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更新日 2020.8.25

東大生物の入試問題の特徴・傾向・対策・おススメの参考書とは

コロナウイルスの影響で、学校や塾が計画通りに進まないまま夏休みを迎えようとしています。

家庭学習の時間が増えて効率的に学習をしている受験生がいる一方で、効率良い学習の仕方が分からず悩んでいる受験生もいるのではないでしょうか。

東大理系の受験生受験教科も多く、学習内容も非常に多くなるため質の良い学習が必要になってきます。

ここでは東大生物の受験生に向けての入試概要や傾向・対策おすすめの参考書や個別指導塾の紹介をしていきます。

限りある学習時間を上手に利用するためにも、効率的な学習方法東大合格を目指しましょう。

東大生物の入試概要

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まずは東京大学地学の入試概要をみていきましょう。

試験日について

共通テスト 個別学力検査※(2020年入試日程より)
第1日程: 2021年1月16日(土)、17日(日) 2021年2月25日(水)
第2日程;2021年1月30日(土)、31日(日) 2021年2月26日(木)
物理・化学・生物・地学から2つ(計200点)※ 物理・化学・生物・地学から2つ(各60点満点で計120点)

※共通テスト第2日程の対象は現役生のみ。

また、第1日程の追試験を兼ねる

※共通テストは900点満点を110点満点に換算します。

※個別学力検査の日程は8月頃に更新予定ですが、例年通りであれば上記の日程になります。

生物の試験日は共通テストが1月17日(または31日)、個別検査が2月26日となっています。

【東大理系 個別学力検査の配点】

国語 数学 理科 英語 計(点)
80 120 120 120 440

(センター試験900点→110点 +二次試験 440点 =550点満点になります)

理科は2科目を150分で受験します。

配点は1科目60点満点、理科全体で120点満点です。

個別学力検査「生物」の試験範囲について

「生物基礎」・「生物」の全範囲から出題されます。

東大生物の予想配点

東大は合格者の科目別の平均点を公表していません

そのため、総合的な点数から目標得点率を決める必要があります。

2020年の東大理系の最終合格者(センター試験+二次試験550点満点)の合格最低点と合格平均点を見てみましょう。

【合格最低点】

理科一類 理科二類 理科三類
321(58.4%) 313(56.9%) 386(70.2%)

【合格平均点】

理科一類 理科二類 理科三類
353(64.2%) 337(61.3%) 414(75.3%)

2020年センター試験のボーダーラインも見てみましょう。(900点満点)

【センター試験ボーダーライン】

理科一類 理科二類 理科三類
810(90%) 801(89%) 837(93%)

東大理系のセンター試験のボーダーは約90%二次のボーダーは約60%ということが分かります。(理科三類はさらに難易度が上がります)

東大生物の時間配分

東大の理科は2科目を150分で解答するものです。

単純に計算すると1科目あたり75分になります。

理科2科目で、生物と化学を選択する受験者が多いですが、化学は生物より時間がかかることが考えられるので、時間配分をしっかりと決めましょう。

生物、化学選択者は「生物60分、化学90分」(見直し5分)が理想的な時間配分とされています。(時間配分は教科のバランスを見て自分で設定してください)

大問は例年3問出題されます。

1問20分程度を目安にしましょう。

理科2教科については「解ける問題から確実に解いていく」ことで正答率を高められます。

生物が得意な受験生は45点以上・そうでない受験生は35点以上を狙いましょう。

時間不足になりがちなので解ける問題を落とさないように気を付けましょう。

✔ 共通テストのボーダーは90%、二次試験の理科は60%以上を狙う

✔ 理科全体で150分なので生物の大問は1つにつき20分程度で解くこと

✔ 理科は2科目とも解ける問題から解いていく

東大生物の入試問題の特徴と傾向

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東京大学の生物入試問題にはどのような特徴と傾向があるのかみていきましょう。

東大地学の入試出題の特徴

難易度は非常に高いが基礎力の徹底が肝心

東大の生物全範囲から出題がされ、受験生物の中でも難易度は非常に高い試験になります。

東大で必要とされる知識は、高校生物の指導要領を超えることはほとんどありません。

けれども、問題文を正確に読み解く読解力、用語に対する深い理解、高度な思考力が必要とされます。

単に教科書の用語を覚えただけでは東大生物の対策は不十分です。

問題数に対して時間が短い

東大の理科は2科目同時に試験が行われます。

2科目で150分のため、上記で述べたようにもう1教科を化学とした場合、生物に使える時間は恐らく短くなるでしょう。(理想的な時間配分は生物60分、化学90分、見直し5分とされています)

そのため、用語問題や正誤問題などの一瞬で分かる知識問題はどんどん解いていかなければなりません。

実験考察問題は理解するのに時間がかかりますので、まずは問題文を読む前に知識問題を解答していきましょう。

論述問題が多い

東大生物では2~3行の論述問題が数多く出ます。

文字数にすると100字程度ですが、その中に必要な生物用語を適切に使うため高い推敲力も必要とされます。

基本的な生物用語・概念は正確に覚えましょう。

実験考察問題を中心とした論述問題の対策は講師について添削指導をしてもらうのが良いでしょう。

東大生物の入試問題の傾向

次に東大生物の入試の傾向をみていきましょう。

大問は3つ、分野別ではなく融合問題が多い

大問例年3問で構成されていることが多いです。

テーマは主に「動物関連(代謝・反応、生殖と発生など)」「植物関連」「遺伝、分類、進化」になっていますが、分野が融合したりあらゆる分野から出題されるので注意が必要です。

【東大生物 頻出テーマ】

動物分野 植物分野 遺伝分野

用語、正誤判断、論述問題が中心

3つの大問に「用語問題」「正誤判断問題」「基本レベルの論述問題」がありますので知識問題に関しては素早く確実に解答欄に埋めていきましょう。

教科書の内容を正しく理解していれば20点は確実に取れます。

実験考察を中心とした問題構成

東大生物では、見たこともない実験内容の問題が出題されます。

そのため文章、図表を正確に読み解く力が問われます。

最新の研究内容からの出題も考えられますので、基礎力を付けた上で柔軟に対応できるようにしましょう。

数学的な分析や解釈を必要とする問題が出されることもあります。

✔ 大問は分野ごとではなく融合している場合が多い

✔ 論述問題が多いが、基本知識で解ける用語問題もある

✔ 試験範囲が広いので「広く深い学習」が必要

東大生物の対策必須分野

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ここでは東大生物の傾向や特徴を踏まえて対策を立てる分野をお伝えします。

遺伝分野

東大は最先端の研究内容からの問題を取り上げることがあります。

遺伝分野は幅広く、遺伝子発現調節に関する問題から遺伝の法則まで全体的に出題されます。

特に遺伝子操作や遺伝子発現に関する問題は頻出です。

また代謝、反応と調節、恒常性も頻出分野になっています。

生物全範囲に渡る基礎知識

上で述べたように、頻出問題はあるものの東大の生物は多様な範囲から分野を融合して出題をされることが多いです。

そのため、分野に偏ることなく教科書の全範囲の学習をしていく必要があります。

高い思考力を必要とする問題も多いですが、教科書の基本知識が土台になることを頭に入れておきましょう。

図表の正確な読み取り・実験考察問題

東大生物の大問は実験考察を中心とした問題構成になっています。

各大問にある小問では、基本知識を問う用語、正誤問題、基本知識を元にした論述問題があります。

ここで失点をしないように基本知識を確実に身に付けましょう。

実験考察問題の復習には時間をかける

考察問題の中には、演習をしていても解法の仕方が掴めないことも多いでしょう。

復習の際には「設問文の要求や条件」を確認し、解答に至るまでの「リード文や実験の着目するポイント」を考えましょう。

典型問題で演習を重ねる

典型的な題材の図表やデータを見て「実験全体の目的」「それぞれの実験の目的」を把握しましょう。

その上で「どのような流れで実験の目的が達成されたのか」を確認しましょう。

常に実験の全体像を把握した上で、適切な用語を用いて論述をしていく練習をしましょう。

論述問題対策

東大入試で論述問題は頻出です。

2~3行(100文字程度)に収めるためには、正しい生物用語の使い方ができるかどうかがカギになります。

適切な生物の用語が出てこない場合、概念や説明をすることになり行数を超えてしまいます。

教科書の用語や定義の確認は必ず「実際に書いて」学習をしましょう。

✔ 大問は「動物」「植物」「遺伝、分類、進化」からが多い。遺伝は頻出分野。

✔ 実験考察問題は用語や正誤問題など解ける問題から解いていくこと。

✔ 論述問題は短い文章に的確な生物用語を入れる練習が必要

東大生物におすすめの参考書

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ここでは、東大生物の学習者におすすめの参考書を紹介していきます。

最難関の東大生物の対策といっても、大切なのは基礎的な知識の定着です。

まずは教科書レベルの基礎知識をしっかりと頭に入れた上で論述対策をしていくようにしましょう。

セミナー生物基礎+生物 2020年度要用最新版

多くの進学校で教科書として使用されている問題集です。

問題量が多く、基礎から発展までの応用力を養うことのできます。

幅広い分野、レベルに対応した問題で構成されており、解説もとても分かりやすいです。

何度もこの問題集を利用し、解説を丁寧に読み知識を深めましょう。

セミナー生物基礎+生物の特徴

参考書 出版社 価格 レベル 公式サイト
セミナー生物基礎+生物 第一学習社 920円 基礎~応用 第一学習社

※セミナー生物基礎+生物は解答付きで販売していないため、解答付きで購入する場合はアマゾン等からの購入となります。

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生物 記述・論述問題の完全対策

生物の知識問題の記述・論述問題に特化した参考書です。

基礎知識がある受験生は、この参考書で論述の対策をすると良いでしょう。

解答例だけではなく、解答に至るプロセスの詳細、採点基準、誤りやすいポイントもまとめられています。

この参考書は知識問題についての記述・論述対策用になります。

実験考察問題の論述対策赤本を利用して個別指導などで対策を取ると良いでしょう。

生物 記述・論述問題の完全対策の特徴

参考書 出版社 価格 レベル 公式サイト
生物 記述・論述問題の完全対策 駿台文庫 1,200円 中・上級 駿台文庫

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独学で東大生物を対策することは可能か?

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東京大学の生物の対策には、ただ時間をかけるだけではなく質の高い学習をしなければなりません。

生物分野全体への広範な理解力、考察力、そして高い表現力は短期間では身に付けることができません。

受験教科の多い東大受験生にとって、東大生物の対策を独学でやるのはかなり厳しいでしょう。

記述、論述の対策はプロの指導者に添削をしてもらうのが効率的

過去問を見ると分かりますが、東大生物は幅広い範囲からの出題となり、見慣れない問題も数多く出題されます。

そうした問題に出会った場合にも今までの知識を組み合わせたり、仮説を立ててみたり、といった応用力が必要になります。

論述問題の多い東大生物の対策にはマンツーマンで添削・指導してもらいながら学習するのが効率的です。

独学では受験全体のスケジュール管理も必要

東大合格を目指すためには二次試験対策だけではなく、共通テストの対策もしっかりと立てなくてはなりません。

限られた時間の中で多くの科目の学習をするには、綿密なスケジュール管理が欠かせません。

個別指導や塾に通うことで受験全体のスケジュールも立ててもらうことができます。

そのことで今自分がやるべき学習に集中できるようになり、焦りや迷いも少なくなります。

✔ 東大生物の論述対策には時間がかかる

✔ 効率良く得点を上げる解答力を身に付けるためには個別指導がおすすめ

✔ 個別指導なら弱点対策・論文対策だけではなく、スケジュール管理も任せられる

東大地学の対策に強い個別指導塾は?

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東大の生物の実験考察問題では、与えられた資料から実験の意図や目的を正確に読み解く力が必要とされます。

その上で適切な表現、正確な生物用語を用いて論述をしていかなければなりません。

東大生物合格点に到達させるためには個別指導での学習が効率的です。

ここでは東大生物の学習におすすめな2つの個別指導をご紹介します。

ITTO個別指導学院

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顧客(受講生)満足度が高いことで有名な個別指導塾です。

自分の目標に合わせた学習をオーダーメイドカリキュラムで進めることができます。

授業時間は「50分」「80分」「100分」の中から選択します。

ITTO個別指導学院の基本情報

教室数 全国1,137教室
個別指導形態 1:3~1:1
東大受験生用の講師の有無 SS(すべシャルセレクト)講師 指名可能※
1教科から受講可能か?
自習室の有無 〇(通塾日以外の利用も可)

※別途指名料がかかります

ITTO個別指導学院の特徴

学習目標に合わせた指導を受けることができるのでムダがありません。

ITTOでは「講師指名制度※」で担当講師を指名することができます。

また、ITTOにはSS(スペシャルセレクト)講師という、ハイレベル学習者用の選ばれた講師が在籍しています。

教室によりますので問い合わせが必要ですが、東大生物の対策を効率良くするにはSS講師を指名(※)して学習をすると良いでしょう。

※講師指名制度には別途指名料がかかります

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校舎一覧 北海道 旭川校宮の沢校札幌東校西高前校
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個別教室のトライ

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1987年の創業以来120万人以上の受講生を指導してきた「トライ」がそのメソッドを活かし「トライ式学習法」を生み出しました。

個別教室のトライでは、教室でトライ式学習法に沿った指導を受けることができます。

個別教室のトライの基本情報

教室数 全国607教室(全て直営教室)
個別指導形態 1:1(完全マンツーマン)
東大受験生用の講師の有無 東大専門のプロ講師在籍・専任講師制
1教科から受講可能か?
自習室の有無 〇(通塾日以外の利用も可)
その他 TryIT(無料映像授業)をスマホ・タブレットで視聴可能

個別教室のトライの特徴

個別教室のトライは「完全マンツーマン」「専任講師制」です。

トライにはプロ講師も在籍していますので、東大生物難関大専門のプロ講師と共に対策を立てていきましょう。

オリジナル学習プランで指導にムダが無く、最短ルートで東大生物の対策を行うことができます。

他塾との併用もできますので、得意科目は集団塾、添削の必要が必要な東大生物はトライの個別指導を受けるのも効率良く学習ができる方法になるでしょう。

講師に添削をしてもらうことで「採点者がどこを見るのか」「どんな用語を使うべきか」といった得点を上げるための戦略が分かるようになります。

記述力を上げるために生物の知識を確実なものにしつつ、繰り返し添削指導を受けながら推敲力を高めていきましょう。

✔ITTO個別学院-SS講師を指名して東大合格に向けての論述対策を

✔個別教室のトライープロ講師の下、効率的に記述・論述対策を

✔ 個別指導は1教科から受講可能。集団塾との併用もアリ

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まとめ

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東大の生物は文章の量や情報量が非常に多く、解答も記述をさせる問題が数多くあります。

そのため、試験問題を初めて見る受験生は驚くかもしれません。

「理科全体」として捉えても、時間内に全ての問題を解き切るのは難しいかもしれません。

そのため、東大の理科は「取れる問題を確実に取る」必要があります。

実験考察問題は様々なパターンで出題されます。

初見で理解できなくても焦ることなく、小問の基礎問題からどんどん解答欄を埋めていきましょう。

基本的な生物の用語や概念を確実に理解し、個別指導の添削指導で論述対策を行うと効率的に対策ができます。

他の教科の対策にも時間が取られますので、計画的に学習を進めて東京大学の合格を勝ち取ってくださいね。

【初心者でもわかる】この記事のまとめ

「東大生物」に関してよくある質問を集めました。

東大生物の入試問題の特徴と傾向とは?

東大生物の入試問題の特徴と傾向は大問は分野ごとではなく融合している場合が多いそうです。詳しくは記事で解説しています。

東大生物の対策必須分野は?

東大生物の対策必須分野は遺伝です。他にも対策を立てるべき分野をお伝えしています。

東大生物におすすめの参考書は?

おすすめの参考書は生物の知識問題の記述・論述問題に特化した参考書を2冊ご紹介しています。

東大生物の対策に強い個別指導塾は?

東大生物の対策に強い個別指導塾としてITTO個別指導学院と個別教室のトライをそれぞれの特徴とともに紹介します。