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更新日 2023.7.12

同志社大学グローバル学科を徹底解説!偏差値・入試科目などまとめ

同志社大学のグローバル地域文化学部は、ヨーロッパコース、アメリカコース、アジア・太平洋コースから入学時にコースを選択し、グローバルな学びを実現できる学部です。

各国や各地域の多様な価値観を学べる学部であるため、将来は海外に住んでみたいと思っていたり、グローバルな働き方をしたいと思っていたりする方におすすめです。

本記事では、同志社大学のグローバル地域文化学部の概要や特徴をご紹介します。

また、同志社大学のグローバル地域文化学部がおすすめな方や受験方法、偏差値を踏まえた合格するためにやるべきことを解説しますので、ぜひ参考にしてください。

同志社大学のグローバル地域文化学部の概要

まずは、同志社大学のグローバル地域文化学部の概要から解説します。

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同志社大学のグローバル地域文化学部は、世界中のあらゆる問題を研究し、さまざまな人種の方が共生できる社会を目指すための学部です。

良心のある知性を育み、人々の哀しみにも共感できる人材になり、グローバルな問題を解決できる人材になるためのカリキュラムが用意されています。

また、同志社大学のグローバル地域文化学部には、ヨーロッパコース、アメリカコース、アジア・太平洋コースの3つが用意されています。

これらの国々は、当然ながら価値観や文化も異なり、考え方が大きく異なります。

そして、これらの国の文化を深く理解するためには、それぞれの国の言語能力を高める必要があります。

同志社大学のグローバル地域文化学部では、それぞれの国の文化を学びつつも、共生できるように言語能力を高め、現地に住んでいても問題なくコミュニケーションが取れるレベルにまでスキルを高めます。

同志社大学のグローバル地域文化学部に通うことで、人々の多様な価値観を理解し、グローバル化を推進できる人材になることができるでしょう。

コースが3つ用意されている

それぞれの国の言語能力を高める

グローバルな活動を推進できる

同志社大学のグローバル地域文化学部の特徴

ここまで、同志社大学のグローバル地域文化学部の概要を解説してきました。

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ここからは、同志社大学のグローバル地域文化学部の特徴を3つご紹介します。

  • 複数の外国語を習得する
  • 世界各地の歴史と文化を学ぶ
  • グローバルな課題とその解決について考える

それぞれ順番に見ていきましょう。

複数の外国語を習得する

はじめに、同志社大学のグローバル地域文化学部では、複数の外国語を習得します。

英語は第一言語として必ず習得するカリキュラムとなっており、英語に加えて、もう1つ別の言語を第二言語として習得します。

たとえば、第二言語としてはフランス語、ドイツ語、ロシア語、コリア語などが挙げられます。

その他、10以上の外国語から学べる言語を選べるため、日本語以外に言語を習得したい方には非常におすすめです。

外国語を学ぶということは、グローバル化を推進するための海外の価値観を理解したり、卒業論文を執筆したりする場合に役立ちます。

世界各地の歴史と文化を学ぶ

同志社大学のグローバル地域文化学部では、世界各地の歴史と文化を学ぶことも特徴です。

同志社大学のグローバル地域文化学部のカリキュラムは、言語、ディシプリン、地域、トピックという4つの分野で構成されています。

これらのカリキュラムの軸は、世界各地の歴史と文化を学ぶことであり、地域に応じた課題の解決策を立案することにも繋がります

また、同志社大学のグローバル地域文化学部は少人数制での教育が行われるため、より異なる相手の文化を深く学べることも特徴です。

グローバルな課題とその解決について考える

同志社大学のグローバル地域文化学部では、グローバルな課題と、その解決について考えていきます。

1年次と2年次には、学問分野のスタイルや価値観、方法論を学びます。

3年次、4年次には、自ら興味関心のあるグローバルな話題についての理解を深め、卒業論文のテーマや執筆に繋げていく活動が行われることが特徴です。

その他にも、同志社大学のグローバル地域文化学部では様々なセミナーが開催されています。

たとえば、完全に英語のみで行われるセミナーや、外国語の文献を深掘りするセミナーなどが挙げられます。

これらのセミナーや日々の活動を通して、同志社大学のグローバル地域文化学部ではグローバルな課題とその解決方法を学ぶことができます。

複数の言語を習得できる

様々なセミナーが開催される

世界各地の歴史や文化を学ぶ

同志社大学のグローバル地域文化学部がおすすめな方

ここまで、同志社大学のグローバル地域文化学部について解説をしてきました。

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しかし、自分が同志社大学のグローバル地域文化学部に通うべきか悩んでいる方は多いかもしれません。

そこでここからは、同志社大学のグローバル地域文化学部がおすすめな方の特徴を3つご紹介します。

  • 国際社会に貢献したい方
  • 世界の歴史や地理に関心がある方
  • 英語以外の言語にも関心がある方

それぞれ順番に見ていきましょう。

多様な文化的背景を持つ人々と国際社会に貢献したい方

まずは、同志社大学のグローバル地域文化学部は、多様な文化的背景を持つ人々と国際社会に貢献したい方におすすめです。

それぞれの住んでいる地域によって、価値観や文化は大きく異なります。

そのため、価値観が異なるからこそ言語能力を磨かなければコミュニケーションを図ることはできず、意思疎通もできません。

そこで、言語能力とコミュニケーション能力を高め、国際社会に貢献できる人材になりたい方は同志社大学のグローバル地域文化学部がおすすめです。

国際的なプロジェクトを立ち上げたり、地域の魅力や文化を世界に発信したりしたい方は、同志社大学のグローバル地域文化学部を受験してみると良いでしょう。

世界の歴史、地理、時事問題に関心がある方

次に、世界の歴史や地理、時事問題に関心がある方も同志社大学のグローバル地域文化学部がおすすめです。

たとえば、日本の歴史においても、鎌倉幕府ができたのは「1192年」だと言われていましたが、近年では異なる見方もされています。

これは、世界規模で見ても同様のことが起こっています。

加えて、現在進行系で戦争や様々な時事問題が発生しており、これらに興味関心がある方は多いかもしれません。

しかし、興味関心があったとしても、それらを適切に情報を取得するための言語能力がなく、もどかしい気持ちを感じている方も多いでしょう。

同志社大学のグローバル地域文化学部に通えば、それぞれの国の情報を適切に取得できるようになることが特徴です。

英語以外の言語にも関心がある方

最後に、英語以外の言語にも関心がある方に同志社大学のグローバル地域文化学部はおすすめです。

上述したとおり、同志社大学のグローバル地域文化学部ではドイツ語やフランス語、その他の言語など、非常に幅広い言語からカリキュラムを選択できます。

英語を学べる学部は多いものの、これだけ様々な言語を学べる学部は他にはありません

そのため、多様な価値観を育みつつ、自分の語学能力を高めたい方は、同志社大学のグローバル地域文化学部を選んでみてはいかがでしょうか。

国際社会に貢献したい方

英語以外の語学を学びたい方

多様な価値観を深く理解したい方

同志社大学のグローバル地域文化学部とグローバル・コミュニケーション学部を比較すると

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ここまで、同志社大学のグローバル地域文化学部について解説をしてきました。

同志社大学の中には、名前の似ているグローバル・コミュニケーション学部という学部が存在します。

これらの学部の違いや、どちらを選んで良いのか分からない方は多いのではないでしょうか。

結論として、グローバル・コミュニケーション学部は、英語に特化して学ぶ学部となっています。

加えて、英語を武器に海外のプロジェクトに参加したり、留学が必須で設けられていたりするなど、グローバル化が活動の軸となっています。

一方のグローバル地域文化学部の場合、英語のみならず、複数言語が活動の主軸になっています。

また、日本から英語を使って発信するというわけではなく、海外の文化を海外に向けて発信することに重きが置かれており、学ぶ内容が異なることが特徴です。

そのため、より多くの言語を学びたい方はグローバル地域文化学部を受験し、英語を中心に学びたい方はグローバル・コミュニケーション学部を選んでみてはいかがでしょうか。

英語に特化しているのがグローバル・コミュニケーション学部

複数言語を学ぶのがグローバル地域文化学部

活動の主軸が異なることが特徴

同志社大学のグローバル地域文化学部の受験方法

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同志社大学のグローバル地域文化学部には、様々な受験方法が用意されています。

まず、多くの方が受験するであろう一般選抜に関してです。

外国語、国語の2科目が必須科目、地理歴史、または数学、または公民から1科目を選んだ合計3科目が必須科目となっており、合計500点満点で配点されています。

それぞれの出題内容自体はそこまで難易度が高いわけではないものの、出題される範囲は広いので、過去問を解くなどして効率的に学力を高める必要があります。

また、推薦入試やスポーツ入試なども設けられており、海外の留学生向けの試験や、転科したい方向けの試験も用意されています。

それぞれの受験方法によって難易度が大きく異なるため、今ある自分の武器に合わせて方法を選ぶことが大切です。

外国語と国語は必須科目

残り1科目は選択できる

受験方法によって難易度が異なる

同志社大学のグローバル地域文化学部の偏差値

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ここからは、同志社大学のグローバル地域文化学部の偏差値をご紹介します。

結論として、同志社大学のグローバル地域文化学部の偏差値は、60〜62.5となっており、それぞれのコースによって偏差値が若干異なります。

コースによって偏差値が異なり、60でもボーダーであるため合格できる可能性はありますが、確実に合格するには63〜65程度には高めたほうが良いでしょう。

加えて、共通テストの得点率はボーダーが84%〜85%となっており、他の学部と比較しても高い数字です。

全体の9割近くを得点しないと合格できないため、できる限り早期に対策を進めておいて損はありません。

まずは、自分の現状の偏差値と学力を確認するとともに、ボーダー偏差値に足りない部分を効率的に補ってみてはいかがでしょうか。

ボーダー偏差値は60〜62.5

共通テストの得点率は84%

自分の偏差値を確認すること

同志社大学のグローバル地域文化学部に合格するには

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最後に、同志社大学のグローバル地域文化学部に合格するためにやるべきことを3つご紹介します。

  • 英語を中心に3科目を対策する
  • 早めに過去問を解き、ギャップを把握する

それぞれ順番に解説します。

英語を中心に3科目を対策する

はじめに、英語を中心に3科目を対策することが大切です。

加えて、3科目を同時並行で進めるのではなく、それぞれの科目に優先順位を付けて、苦手科目から優先的に取り組むようにしましょう。

なぜなら、受験合格を目指す中で苦手教科が存在する場合、その教科が足を引っ張るケースが多いためです。

また、苦手科目の克服には多くの時間を要するため、同時並行で取り組んで学力を上げようとしても、思うように上がらないケースも多いかもしれません。

そのため、まずは3科目の中で最も苦手な教科に目星をつけ、その教科から対策することが大切です。

一般的なレベル以上にまで高めることができたら、残りの2教科の対策を同時並行で進めていくと良いでしょう。

早めに過去問を解き、ギャップを把握する

次に、同志社大学のグローバル地域文化学部の過去問を早めに解き、ギャップを把握することが大切です。

合格の安全ラインから逆算して、今の学力がどの程度であるかを把握しなければ、効率的に学習を進めることはできません。

上記のような、目標から現状の学力を知る際に有効な方法が過去問を解くことです。

仮に、過去問を解いて点数があまりにも届かなかった場合は、他の生徒以上に死にものぐるいで勉強しなければなりません。

こういったケースを未然に防ぐためにも、過去問を早めに解き、どういった手順で勉強すれば良いのかを可視化できるようにすることが重要です。

3科目の対策を進める

苦手教科から取り組む

過去問を解いてギャップを把握する

まとめ

本記事では、同志社大学のグローバル地域文化学部について解説をしてきました。

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同志社大学のグローバル地域文化学部は、異なる3つのコースから自分の興味関心のあるコースを選択し、それぞれの国の文化や価値観を学ぶ学部です。

これにより、将来的にグローバルな活動を推進できる人材や、問題を批判的に考察できる人材になることができます。

同志社大学のグローバル地域文化学部に合格するためには、過去問を早めに演習し、目標と現実のギャップを認識することが大切です。

その結果、自分1人の力では合格まで程遠いと感じる場合は、専門でカリキュラムを作成してくれる家庭教師のエディオの受講を検討してみてはいかがでしょうか。

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同志社大学のグローバル地域文化学部で大変なことは?

同志社大学のグローバル地域文化学部では、それぞれの国の言語を覚えることが大切です。ヨーロッパ、東南アジア、それら以外の国の地域の言語を覚える必要があり、同時にそれぞれの国の文化も覚える必要があります。しかし、それらの言語を学ぶためのカリキュラムは丁寧に整えられているため、カリキュラム通りに学べば適切な言語能力を高めることができます。詳しくは記事内の「同志社大学のグローバル地域文化学部の特徴」こちらを参考にしてください。

同志社大学のグローバル地域文化学部の卒業後は?

同志社大学のグローバル地域文化学部は、卒業後に大企業やグローバルな活動をしている企業に就職できます。さまざまなソリューションを提供しているコンサルティング会社、中小企業、大規模なシステムをオフショアで提供している会社などが挙げられます。また、大学院に進学する方も一定数います。

この記事を企画・執筆した人
-StudySearch編集部-
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