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更新日 2020.3.30

慶應義塾大学医学の偏差値・学費、科目別入試出題傾向・勉強法を紹介

慶應義塾大学医学部は福沢諭吉の「実学の精神」「独立自尊」「半学半教」の精神に加え、北里柴三郎初代医学部長の「基礎・臨床一体型医学・医療の実現」を理念としています。

第一線で活躍する研究者の指導を受けながら、確実に医学を身に着けられる環境です。

また、短期留学プログラムも用意されており、海外の病院で臨床実習を経験することもできます。

今回は、慶應義塾大学医学部の偏差値、学費等の基本情報から、各受験科目の傾向と勉強法をご紹介します。

慶應義塾大学の医学部の概要

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偏差値 72.5

偏差値は母体の集団によって値が変わるので一意には決められませんが、各大学医学部の偏差値ランキングは上から順に、東京大学、京都大学、慶應義塾大学と言われており、慶應義塾大学医学部は東大と京大に次ぐ偏差値となっていることがわかります。

学費 入学金 200,000円
在籍基本金 60,000円
授業料 3,040,000円
施設設備費 350,000円
実験実習費 190,000円
その他費用 3,350円
初年度納付金合計 3,843,350円
在学生納付金合計 3,643,250円

※2019年度慶應義塾大学公式の情報を参考にしています。

6年間の総学費は22,059,600円(=初年度納付金合計+在学生納付金×5)です。

慶應義塾大学医学部の学費は、東大や京大の国公立医学部に比べると、4倍近く高くなっています。

私立医学部の費用は6年間で2000万円から5000万円と大きく開きがあり、慶應義塾大学医学部の2200万円は私立医学部の中では安い方です。

偏差値の高い医学部ほど学費が安い傾向にあります。

科目 試験時間 配点 出題範囲
理科 120分 200点 物理(物理基礎・物理)、化学(化学基礎・化学)
生物(生物基礎・生物)から2科目選択
数学 100分 150点 数学Ⅰ・数学Ⅱ・数学Ⅲ
数学A「場合の数と確率」「整数の性質」「図形の性質」
数学B「数列」「ベクトル」
外国語 90分 150点 コミュニケーション英語Ⅰ・コミュニケーション英語Ⅱ・コミュニケーション英語Ⅲ・英語表現Ⅰ・英語表現Ⅱ

理科、数学、英語の3科目受験です。

理科は物理・化学・生物から2科目を選択して受験します。

試験時間は選択した2科目合わせて120分で、配点は各100点の200点満点です。

3科目のうちどの科目を受験するかは出願時に指定し、入学検定料を支払った後にこれを変更することは出来ません。

小論文 50分

調書記入・面接

小論文は専門的な医学知識が要求されるテーマではありません。

一般的な知識で書けるものになっていますが、医学的な話に繋がるようなテーマであることが多い傾向です。

過去には赤ちゃんポストの是非や未来の医療体制について論じる問題が出題されました。

★偏差値は東大・京大の医学部に次ぐ第3位の難関

★学費は6年間で約2200万円と私立医学部の中では安いほう

★受験科目は理科・数学・英語の3科目+小論文・面接

理科の入試傾向・対策と勉強法

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科目 大問数 試験時間 配点 出題範囲
物理 3つ 120分 100点 物理基礎、物理
化学 3つ 100点 化学基礎、化学
生物 3つ 100点 生物基礎、生物

※大問数は変更される可能性があります。

物理・化学・生物の3科目の中から2科目選択し、選択した2科目の試験時間が120分、配点は各100点の合計200点となっています。

大問番号 問題の傾向
大問1 小問集合
大問2 力学
大問3 電磁気学

上表のような出題形式になることが多いですが、まれに熱力学等の分野から大問が1つ構成されることもありますので油断はできません。

回答方式は選択式と記述式が混在しています。

選択式では、パッと見て答えられる問題から煩雑な計算を要する問題まで出題の範囲が広いです。

選択肢が多くても、次元がおかしいなどでとすぐに消去できる選択肢もありますので、その感覚は過去問で鍛えておきましょう。

また、傾向として公式の導出に関する問題のように本質を問う問題が出題されるので、公式は覚えるのではなく理解する気持ちで学習に取り組みたいところです。

大問番号 問題の傾向
大問1 小問集合
大問2 有機
大問3 無機

大問数が4つの年度もありますのでこれは1例として考えてください。

全問記述式です。

無機と有機は毎年出題されていますが、その傾向は年度によってかなり変わります。

問われる内容や難易度も一定ではないので網羅的な学習が必要といえるでしょう。

また、高校化学の知識でどうやって解くのかという大学レベルの問題が出題されることもあります。

化学を学習する際には、過去問の気になる分野をきっかけにして大学の範囲までさらっておくとそのような問題にも対応できるでしょう。

明らかに自分の知識で解けない問題が出題された場合にはそのことにいち早く気づき、できる問題から解いていくことを心がけてください。

大問番号 問題の傾向
大問1 生体、たんぱく質、ホルモンが頻出
大問2
大問3

慶應医学部生物の出題傾向としては2つあり、まず1つ目は生体関連の出題ことです。

医学部らしくともいえますが、植物系の問題はあまり出題されません。

2つ目は論述問題が多いことです。

見たことのない実験や図が提示されて、受験生に考えさせる問題が続きます。

説明が必要なことから問題文が長く、その意図を正確に読み取る能力も要求されています。

小問集合らしい小問集合はとくにありません。

問題文の長さ、論述問題の多さから時間を要します

見たことのないような問題が多いことからも全体的に難易度は高いといえるでしょう。

2科目で120分と一見妥当な試験時間に思えますが、計算が面倒な問題があったり、誘導が少なく得点に結び付けるまでに時間を要する問題があったり、そもそも背景知識のない問題が出題されたりと、なかなかのボリューム感です。

計算を簡単にする練習と知らない分野でも読み解く練習を日ごろからしておくと役に立つでしょう。

選択した理科2科目内の時間配分は自分でコントロールすることができます

過去問演習をするときに自分に最適な配分を見つけておきましょう。

★2科目で試験時間120分、配点200点

★物理:本質を理解しておくこと

★化学:幅広い範囲に対応できると強い

★生物:考察力・論述力を鍛えておくこと

数学の入試傾向・対策と勉強法

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概要

大問数 試験時間 配点 出題範囲
4つ 100分 150点 数学Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ
数学A「場合の数と確率」「整数の性質」「図形の性質」
数学B「数列」「ベクトル」
大問番号 採点方法 問題の傾向
大問1 マークシート式 小問集合
大問2 マークシート式 微積分、数列、確率、ベクトル、漸化式が頻出分野
大問3 マークシート式
大問4 マークシート式

採点方式は基本的にはマークシート式ですが、証明問題と図示が記述問題として出題されることがあります。

例年だと、小問集合が1問、確率の漸化式が1問、その他2題は複数分野の複合問題です。

複合問題において微積分は再頻出です。

グラフから面積を求めさせることが多いので、普段から演習しておきましょう。

どんな大学を受験するにもいえることですが、まずは基礎力です。

特に大問1では基礎ができていれば解けるような問題が出題されています

慶應医学部数学の特徴として計算が煩雑なことが挙げられますが、どんなに煩雑な問題でも基礎レベルを落としてしまうと合格は厳しくなってしまいます。

大問1は確実に得点しておきたいところです。

マークシート式なので国公立数学のような記述部分点が狙えません

慶應理工の数学は一見そうでもないように見えても計算量が多いことがよくあります。

煩雑で面倒な問題でも解き切る力をつけておかないと得点につながりませんので注意してください。

2001年頃から確率の問題が毎年出題されています。

確率の漸化式を解く問題、漸化式を立てる問題が出題されていますので、漸化式も合わせて勉強しておきましょう

確率の問題は事象を順番に書き出していくことで漸化式の立式につながります。

漸化式には様々な種類があり、解き方もかなり多いので全体をおさえてくほうが良いです。

確率漸化式の問題は傾向がありますので、過去問をよく演習しておきましょう

★大問4つ、試験時間100分、配点150点

★解き切る力をつけてマークシート式に対応する

★確率漸化式は要チェック

英語の入試傾向・対策と勉強法

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概要

大問数 試験時間 配点 出題範囲
4つ 90分 150点 コミュニケーション英語Ⅰ・コミュニケーション英語Ⅱ・コミュニケーション英語Ⅲ・英語表現Ⅰ・英語表現Ⅱ
大問番号 採点方法 問題の傾向
大問1 選択式 長文読解
大問2 選択式 長文読解
大問3 選択式 長文読解
大問4 記述式 英作文

長文読解が大半を占めます

長文のテーマは特に特殊なものではなく、一般的な長文といえるでしょう。

語数は1700ワードほどです。

英作文は自由英作文です。

比較的わかりやすいテーマが与えられますが、自分の意見をきちんと固めて対応する必要があります。

医学部の傾向として難単語や難熟語が出題されます

専門的な用語には注釈がついていることもありますが、それは特殊なケースですので普段から単語力の向上には力を入れてください。

しかし、いくら語彙を増やしたところで本番の試験で知らない単語が出題される可能性は非常に高いです。

そういうときには、前後の単語の意味と文脈が頼りになります。

普段の演習で分からない単語が出てきたときに、すぐに調べるのではなく、まずは推測してみる練習をしましょう。

慶應医学部では例年80~100ワード程度の自由英作文が出題されます。

作文の基本としてどのように文章を構成するかと論点をずらさないことは国語力として問われますので、文章の構成は意識しておいてください。

英作文の練習としては、まずは自分の頭の中にある表現で言いたいことを書き切る練習をしましょう。

直訳は出来なくてもさまざまな表現が考えられるはずです。

解答例には使える言い回しが掲載されていますので、1つひとつ記憶しておいて次の英作文に活かしてみてください

英語は長文読解が中心です

長文をいかに正確に早く読むかということが合格への分かれ道といっても過言ではありません。

長文を読むときのコツとして、問題を先に読んでおくことがあります。

問題を頭に入れて、長文に強弱をつけて読むことで重要なポイントを効率的に拾うことができます。

★大問4つ、試験時間90分、配点150点

★長文読解を早く正確に解く

★自由英作文は構成も大切にすること

慶應義塾大学医学部に独学で合格できるか

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慶應医学部に独学で進学することは不可能ではありません。

自分で計画を立てて自分の弱点を一つひとつクリアしていければ合格に近づけるでしょう。

しかし、難しいのも事実です。

慶應義塾大学医学部の問題は他の大学に比べるとやはり難問で、問題が難問になればなるほど、専門の講師に教わった方が伸びは早いものです

塾や予備校に通うのがより効果的な合格への近道と言えます。

塾や予備校と一口にいってもたくさんあり、どこを選ぶかというのは重要で難しいです。

塾や予備校の体制を比較してみましょう。

まず、予備校にはたくさんの合格実績があります。

東京大学〇人、京都大学〇人のような広告はみなさん見たことがあることでしょう。

しかし、もともと成績のいい人が合格しがちで、集団指導で思うようについていけず、ここから逆転したいと思って入った人には厳しいことがあります。

塾には大きく分けると個別指導と集団指導がありますが、上記のことからおすすめは個別指導です。

もし今、自分の学力が第1志望校レベルにないと感じているのでしたら、個別指導を選ぶことをおすすめします

無理に周りのペースに合わせるよりも、自分のペースで指導を受けたほうが効果的に成績を伸ばすことができます。

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個別指導のトライがおすすめの理由は大きく2つあります。

1つ目は実績のある心強い講師陣がいることです。

予備校にもたくさんいますが、そんな講師陣から個別に指導をしてもらえるのは、個別教室のトライならではの特徴です。

2つ目は、合格に向けたオーダーメイド年間スケジュールを作成してくれることです。

一人ひとりに合わせた専用のスケジュールを作成してくれます。

学校や自宅での学習の提案もしてくれるので、常に安心して学習を進められます。

受験の専門家である講師に教わりながら、スケジュールを参考に勉強をすすめていけば、効率的に成績アップを狙えることは間違いないでしょう。

★慶應医学部に独学で合格するのはむずかしい

★おすすめは個別教室のトライ

★個別教室トライは実績のある講師陣とオーダーメイドの学習スケジュールが特徴

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この記事のまとめ

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慶應医学部生が通う信濃町キャンパスは慶應義塾大学病院に隣接しており、早くから医療現場を肌で感じることができます。

また、5年生になると臨床実習も始まり、患者さんと触れ合うことで座学よりもより実践的な授業が展開されます。

また、部活動やアルバイト、インターン、外部団体等さまざまな場所で活躍する学生の集まりです。

慶應医学部は勉強ばかりではなく、各々が自分のやりたい活動に積極的に参加できる環境が整っているといえるでしょう。

みなさんが自分に向いている勉強法を見つけ、第1志望に合格できることを願っています。

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