春期講習について、小学生・中学生・高校生の受講するメリットや必要性、平均的な費用相場についてまとめました。新学期を控える春休みに周りと差をつけたい方は必見です。
※この記事では2024年の春期講習情報を記載しております。
春期講習が行われるのは学年の3学期が終了した後です。
つまりその学年で学んだことの総復習を春期講習ではしていくことになります。
今までの学びを復習して新しい新学年に備えることは、次の学年の学習を余裕を持津ことにも繋がります。
春期講習は、今までの学びの総復習のほかに新しい学年の内容の予習もしていきます。
新しい内容を、次の学年が始まる前に学んでおくと新しく学習するときに余裕を持つことができて置ていかれる心配もなくなります。
中学、高校、大学受験の受験学年になる生徒を対象に、受験対策を行っていくこともあります。
志望校別の入試方法や傾向に合わせたカリキュラムで講習会を行っていきます。
苦手科目を克服していくことは次の学年でつまずくことが少なくなります。
受験直前では、苦手科目の1つでも消していくことが合格への近道となるでしょう。
また、春期講習の中では自分が受けたい科目だけを取ることもできるので、苦手科目を無くすための講習会にすることも可能です。
志望校対策のために分析された入試傾向や入試問題の頻出問題を復習したり、中高一貫校の受験方法にも多い適性検査の対策を行ったりします。
中学受験は非常に特殊な受験方式が多く、独学ではなかなか突破できないようなので、塾の春期講習会を利用することをおすすめします。
高校受験では、その学校の出題傾向に合わせた基礎と応用問題の両方が出題されます。
高校受験は基礎がわかっていないと合格はできないので基礎固めからしっかりと春期講習会で学びなおすことが重要です。
大学受験は志望する学校の難易度で対策方法や学習内容が大幅に異なっています。
志望校別で春期講習会で対策を行ってもらえる塾を調べてみるのも対策方法です。
また、大学受験は一般入試の他にAO入試や推薦入試など多くの入試方法があるため自分に合っている入試方法に対策が出来る塾を探しましょう。
✔春期講習会の目的は復習と予習、受験対策も行う
✔受験についても専門的に行える
✔様々な入試方法にも対応する
小学生の春期講習の主な内容は、学校の授業内容の総復習や中学受験に向けた対策、次の年度の先取り学習などでしょう。
また小学生の頃に習習慣をつけたり、勉強をする楽しさを知ることはとても大切といえます。
特に小学校の授業についていけないというお子様は苦手を克服する良い機会ですので、積極的に利用するべきでしょう。
中学生の主な内容は内申点対策や高校受験対策、苦手科目の集中特訓・総復習などです。
集団塾の春期講習を利用する場合は、選択したコースに沿って学習を進めます。
これに対し個別指導塾の場合は、一人ひとりの目標・要望に合わせてオリジナルのカリキュラムを作成してくれます。
多くの受験生が夏から受験勉強を本格化させる中、春期講習に参加することは周りの子たちとの差をつけるチャンスです。
高校生では高校入学前の苦手科目の克服や、大学受験に向けた1年間の総復習、文系・理系科目の集中特訓などが主な内容となります。
大学受験を検討している方は、高校3年になり受験勉強を本格化させる前に、苦手科目をいかに克服しておくかが重要です。
そのため授業に遅れがある、苦手科目があるという方は、1年の総復習の機会として春期講習の利用をおすすめします。
「友達に誘われたから」、「親に行けと言われたから」など安易な考えで参加をするとなかなか続かなかったり、意味がなくなると思われます。
自分は何のために春期講習に通うのか、目標としていることは何なのかについて目的を明確することが重要です。
春期講習は、各塾で授業内容や方式が異なっています。
また、多くの塾情報を比較することで自分に一番合っている春期講習に参加することが出来ます。
春期講習期間は、学校は春休み期間のため自宅から負担なく通えるかどうかが重要です。
負担がかかるほど通うことは少なくなり、春期講習会の意味がなくっています。
ほとんどの塾・家庭教師では例年3~4月にかけて春期講習を実施し、そのおよそ2カ月前の12月~2月に募集が始まります。
春期講習は2週間~1か月程度でのところが多いようです。
それぞれの塾・家庭教師によって募集期間・実施期間は異なりますので、時期が近づいたら公式サイトより確認してみて下さい。
✔春期講習のメリットは学年別に異なっている
✔春期講習に参加する意味を考える
✔通塾の距離、時間なども考える
●補習塾:小学校高学年で2万円~4万円
●進学塾:4・5年生で2万円~5万円、6年生で4万円~6万円
授業の予習や復習をメインに行う補習塾と中学受験を最終目的とした進学塾ではやや金額が異なります。
中学受験目前の新6年生は特別な授業や適性検査なども行う塾があるので、4・5年生と比べると値上がりしています。
また難関私立中学対策などレベルの高い授業を受けられる塾ほど、値段が高くなります。
●集団指導塾:2万円~3万円
●個別指導塾:3万円~6万円
小学生の頃と比べると中学生の授業は複雑になるので、生徒に合わせたコースを用意する塾が増えます。
値段だけでなく、子供に合うコースをよく調べることも重要になるでしょう。
●集団指導塾:4万円~8万円
●個別指導塾:4万円~7万円
受験間近の3年生はどの塾も教育に力を入れるので、集団・個別共に値段が上がります。
集団指導塾でも個人の志望校に合わせた授業をする塾が多くなります。
●集団指導塾:2万円~5万円
●個別指導塾:3万円~6万円
高校1・2年生の春期講習では、難関大学受験に向けたスタートダッシュをできる様に熱心な授業を行うので、中学1~2年よりもやや値段は高めになります。
料金は1年と2年では殆ど差はありません。
しかし2年生の春期講習では、更に具体的に大学受験を考えた内申点対策・苦手科目の対策の授業を実施します。
真剣に将来を考え、しっかりとしたカリキュラムの組める塾を選択するのが大切になってきます。
●集団指導塾:4万円~7万円
●個別指導塾:5万円~12万円
受験を目の前に控えた高校三年生は1対1での授業を求める人が多くなるので、個別指導塾の平均金額は高めになってきます。
しかし、マンツーマン式の授業を受けたからといって、確実に成績が良くなるというものでもありません。
周囲に他の生徒が居ないと張り合いが無くなってモチベーションが下がる可能性もあるので、塾の情報を調べ、家庭内でよく相談をしてからどの春期講習を受けるか決めましょう。
小学生 | 補習塾 | 2~4万 |
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進学塾 | 2~6万 | |
新中学1・2年生 | 集団塾 | 2~3万 |
個別指導塾 | 3~6万 | |
新中学3年生 | 集団塾 | 4~7万 |
個別指導塾 | 4~8万 | |
新高校1・2年生 | 集団塾 | 2~5万 |
個別指導塾 | 3~6万 | |
新高校3年生 | 集団塾 | 4~7万 |
個別指導塾 | 5~12万 |
✔小中学生の費用相場は3万円~8万円
✔高校生の費用相場は3万円~12万円
東進(東進ハイスクール・東進衛星予備校)の基本情報 | |
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対象学年 | 中学生、高校生、高卒生 |
地域 | 全国1,100校舎を展開 近くの校舎に資料請求をする▶︎ |
指導形式 | プロ講師による映像授業 対面コーチング指導 |
東進では、日本中の優秀な講師を集めて授業を行っており、在籍している講師の中には人気参考書の著者やテレビなどにでて活躍されている講師など有名な方もいます。
以下で大学受験のプロフェッショナルと呼ばれる東進の講師を一部ご紹介します。
林修先生 担当科目:国語
「いつやるか、今でしょ!」のセリフは皆さん1度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。
林修先生はこの名台詞の先生であり、東進では国語の授業を担当しています。
入試を何年分も分析して作り上げた林先生の授業は特に東大受験生からの圧倒的支持があり、得点力と考える力を身につけることができます。
また、林先生のトークも生徒から人気があり、やる気や勇気を与えてくれます。
長岡恭史先生 担当科目:数学
長岡恭史先生は、受験生からは“黒本”と呼ばれる『大学への数学』シリーズ(研文書院)を共著しており、東大や医学部などの最難関の受験に多くの合格者を輩出しています。
厳しく指導してくれる一面と、時には受験生の悩みや相談にも乗ってくれて味方についてくれるそんな心強い一面と両方を持ち合わせています。
上記で紹介した先生は一部になり、その他にも経験と実績のある講師がたくさん在籍しています。
ここまでのハイレベル先生が揃っているのは東進だけです。
ぜひ「大学受験のプロフェッショナル」による研究されつくした分かりやすい授業を無料で体験してみてください。
また公式サイトでは、多数の先生を紹介しているので、興味ある方はぜひ公式サイトをご覧ください。
他の東進の先生を公式サイトで見る➡
高速マスターとは、タブレットやスマートフォンで受験に必要な基礎学力を短期間で身につけることができるシステムのことを指します。
国語・数学・英語・理科・社会の5教科があり、それぞれの教科の基礎部分を徹底的に固めることができます。
また、オンラインで使用することができるため、自宅や通学時間などのスキマ時間を上手に活用することができるのも特徴です。
東進は映像を使って生徒に授業を行う映像授業の方式を取っていますが、映像授業だとちゃんと理解できるか、学習が身につくか心配、またちゃんと学習のサポートはあるのか心配という方もいらっしゃるのではないでしょうか。
東進では、さまざまな方法で生徒の学習サポートを行っています。
例えば、生徒5名程度と担任または担任助手とでチームミーティングを行い、将来の目標や学習の状況などを共有しながら生徒同士が切磋琢磨できる時間や、コーチングタイムといった1日の学習内容や計画を確認する時間を設け、常に生徒をリードしていきます。
ここでは、東進を他の大手予備校のキャンペーンと比較しています。
大手予備校の新年度講習キャンペーン比較 | |
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東進 | 1日体験実施中 |
河合塾 | 【1講座500円】新高1生対象 進学お祝いキャンペーン |
駿台 | 無料体験授業(トライアルレクチャー) |
全国の東進ハイスクール・東進衛星予備校では、
東進の授業を無料でお試しできるこの機会に、ぜひ1日体験にお申し込みください。
東進ハイスクール・東進衛星予備校での資料請求や体験申し込みから入学までの流れをご説明します。
東進の公式サイトより、資料請求や1日体験の申し込みを無料でできます。
東進についてより詳しく知りたいという方は資料請求を、入会を迷っている方授業を体験してみたいという方は1日体験の受講をおすすめします。
全国の東進では、志望校合格に向けて頑張りたい生徒や成績アップに向けて勉強したい生徒がしっかりと目標に向かい仲間と切磋琢磨できる環境を作っていきます。
目標までに必要な授業数や講座を個別面談の中で共有し、学習のプログラムを一緒に考える時間を設けます。
面談後は現状の学力を確認するため、入学時学力診断テストを行います。
現状を把握することで今後の講座選択や進路指導に活かしています。
先ほどの入学時学力診断テストをもとに、目標達成や志望校合格のために必要な科目や講座数を考え、学習計画を立てていきます。
申込内容や必要書類を確認し、受講する校舎で手続きを行います。
受付してから7日間以内に、校舎は指定した方法でお支払いをお願いします。
テキストは入金を確認後に納品されます。
より詳しく東進についてを知りたい方は、資料請求や1日体験に申し込むことできます。
1日体験は、東進の授業を無料で体験できる機会なので、東進が気になっている方はぜひご活用ください。
関西個別指導学院はどのような春期講習を実施しているのか、詳しく見ていきましょう。
関西個別指導学院の基本情報 | |
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春期講習実施期間 | 2023年3月18日(土)~2023年4月7日(金) |
対象学年 | 小学生~高校生 |
授業形態 | 個別指導 |
春期講習の内容 | 家庭学習のサポートや短期集中講習も可能 |
関西個別指導学院の春期講習では、生徒の苦手克服や新年度の先取り学習などができます。
受験や内部進学対策にも強く、生徒の目的に合わせた学習をすることが可能です。
質の高い講師が多く在籍しており、その中から自分に合う講師を選択することができます。
家庭学習などのサポートも対応しているため、学習習慣も身に付けられます。
個別教室のトライの基本情報 | |
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キャンペーン受付期間 | 2/1~3/31 |
対象学年 | 小学生~高校生 |
授業形態 | 完全マンツーマン指導 |
キャンペーンの内容 | 新学年に向けた完璧復習と完璧予習 |
個別教室のトライなら、新学年に向けて自分の学力が心配、復習のやり方が分からないなど、学年の変わり目に感じやすい不安やお悩みを解決することができます。
トライなら、予習・復習どちらもしっかり行うことが出来るので、新学年に向けてのスタートダッシュを早めに切ることもできます。
新学年に向けて学習面の不安があるという方には個別教室のトライがおすすめです。
ここでは、TOMASの基本情報や春期講習に焦点を当てて解説していきます。
TOMASの基本情報 | |
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春期講習実施期間 | 3月21日(火)~4月8日(土) |
対象学年 | 小学生~高校生 |
授業形態 | 個別指導 |
春期講習の内容 | 個人別カリキュラムで弱点克服 |
TOMASでは春期講習の受付を行っています。
学年総まとめ講座、中学受験スタートアップ講座、次学年先取講座、苦手&弱点克服講座の4つのコースが用意されています。
中学受験対策から弱点克服まで幅広くカリキュラムが用意されています。
春期講習では、新年度の授業を先取りすることも可能で学力向上に役立つことは間違いないでしょう。
春休みは通常の学校の授業が無いだけでなく宿題も少ないので、どうしても勉強に触れる機会が減ってしまう時期です。
何もせずに自堕落に過ごしてしまうと新学期の授業で周囲に置いて行かれてしまうリスクがあるので、この期間にしっかりと基礎を固め、新学期に向けて万全に備えておかなくてはいけません。
特に、受験生は春休みの貴重な時間をどう使うかは非常に重要になって来るので、春期講習を受けてわずかにでも学習を行う時間を増やすようにしたいものです。
希望の学校があるならば、早い段階で相性の合う塾を探しておくと良いでしょう。
「春期講習」に関してよくある質問を集めました。
春期講習の内容は主に1年間の総復習や次学年の内容の先取り学習、苦手科目の集中特訓、受験対策等です。
春期講習を利用するメリットとしては前年度の苦手を次学年が始まる前に克服することができる、ライバルに差をつけることが可能、難しくなる勉強内容を事前に学習することができる、などがあります。
記事では学年別にご紹介していますので、気になる方はこちらをご覧ください。
春期講習の費用は科目数や学年によって変わりますが、小学生では2万~6万、中学生では2~8万、高校生では2~12万円程度となります。
集団塾を利用するのか個別指導塾を利用するのかによっても料金が大きく変わってくる可能性があります。
各学年の春期講習の料金についてはこちらからご確認下さい。
ほとんどの塾・家庭教師は3~4月にかけて春期講習を行います。
そのおよそ2カ月前の12月~2月になると募集を開始するところが多いでしょう。
記事では3つの塾の2024年度の春期講習の日程や内容を参考にご紹介しています。
気になる方はこちらを参考にして下さい。