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更新日 2020.7.21

【プロ家庭教師監修】慶應義塾大学の数学の傾向や対策、勉強法

最難関私立大学の慶應義塾大学。慶應義塾大学の入学試験の中で最も合否に関係する科目のひとつであるのが数学です。

数学を攻略することが慶應義塾大学合格への第一歩となります。

今回は、慶應義塾大学入試における数学の傾向や対策などについてご紹介いたします。

慶應義塾大学を受験予定の方は、ぜひ参考にして合格に役立てていただければと思っております。

慶應義塾大学の数学の入試傾向

数学の画像

最初に、慶應義塾大学で出題される数学の基本情報と特徴をご紹介いたします。特徴を知って今後の勉強に役立てましょう。

入学試験で数学が出題される学部は、理工学部、薬学部、医学部、看護医療学部、商学部(A方式)、経済学部(A方式)です

総合政策学部、環境情報学部は受験方式次第では必要ありません。

2019年度入試数学の試験時間や問題数などを表にまとめておきます。毎年、試験時間、配点、問題数で同じであるとは限らないため、必ず募集要項などで確認してください。

学部名 試験時間 配点(全科目の総点数) 問題数 解答形式
理工学部 120分 150点(500点) 5題 空欄補充(記述)
薬学部 80分 100点(350点) 3題 空欄補充(記述)
総合政策学部 120分 200点(400点) 6題 マークシート
環境情報学部 120分 200点(400点) 6題 マークシート
医学部 100分 150点(500点) 4題 空欄補充(記述)図示
看護医療学部 80分 200点(500点) 5題 空欄補充(記述)、記述
商学部(A方式) 70分 100点(400点) 4題 マーク式、空欄補充(記述)
経済学部(A方式) 80分 150点(420点) 6題 マーク式、記述

▶慶應義塾大学の入試要項はこちら

学部ごとに数学の特徴をご紹介いたします。

120分の試験時間に対して計算量が多いことが多く、時間が足りなくなる受験生が多いので、スピーディーな解答力が求められています

頻出分野は「微分・積分」「ベクトル(特に空間ベクトル)」「確率」。

理系学部ですが、「数学Ⅰ・Ⅱ・A・B」が試験範囲です

標準的な問題が多いが、試験時間80分に対して、分量が多い年度が多いので、標準的な問題をスピーディーに解答する能力が求められています。

頻出分野は「ベクトル」「確率」。

毎年、全ての解答が選択できるマークシート形式で出題されています。(マーク数は年度により増減する。)

文系学部ですが中には難易度の高い問題も出題されているため、試験時間内で全ての問題を解答することはかなり難しいです。

とばす問題を見極め、確実に解答できる問題を解く必要があります

頻出分野は、「整数」「確率」「数列」「微分・積分」。

毎年、全ての解答がマークシート形式で出題されています。

文系学部ですが難易度の高い問題も出題されるため、試験時間内で全ての問題を解答することはかなり難しいです。

あまり見かけたことがないような思考力が問われる問題と、処理能力が問われる問題が出題されています

頻出分野は「微分・積分」「整数」「数列」「確率」。

毎年4題出題されています。小問集合問題ともう1題は標準問題レベルが出題されていますが、残りの2題はかなり難易度が高い問題が出題されています

計算量が膨大になる問題や高度な思考力を求められる問題は、試験時間内に全ての問題を解答することは非常に難しくなっています。

頻出分野は「数列」「ベクトル」「微分・積分」「三角関数」。

慶應義塾大学入試で数学が出題される全学部の中で、難易度が標準レベルの問題が出題されています。

基本問題や典型問題が出題され、試験時間80分に対して計算量がやや多いですが、適切なレベルです。

頻出分野は「整数」「確率」「ベクトル」「微分・積分」。

文系学部としてはやや難しい問題が出題されています。マークシート形式の問題が多いですが計算量が多い問題が多いです。

試験時間70分に対して問題数、計算量ともに多いため全ての問題に解答するのは難しいでしょう。解ける問題を確実に解くことが大切です。

頻出分野は「微分・積分」「ベクトル」「確率」。

毎年、問題①~③はマークシート形式、④~⑥は記述形式で出題されています。

マークシート形式の問題である一定の得点に達していなければ④~⑥は採点されないため注意してください。

難易度は標準レベルの問題が多いですが、問題数も計算量も多いためスピーディーな解答力が求められています。

頻出分野は「微分・積分」「ベクトル」「数列」「確率」「指数・対数」。

POINT

✔慶應義塾大学の数学は空欄補充問題が多いが難易度は高め

✔問題量が多めの学部が多いため、解ける問題を選ぶ見極めが重要

✔「確率」「微分・積分」「ベクトル」が頻出分野の学部が多い

慶應義塾大学の数学の対策と勉強法

勉強の画像

ここでは、勉強進度や合格するために普段心掛けることなどをご紹介いたします。出来るだけ早い時期に自分の学力を知ることは、最も大切な試験対策です。

どの学部を受験する場合も、まずは高校2年生の夏頃に、受験する学部の過去問を確認してください。

出題形式、問題数、試験時間を確認し、実際の試験の環境を掴んでおきましょう。

さらに過去問の中から、学んだ単元の問題を選んで解いてみましょう。

もし自力で解くことができれば、今まで学んだ内容がしっかりと定着しているという証拠なので、学習ペースを維持し、早めに全範囲の学習を終えることを心掛けましょう。

そうすれば、入試対策に割ける時間を多く取ることができます。

半年以上取れればベストです。

もし自力で解けなかった場合、今までの学習内容が定着しているか、振り返りの時間をとりましょう。

思わぬ穴が見つかるかもしれません。

発見したその穴を埋められたら、過去問もおのずと解けるようになっているはずです。

その後は上記のように早めに全範囲の学習を終え、入試対策の時間を取れるよう取り組んでいきましょう。

また、慶應義塾大学の入試試験の数学は、標準的な問題の出題がメインですが、計算量は非常に多くなる傾向にあります。

普段から効率的な計算を心掛け、膨大な計算であっても素早く正確に解けるように準備しておきましょう。

普段から心掛けることで、試験のプレッシャーや時間的制約の中でも、その能力をきちんと発揮することができるようになります。

POINT

✔高校2年生の夏までには、問題を確認し傾向をとらえる

✔1年半前に自分のレベルを知り、それに合った勉強をする

✔効率的な計算方法を普段から心掛けてないと、入試では使えない

おすすめの参考書

参考書の画像

網羅系の参考書です。いろいろなレベルの問題が含まれているので、自分の学力に合った問題を解くことができます

これを一通り勉強したら最低限の入試対策は終えたことになります。

▶青チャート1Aの詳細

▶青チャート2Bの詳細

標準問題が多く、網羅系参考書を終えてもう少し標準問題を解きたい人が使うのに適しています。

▶詳細

文系学部で出題される標準問題が多く含まれています。良問が多く解説も詳しいので使いやすいでしょう。

▶詳細

医学部以外では、数学で高得点を目指している人におすすめの問題集です。

難度がA~Dと分かれているため、理工学部と薬学部受験予定の生徒はB問題までをしっかり解けるだけでも高得点が狙えるでしょう。

医学部受験予定の人は、D問題まで挑戦してください。

▶詳細

数学で高得点をあげたい文系学部受験予定の人におすすめの問題集です。良問ですが難度は高い問題が多く含まれています。

文系数学の良問プラチカ

▶詳細

看護医療学部を受験する生徒は、青チャートではなく黄色チャートの方をおすすめします。

黄色チャートを勉強したあとに、頻出分野だけ青チャートで勉強するのもよいでしょう。

▶黄色チャート1Aの詳細

▶黄色チャート2Bの詳細

医学部で出題されやすいテーマで難度が高い良問が掲載されています。

また、医学部受験予定者は難度が高い問題を出題している国公立大学の過去問を解くと良いでしょう。

▶詳細

POINT

✔青チャート(数研出版)は全学部におすすめの参考書

✔網羅系の問題集を勉強し終えてから、自分に合った問題集を勉強する

✔大学への数学、良問のプラチカは数学で高得点を狙いたい人向け

まとめ

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・慶應義塾大学は数学が重視されている文系学部が多い

・試験時間に対して分量が多めの学部が多いため、解ける問題を確実に選択する見極めが重要

・高校2年生の夏までに自分の学力を知って、それに合った勉強をする

・青チャートなどの網羅系参考書は入試対策を始めるのに適している

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