める

✔社会は時事問題を重点的に扱う

神戸海星女子学院中学校・高等学校合格におすすめの塾

【中学受験専門塾】創学アカデミー

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創学アカデミーの基本情報
対象 小学生(中学受験生)
授業形態 集団指導
所在地 兵庫県(神戸、三田、明石、加古川、姫路)
強み 習熟度に応じた科目別のクラス編成

創学アカデミーの特徴

創学アカデミーは兵庫県内に展開する中学受験専門の集団指導塾です。

中学受験における第一志望合格率が60%程度であるのに対し、創学アカデミーはなんと87.2%もの第一志望合格率を誇っています。

創学アカデミーは習熟度に応じて科目別のクラス編成を行うため、集団指導塾であっても生徒一人ひとりに合った指導を受けることができるのです。

科目別に異なるレベルで学習できるため、神戸海星女子学院中学校の「理数系は基礎、社会は時事問題とからめた知識の応用」というようなばらつきのある問題傾向にも対応できます。

創学アカデミーの合格実績

創学アカデミーの2023年度入試の合格実績をみていきましょう。

創学アカデミーの合格実績(2023年度)
学校名 合格者数
六甲学院 3名
甲陽学院 2名
須磨学園 13名
淳心学院 28名(ヴェリタス12名)
関西学院 1名
神戸海星女子学院 7名

上記の表の通り、灘中学校をはじめとする県内トップクラスの中学校にも合格実績を持っており、神戸海星女子学院中学校にも7名の合格者を輩出しています。

神戸海星女子学院中学校を目指すにはうってつけの塾だと言うことができるでしょう。

創学アカデミーの料金

創学アカデミーの料金は公式より開示されていません。

料金が知りたい方は公式にお問い合わせください。

↓↓創学アカデミーの詳細はこちら↓↓

関西個別指導学院

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関西個別指導学院の基本情報
対象 小学1年生~高校3年生・高卒生
授業形態 個別指導(1対1・1対2)
対象地域 大阪府・兵庫県・京都府
強み 生徒一人ひとりに合わせたオーダーメイドカリキュラム

関西個別指導学院の特徴

関西個別指導学院は、教育大手ベネッセグループが経営する個別指導塾です。

35年以上の学習指導経験を生かした豊富な情報力と人材力を武器に、生徒一人ひとりに最適なカリキュラムを提案します。

神戸海星女子学院中学校のような私立中学校の受験にも対応しており、志望校に合わせた対策をしてくれます。

神戸海星女子学院中学の問題傾向の特徴として、理科の生物の比重が高いことが一例として挙げられます。

集団指導塾の場合、このような特定の分野にのみ特化した指導は難しいですが、個別指導塾であれば生徒の志望校に合わせてピンポイントな対策ができるのです。

関西個別指導学院の料金

関西個別指導学院では、公式に料金を開示していません。

詳細な料金が気になる方はお近くの教室までお問い合わせしてみてください。

↓↓資料請求・詳しい料金はこちら↓↓
↓↓お電話でのお問い合わせはこちらから【無料】↓↓

紹介した塾の比較

ここでは、今回紹介した2つの塾を比較していきます。

指導形態 特徴 料金
創学アカデミー 集団指導 兵庫県の中学受験専門塾 資料請求にて開示
関西個別指導学院 個別指導 ベネッセグループの大手個別指導塾 資料請求にて開示

今回紹介した創学アカデミーは集団指導、関西個別指導学院は個別指導塾と、指導形態が大きく異なります。

集団指導塾は比較的安価に授業を受けられる点、個別指導塾はきめ細かな指導を受けることができるのが魅力です。

どちらの塾も授業料は資料請求で開示されますので、料金を比較したい方はそれぞれの塾にお問合せしてみてください。

✔神戸海星女子学院中学校受験には創学アカデミーと関西個別指導学院がおすすめ

✔創学アカデミーは中学受験専門の集団指導塾

✔関西個別指導学院は大手ベネッセグループの個別指導塾

神戸海星女子学院中学校・高等学校の学費

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神戸海星女子学院中学校の初年度納入金
入学金 400,000円
授業料 660,000円
その他費用 130,000円
合計 1,190,000円

神戸海星女子学院中学校の初年度納入金は以上の表のようになっています。

この金額は兵庫県の私立女子中学校の中では3番目に高い数値です。

高めの学費はしっかりと施設の改修や課外活動に割り当てられていますが、家計に不安のある方は注意してください。

✔初年度納入金は1,190,000円

✔兵庫県内の女子校ではかなり高めの学費

✔高い学費は学校生活に還元されている

神戸海星女子学院中学校・高等学校の評判・口コミ

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中学校の評判・口コミ

学校の雰囲気について

こじんまりとしたレトロな雰囲気の校舎ですが、食堂は新設されきれいです。

中庭でジュースを飲みながらおしゃべりをしている生徒もおり、親としても行事で学校に行くのが楽しくなります。

校舎自体はあまり新しくなく、少し古めの印象があるようです。

中庭など人々の憩いの場となるようなスペースも設置されているようですね。

施設について

プールは室内の温水プールです。

今年より学生食堂がオープンしました。

3年ほど前に耐震改修工事に併せて後者の一部をリニューアルしたため,図書館などの施設もきれいになっており,伝統校らしい一面と新しい設備の調和が取れているように思います。

伝統高らしい歴史ある佇まいに加え、改修工事によって図書館や学食などの設備が生まれ変わり、充実した印象があるようです。

高等学校の評判・口コミ

部活動について

とても活発な運動部もあれば、緩めの部活もあり、運動部は部員がみんな仲が良い様子です。

一方で文化部の特に舞台系、音楽系はそこそこきついと思います。

上下関係も複雑そうです。

でも文化部はゆるい部を選べばとても楽です。

運動部・文化部ともにさまざまな部活があり、それぞれの部活によって厳しさなどの雰囲気も異なるようです。

舞台系・音楽系の部活は上下関係が厳しい印象もあるようですが、その他の部活に関しては和気藹々とした雰囲気があるようです。

学習環境について

叶いやすさはどうかわかりませんが、学校の勉強をしっかりとして、テストでの点数も良ければ第一志望に受かっている方多いみたいです。

英語と数学の授業は中学校三年生から上のクラスと下のクラスに分かれていて、それも合格実績が伸びている理由だと思います。

習熟度別のクラス分けの効果が発揮され、学力の伸びに繋がっているようです。

進学実績は学校生活において最も重要な点と言っても過言ではないため、進学実績が伸びているというのは信頼できるポイントですね。

✔校舎はやや古めだが、図書館や学食は新しくて綺麗

✔種類・厳しさが多様な部活動

✔進学実績が高い

神戸海星女子学院中学校・高等学校の進学実績

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2022年度の大学進学実績

国公立大学

大学名 合格者数 大学名 合格者数
東京大学 1名 大阪大学 11名
一橋大学 1名 北海道大学 1名
広島大学 2名 神戸大学 9名
岡山大学 3名 三重大学 2名
京都大学 3名 大阪公立大学 3名

東大や京大、大阪大学などの難関国立大学への合格者も出し、その他地方の国立大学への合格者も多く出しています。

一橋大学など関東の名門国公立大学に進学する生徒もいる様です。

私立大学

大学名 合格者数 大学名 合格者数
早稲田大学 5名 上智大学 2名
法政大学 1名 明治大学 2名
関西大学 39名 関西学院大学 75名
同志社大学 35名 立命館大学 42名
関西医科大学 3名 兵庫医科大学 19名

関関同立を中心に、関東の早稲田大学や、MARCHにも進学する生徒も多くいるようです。

大学受験をしなくても系列校の神戸海星女子学院大学に進学できますが、ほとんどの生徒が外部の大学に進学するようですね。

✔東大や京大への進学者も

✔私立では関関同立への進学が多い

✔大学への内部進学者はほとんどいない

まとめ

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いかがでしたか?

神戸海星女子学院中学校・高等学校はカトリック系の中高一貫女子校で、進学実績も良く、生徒に愛されている学校です。

今回はそんな神戸海星女子学院中学・高等学校の特徴や入試情報、学費や口コミなどについて紹介してきました。

中学受験の偏差値も高く、合格を目指す方は十分な対策をする必要があります。

この記事で中学入試の問題傾向や対策法、そしておすすめの塾を紹介しましたので、この記事を参考に対策を進めてみてください。

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【初心者でもわかる】この記事のまとめ

「神戸海星女子学院中学校・高等学校」に関してよくある質問を集めました。

神戸海星女子学院中学校・高等学校とは?

神戸海星女子学院中学校・高等学校は、1951年に兵庫県神戸市に創立された学校です。「自分・他者を理解し、ともに協力し合う心を育て、週6日制授業を採用しています。

神戸海星女子学院中学校・高等学校の学費は?

神戸海星女子学院中学校・高等学校の学費は、入学金が400,000円、授業料が660,000円、積立金が130,000円、その他、会費などの費用がかかります。詳しくは記事内をご参照ください。

神戸海星女子学院中学校・高等学校の評判・口コミは?

神戸海星女子学院中学校・高等学校の偏差値は、中学校が50~60前後となっています。兵庫県内では10位とレベルが高くなっています。詳しくは記事内をご参照ください。

神戸海星女子学院中学校・高等学校の進学実績は?

神戸海星女子学院中学校・高等学校の卒業生の進学実績は、最新の実績をみると、東京大学、一橋大学などの難関国公立大学に若干名合格しています。私立大学には関西学院大学、同志社大学などの難関大学に多く合格者を出しています。詳しくは記事内をご参照ください。

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-StudySearch編集部-
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