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更新日 2024.2.2

【大阪府】四天王寺中学校の特徴、学費、偏差値は?進学実績なども紹介

中間一貫校とは、中学校・高等学校の6年間を一度に指導する学校のことで、難関大学受験への合格実績が豊富な学校が多いです。

中学校、高等学校の6年間を指導することができるため、時間をかけて学校の教育理念に合った生徒を育成することができます。

また、中学では高校の内容を先取り学習することができるため学習進度が早いことが多いです。

今回は、そんな中高一貫校である四天王寺中学校・高等学校について学費や進学実績を含めてご紹介していきます。

四天王寺中学校・高等学校とは

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ここでは、四天王寺中学校・高等学校の基本情報についてご紹介します。

四天王寺中学校・高等学校の基本情報
創立年 1922年
住所 〒543-0051 大阪府 大阪市天王寺区四天王寺1-11-73
アクセス ・JR天王寺駅から北へ徒歩10分
地下鉄谷町線四天王寺前夕陽ヶ丘駅4番出口から南へ徒歩5分
生徒数 中学校 1,012名 高等学校 1,327名(2022年度現在)

四天王寺中学校・高等学校の特徴

学校の沿革

四天王寺中学校・高等学校は吉田大僧正を初代校主のもと、聖徳太子1300年御忌記念事業に際して建てられた学校です。

聖徳太子によって建立された日本最古の寺、四天王寺の境内に建てられており、常に聖徳太子の教えのそばで学校生活を送ることができます。

聖徳太子の和の精神を基礎とした信念ある女性を育成するために建てられたのが四天王寺中学校・高等学校です。

教育方針

四天王寺中学校・高等学校では、「知性」「和の心」「感性」を豊かにする教育をしています。

知性では、将来世界で活躍できる学力を養うことを目的としており、学力のみならずプレゼンテーション能力など人前で話せる力も育てます。

和の心では、冷静で柔軟な思考力、失敗に挫けない精神力を養うことを目的としており、ひとりの人間として自立した女性を育成しています。

感性では、生徒一人ひとりの個性を大切にし、お互いを称えあう教育を目指しています。

生徒たち自身が切磋琢磨して個性を磨いていくことを目的としています。

✔四天王寺の境内に校舎がある

✔「知性」「和の心」「感性」を豊かにする教育

【2023年】四天王寺中学校・高等学校の偏差値・入試情報

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【2023年度】四天王寺中学校・高等学校の偏差値

【2023年】四天王寺中学校の偏差値

ここでは四天王寺中学校の偏差値についてご紹介します。

偏差値 55~67
大阪府内順位 1位/235校中
全国順位 21位/2,175校中

四天王寺中学校は、大阪府・全国共にかなり上位の学校であることがわかります。

特に大阪ではトップの偏差値を誇り、中学校から大学受験を見据えた教育をしている成果が数字として表れています。

【2023年】四天王寺高等学校の偏差値

ここでは四天王寺高等学校の偏差値についてご紹介します。

偏差値 50~74
大阪府内順位 4位/546校中
全国順位 36位/9,802校中

四天王寺高等学校は、中学校よりも大きく偏差値を伸ばしており、大阪府・全国的に見ても上位を維持しています。

高校から編入してきた生徒を含め、とてもレベルの高い学校といえるでしょう。

【2023年度】四天王寺中学校・高等学校の入試情報

ここでは、四天王寺中学校・高等学校の入試情報についてご紹介します。

【2023年度】四天王寺中学校の入試情報

コース 英数Sコース 英数コース 医志コース 文化・スポーツコース
募集人数 約40名 約170名 約40名 約20名
出願受付期間 11月12日(土)9:00~1月11日(水)21:00
試験日程 1月14日(土)
受験科目 国語・数学・英語・理科 国語・作文・面接
合格発表日 1月16日(月)12:00~1月20日(金)15:00

四天王寺中学校の入試は、基本的には主要4教科です。

医志コースは、理系分野のため社会が外れてその他の3教科になります。

文化・スポーツコースは、国語と作文、面接が試験内容となっており、最低限の学力を問われるようです。

面接では、受験者の保護者同伴により行うため、ゆっくり慎重に自分のことを話すことができれば受かる可能性が高くなります。

【2023年度】四天王寺高等学校の入試情報

コース 文理選抜コース 文理コース 文化・スポーツコース
募集人数 約35名 約90名 約30名
出願受付期間 1月20日(金)~2月2日(木)21:00
試験日程 2月10日(金)
受験科目 国語・数学・英語・理科・社会 国語・数学・英語・実技テスト
合格発表日 2月12日(日)9:00~3月22日(水)10:00

2023年度の四天王寺高等学校の入試情報は上の表のとおりです。

文理選抜コースの受験者は、同コースの合格点に達していなくても文理コースの合格点に達していた場合は文理コースへの変更が認められます。

文化・スポーツコースは専願となっています。

✔中学・高校ともに全国トップレベルの偏差値

✔中学受験は国語・数学・英語・理科の4教科

✔高校受験は国語・数学・英語・理科・社会の5教科

四天王寺中学校・高等学校の入試問題傾向

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四天王寺中学校の入試問題傾向

算数

非常に難易度が高く、問題全体を通して高い思考力が求められます。

出題形式の特徴としては、例年、全問題の約4割が文章題と、他の中学校よりも読解力が求められる傾向にあります。

文章の中から解答を導き出すのに必要な数字を抜き出す力は演習の繰り返しによって徐々に身についてくるので、日頃から文章題を解いておくことをおすすめします。

頻出の単元は、図形問題の場合は「平面図形の面積」、文章題の場合は「旅計算」「場合の数」です。

国語

問題の難易度はそれほど高くはありませんが、分量の多さに大きな特徴があります。

評論・小説・随筆の3題で合計約10,000文字の文章を、試験時間60分の中で読まなくてはならないため、高い水準の速読力と読解力が必要になります。

数学の文章題と同様、速読力や読解力は読んだ文章の量にある程度比例してくるので、入試までにとにかく多くの文章を読み込むことが大切です。

理科

化学・物理・生物・地学の各分野がバランスよく問題に含まれており、出題される単元も毎年異なるので、対策が非常に難しいのが特徴です。

更に問題の難易度も高いので、広くかつ深く対策する必要があります。

社会

社会は知識の量がそのまま点数に直結するような内容になっているので、教科書に出てくる基本的な事柄や人物名は確実に暗記をしておきましょう。

また、毎年時事問題が出題されているので、ニュース番組や新聞等を使った情報収集は必須となっています。

四天王高等学校の入試問題傾向

国語

論説文・小説・古文の読解問題が各1問ずつ、合計3題の出題形式になっています。

現代文はどちらも分量が多いので、読解問題に多く取り組み、受験当日は早く正確に読めるようになっていることが理想です。

古文は基礎的な内容が中心なので、教科書や単語帳を使って基礎的な知識を頭に入れておきましょう。

数学

様々な単元の標準的な問題からやや発展的な問題まで幅広く出題されますが、全体の難易度はそこまで高くないので、1問1問丁寧に解くよう心がけましょう。

頻出の問題は、関数と平面図形の融合問題や、三角比・相似比を使った図形問題です。

これらの問題は多くの高校で入試問題として出題されているので、四天王寺高校の過去問はもちろん、他の高校の過去問にも取り組み、できるだけ多くのパターンに触れておくとよいでしょう。

英語

長文読解・文法・会話文の穴埋め・英作文など様々な形式の問題を通して、幅広い知識が問われます。

中でも長文は分量が多く難易度も高いため、日頃から多くの英文に触れることはもちろん、制限時間を設けて演習に取り組むのも有効な対策となります。

受験当日は、長文以外の問題を素早く解き、長文読解になるべく時間を多く使うことがポイントです。

理科

化学・物理・生物・地学の4分野から幅広く出題されます。

知識問題よりも、知識の応用力を問うような問題が多く出題されているので、暗記は早めに済ませて、応用的な問題に取り組むよう心がけましょう。

社会

地理・歴史・公民の3分野と時事問題という問題形式になっています。

問題の難易度が高く、問題数も非常に多くなっているのが特徴です。

教科書の内容を頭に入れる事はもちろんですが、特に歴史では写真や資料から情報を読み取る問題が頻出なので、過去問を繰り返し解いてこのような問題形式に慣れておきましょう。

✔どの教科も難易度は高め

✔読解力を求められる問題が多い

四天王寺中学校・高等学校の合格におすすめの塾・家庭教師

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関西個別指導学院

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関西個別指導学院の基本情報
対象学年 小学生・中学生・高校生・高卒生
授業形態 個別指導(1対1・1対2)
対象地域 大阪府・兵庫県・京都府

志望校合格から逆算した学習プラン

関西個別指導学院では、受験対策を行うにあたって、まずは現状の生徒の学力を分析し、志望校合格に必要な学力が身に着くようなオーダーメイドの学習プランを作成してくれます。

生徒の苦手科目や志望校で頻出の単元に絞った授業が受けられるので、効率のいい受験対策が実現できます。

一度作成したカリキュラムは、生徒の成長に合わせてその都度見直しが行われるので、いつでも生徒に合った授業を提供できる体制が整っています。

集団塾との併塾も可能

この記事をお読みの方の中には、受験に向けてもうすでに塾に通ってはいるけど、成績が伸び悩んでいる方もいるのではないでしょうか?

関西個別指導学院は、週1回1科目からでも受講可能なので、例えば伸び悩んでいる教科は関西個別指導学院のマンツーマン指導で克服して、それ以外の教科はすでに通っている塾の授業を受けるといった受講スタイルも可能です。

万が一授業日程が合わなかった場合も無料振替制度があるので安心です。

塾に通っているけど苦手科目が中々克服できなくてお悩みの方は是非関西個別指導学院への入塾をご検討ください。

関西個別指導学院の料金

関西個別指導学院の料金の料金体系は設備費+授業料のみで、入会金・年会費・その他の追加費用は一切不要となっています。

授業料は生徒のカリキュラムによって変わってくるので、詳細は以下よりお問い合わせください。

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✔学研の家庭教師には一緒に頑張ってくれる講師がいる

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四天王寺中学校・高等学校のカリキュラム

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四天王寺中学校のコース

英数Sコース

英数Sコースは、最難関国公立大学文系・理系、海外大学を目指すコースです。

高い学力と豊かな人間性、主体性を中学生の内から育成していくことを目標としているためレベルが高いです。

英語では、イギリス語学研修をはじめとする国内外の多彩な体験型学習プログラムを用意してくれているため自分の目標や可能性を信じて自由に勉強や語学研修に励むことができます。

英数コース

英数コースは、最難関国公立大学文系・理系への進学を目指すコースです。

学習の土台をしっかりと築くことを目的としており、高校へつなげる指導をしています。

また、個々の学力や理解度に合わせた指導をしてくれるため、自分ひとりで努力しなければならない環境を無くし、学校全体でバックアップしてくれます。

医志コース

医志コースは、国内外の最難関医歯薬系大学・学部を目指すコースです。

中学入学時から医学部系を目指している人におすすめです。

医療者を志す上での重要な基盤の育成を主な目的としており、特に医療系で重要な英語の学習に力を入れています。

最終的には、医療者となるための志・知識・学力・教養の確立を目指し、日々勉強に励むことができます。

文化・スポーツコース

文化・スポーツコースは、小学校で芽吹いた文化・スポーツ各分野で才能のある児童を中学で更に育て、高校の「スポーツ・芸術コース」につなげるための指導を行っています。

生徒の才能や努力をさらにレベルアップするために、学校全体がサポートしてくれます。

文化・スポーツコースは、内容も教育課程の時間数も他のコースとは異なるため、中学在学時及び高校進学時などのコース変更はできません。

四天王寺高等学校のコース

理数コース

理数コースは、理系の最難関国公立大学や医・歯・薬学部を目指すコースです。

高校1年生から理系を中心としたカリキュラムのもと、各志望大学に合わせて指導していきます。

もし、理系から文系に転向したい場合は、高2進級時に英数コースの文系にコース変更が可能となっています。

英数コース

英数コースは、希望する文系の最難関大学や理系の難関国公立・私立大学に進学できるよう、徹底した学習をしているコースです。

高2進級時に文系・理系のクラスに分け、それぞれの志望校に合わせた学習をしていきます。

もし、文系から理系に転向したい場合は、高2進級時に理系コースに変更することが可能となっています。

スポーツ・芸術コース

スポーツ・芸術コースは、勉強はもちろんですが、スポーツや芸術など専門分野を中心に活動したい生徒におすすめのコースです。

世界や日本で活躍できるアスリートやアーティストとしての道を極めようとする生徒が在籍しており、生徒たちの資質を最大限に発揮できるようにサポートしてくれます。

スポーツ・芸術コースは、内容も教育課程の時間数も他のコースとは異なるため、進級時にコースを変更することはできません。

✓豊富なコースがあり海外大学進学もある

✓学力だけでないスキルが見に付く

✓個性を大切にしている

四天王寺中学校・高等学校の学費

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学費・各種費用

ここでは、四天王寺中学校・高等学校の学費についてご紹介します。

入学金 200,000円
教育振興協力金 100,000円(1口以上、但し任意)
授業料 565,200円(年額)
その他費用 49,200円(年額)

四天王寺中学校・高等学校の学費に関しては、全国の費用相場と比べて大きな差はなく、相場程度の学費です。

教育振興協力金を入学時のみ募集していますが、任意のため必ず払わなければならないということはありません。

授業料に関しても、全国の費用相場程度の料金のため特段学費が高いということはなさそうです。

詳しくは公式HPにてお問い合わせもしくはご確認ください。

【2023年】四天王寺中学校・高等学校の進学実績

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2022年度の主な大学合格状況

国公立大学

ここでは国公立大学への進学実績をご紹介します。

大学名 合格者数
東京大学 1名
京都大学 14名
大阪大学 26名
神戸大学 14名
北海道大学 4名
その他国公立大学 72名

四天王寺中学校・高等学校は、全国各地の難関国公立大学へ進学している実績を残しています。

特に日本トップクラスの学力を誇る東京大学、京都大学、大阪大学へは毎年進学者を輩出しており、レベルの高さがわかります。

四天王寺中学校・高等学校は全国の難関国公立大学の受験対策をしています。

目標や志望校がすでに決まっていたり、レベルの高い教育を受けたい方はとてもおすすめです。

私立大学

ここでは私立大学への進学実績をご紹介します。

大学名 合格者数
慶應義塾大学 6名
早稲田大学 10名
上智大学 4名
東京理科大学 16名
関西大学 58名
関西学院大学 76名
同志社大学 56名
立命館大学 78名

四天王寺中学校・高等学校は、全国の難関私立大学への進学実績を保持しています。

特に、慶応義塾大学や早稲田大学など関東の難関私立大学や、関西大学、関西学院大学など関西の難関私立大学など全国の私立大学のトップを誇る大学へ毎年進学しています。

医療系大学

ここでは医療系大学への進学実績をご紹介します。

今回は例として国公立大学の医学系学部への進学実績をご紹介します。

学部名 合格者数
医学科 40名
歯学科 5名
薬学科 13名
保健・看護系 17名
防衛医大 3名

四天王寺中学校・高等学校は、医療系を目指すコースを設立しているだけあって医学系への進学実績も豊富です。

私立大学の医学系学部への進学は合計で283名います。

全国各地の医学系学部へ進学しているため、医学に興味があったり医師の道へ進みたい人には最高の環境といえるでしょう。

✓難関国立・私立大学への進学者が多数

✓医学部進学に適している

まとめ

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四天王寺中学校・高等学校は、大阪府内では1位の偏差値を持つ非常にレベルの高い学校です。

しかし、入学することができれば自分の志望校に合格できる確率は上がり、勉強にも更に熱が入ること間違いなしです。

古くから伝統のある独自のカリキュラムや女性に合わせた教育法により、非常に充実した学校生活を送ることができるでしょう。

学費に関しても費用相場程度の料金のため、大きな心配をかかえることは少ないです。

将来的に目標が決まっている人や大学受験を前提に志望校が決まっている人には適した環境であるといえます。

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【初心者でもわかる】この記事のまとめ

「四天王寺中学校」に関してよくある質問を集めました。

四天王寺中学校とは?

四天王寺中学校は、大阪府にある聖徳太子の教えを基に教育を行う私立中学校です。自身の進路にあった豊富なコースも用意されているため、充実した学校生活を送ることができます。

四天王寺中学校の偏差値は?

四天王寺中学校の偏差値は、67を誇り大阪府1位・全国23位とかなりの難関であることがわかります。しっかりと対策を行って受験に臨みましょう。

四天王寺高等学校の進路実績は?

四天王寺高等学校の進学実績は、2023年度は東京大学、京都大学、大阪大学など多くの難関大学に合格しています。整った学習環境が用意されていると言えます。

この記事を企画・執筆した人
-StudySearch編集部-
この記事は、StudySearchを運営している株式会社デジタルトレンズのStudySearch編集部が企画・執筆した記事です。
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